さてここで、iPhone XのTrue Depthカメラを用いたポートレートモードの使用感を振り返ってみよう。

背面のiSightカメラでは、2つのカメラを使って被写体と背景を分離していたが、True Depthカメラでは赤外線を使って被写体を検出する方式に変わった。Face IDで高速に顔面認証を行えるだけのスピードも備わっている。

そのためか、被写体の検出や境界がより正確に描き出されている、という印象を受けた。デモのビデオを見ても、プレビューの段階から、輪郭が非常にシャープに描き出されていることが分かる。

画素数は背面のカメラがオートフォーカス付きの1,200万画素、Ture Depthカメラが700万画素で、背面の方がより高い品質の写真が得られることになる。しかしポートレートモードに関しては、赤外線を用いるTrue Depthカメラの方が、より高い品質での処理を実現できそうだ。