【レポート】

最新フラッグシップSIMフリースマホ「HUAWEI Mate 10」シリーズ - AI対応SoC「Kirin 970」搭載、様々なAI機能を高速処理

1 FullViewディスプレイ採用で大画面とコンパクトボディを両立

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HUAWEIは10月16日(現地時間)、ドイツ・ミュンヘンで発表会を開催し、フラッグシップスマートフォン「HUAWEI Mate」シリーズ最新モデルとなる「HUAWEI Mate 10」および「HUAWEI Mate 10 Pro」を発表した。

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HUAWEIは、Mate 10シリーズの発表会をドイツ、ミュンヘンのオリンピック公園にあるオリンピックホールで開催

発表会では、HUAWEIコンシューマービジネスグループCEOのリチャード・ユー氏が登壇し、Mate 10シリーズを詳しく紹介。冒頭でリチャード氏は、「スマートフォンが登場して10年、スマートフォンは人々の生活を変えてきた」と述べつつ、より大画面で、より優れた処理能力を備え、通信速度が高速で、カメラの性能に優れ、バッテリー駆動時間の長いスマートフォンを求めるヘビーユーザーの要求に応えてきたのがMateシリーズだと自信を見せる。

そして、「"最も先進的なチップセット"である、IFAで発表したAI処理機能を備えるSoC、Kirin 970を搭載する、"最も先進的なスマートフォン"」(リチャード氏)として、Mate 10シリーズの2モデル、Mate 10とMate 10 Proを発表した。続いて、Mate 10シリーズの特徴として、デザイン、性能、写真撮影、インテリジェント機能の4つを示し、それぞれを詳しく説明した。

【左】HUAWEIコンシューマービジネスグループCEOのリチャード・ユー氏。【右】2017年9月にベルリン開催されたIFA 2017で発表した、AI演算機能を搭載するSoC「Kirin 970」

【左】最も先進的なチップセットを搭載する最も先進的なスマートフォンとして、Mate 10シリーズを発表。【右】Mate 10とMate 10 Proを手に発表するリチャード・ユー氏

FullViewディスプレイ採用で大画面とコンパクトボディを両立

まずデザインについて。Mate 10シリーズでは、極限まで額縁をそぎ落とした「FullView」ディスプレイを採用することによって、大画面とボディの小型化を両立したとのこと。

2,560×1,440ドット表示対応の5.9型液晶パネルは、赤緑青に加えて白のピクセルを備えるRGBWパネルで、輝度は最大730nitsと非常に明るい。また、HDR10準拠のHDR表示もサポートし、非常に優れた表示品質を備えるという。上下左右のベゼル幅を狭めることによって、従来モデルのMate 9と同じディスプレイサイズながら、幅は77.8mm、高さ150.5mmと、Mate 9と比べて幅が1.1mm、高さが6.4mmもコンパクトになっている点も強調した。

また、Mate 10 Proでは、2,160×1,080ドット表示対応の6型有機ELパネルを採用している。こちらはアスペクト比が18:9の縦長となる点が、Mate 10と大きく異なる特徴となっている。コントラスト比は70,000:1、NTSC比112%の発色性能も備えており、非常に優れた映像表示が可能と説明。こちらもHDR10準拠のHDR表示をサポートする。加えて、5.5型ディスプレイと同等のボディサイズとなっているため、持ちやすさにも優れるとした。

【左】Mate 10シリーズでは、額縁を極限までそぎ落とした「FullView」ディスプレイを採用。【右】Mate 10では、2,560×1,440ドット表示対応の5.9型RGBW液晶を採用

【左】RGBW液晶の採用により、最大720nitsの高輝度を実現し、省電力性も高められている。【右】狭額縁化により、同じサイズのディスプレイを搭載するMate 9よりも幅が1.1mm、高さが6.4mmコンパクトになった

【左】Mate 10 Proでは、2,160×1,080ドット表示対応、アスペクト比18:9の6型有機ELパネルを採用。70,000:1の高コントラスト比で、NTSC比112%の広色域表示をサポート。【右】6型ディスプレイながら5.5型ディスプレイ搭載スマートフォン同等のコンパクトさを実現

さらにリチャード氏は、Appleの最新スマートフォン「iPhone X」や「iPhone 8 Plus」、Samsungの最新スマートフォン「Galaxy Note8」などとの比較も展開。ディスプレイの表示面積は、iPhone Xに比べてMate 10が18%以上、Mate 10 Proが16%以上大きく、ユーザビリティに優れると語る。正面から見た画面占有率も、Mate 10、Mate 10 ProのほうがiPhone Xよりも優れていると指摘。

Mate 10、Mate 10 Proとも大画面ディスプレイに加えて、iPhone Xより48%以上大容量となる4,000mAhバッテリーを搭載しつつ、薄型コンパクトボディを維持。さらに、Mate 10では液晶下部に指紋認証センサーを搭載しながらベゼル幅がiPhone 8 Plusよりも狭められている点なども紹介しつつ、優位性をアピールした。

【右】Mate 10シリーズのディスプレイはHDR10準拠のHDR表示をサポート。【右】iPhone Xと比較し、ディスプレイの表示面積が広く利便性が高いとアピール

【左】前面に占めるディスプレイ占有率もiPhone Xを上回っている。【右】大型ディスプレイを搭載しつつ、コンパクトさも両立しているとアピール

生体認証機能については、iPhone Xではスリープ復帰までに本体を顔の前に持ち上げて本体を見て画面をスワイプするという3段階のステップを経る必要があるのに対し、Mate 10では指紋認証センサーをタッチするだけでアンロック。アンロックにかかる時間はわずか0.33秒と、利便性に優れる点も訴える。

【左】搭載バッテリー容量は4,000mAhと、iPhone Xよりも48%以上多い。【右】大容量バッテリーを搭載しつつ、Galaxy Note 8よりも薄い

【左】指紋認証センサーを搭載しているが、ベゼル幅はiPhone 8 Plusよりも圧倒的に狭いとアピール。【右】指紋認証センサーをタッチするだけで瞬時にスリープ復帰するため、iPhone Xよりも利便性に優れると指摘

【左】Mate 10 Proの指紋認証センサーはカメラの下にあるため、間違ってレンズを触ることもない。【右】本体デザインは上下左右ともに対称となるデザインを採用

本体デザインは、上下左右対称のシンメトリックデザイン。Mate 10 Proは、背面のカメラ部分にラインが施されているが、これはスポーツカーをイメージしたものだという。そして、ボディ側面には金属素材、背面にはガラスを採用するとともに、ガラスは上下左右ともに曲面となっている3Dカーブデザインを採用して、手にフィットし持ちやすさを追求しているとした。

この背面ガラスは、強化ガラスのゴリラガラスを加えた全5層のマルチレイヤー構造となっており、美しい質感を実現しているという。ボディカラーは、Mate 10はブラック、モカブラウン、シャンパンゴールド、ピンクゴールドの4色、Mate 10 Proはチタニウムグレー、ミッドナイトブルー、モカブラウン、ピンクゴールドの4色を用意。

そして、Mate 10 Proにはポルシェデザインとのコラボレーションによる「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 10」も用意される。こちらは、セラミックのような質感をマルチレイヤーガラスで再現しており、非常に重厚な印象となっている。

【左】背面のカメラ部には、ストライプの模様が入れられている。【右】本体側面はメタル素材、背面には曲面ガラスを採用

【左】背面は上下左右が曲面となった3Dカーブドデザイン。【右】強化ガラスのGorilla Glassに加えて全部で5層のマルチレイヤー構造で美しい質感を実現

【左】Mate 10 ProはIP67準拠の防水防塵機能をサポート。【右】Mate 10はIP53準拠の防滴防塵機能をサポートする

【左】Mate 10はブラック、モカブラウン、シャンパンゴールド、ピンクゴールドの4色。【右】Mate 10 Proはチタニウムグレー、ミッドナイトブルー、モカブラウン、ピンクゴールドの4色

【左】Mate 10 Proのみポルシェデザインとのコラボレーションモデル「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 10」を用意。【右】背面はセラミックの質感を再現している

付属品も充実の仕様でワンランク上のエクスペリエンスを提供

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インデックス

目次
(1) FullViewディスプレイ採用で大画面とコンパクトボディを両立
(2) 最強の処理能力と最速の通信速度、長時間駆動を実現
(3) デュアルカメラは双方ともf1.6のLEICA SUMMILUX-Hレンズ
(4) パソコンライクに使える「PC mode」
(5) 日本で発売されるのはどれ?
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