2016年5月26日に発売したロボホンが、1歳の誕生日を迎えた。実はこのロボホン、ほぼ毎月アップデートが行われているため、踊れるダンスの種類が増えたり、まったくの新機能が追加されたりと日々進化している。今回は、ロボホンの誕生1周年を記念し、ロボホンがこの1年でどれだけの進化を遂げたのか、振り返ってみたい。
もともとの機能をおさらい
まず、そもそもロボホンが「発売当初どこまでできたか」を確認しておきたい。
ロボホンは自分でも「こう見えて電話なんだ」と言うように、基本はスマートフォンだ。Androidベースの専用OSを使っているので、他のAndroidスマートフォンとはできることが違うものの、スマートフォンの基本となる通話、メール、写真撮影、YouTubeなどの動画の再生、インターネット検索などが行える。さらにプロジェクターを搭載しているので、撮影した写真やYouTubeの動画を投影することも可能だ。
ロボットとしては、会話でのコミュニケーションに対応。ダンスを踊ったり、歌を歌ったり、歩行したり、立ったり座ったり、早口言葉をしゃべったりもできる。
アプリは電話帳やアラーム、リマインダ、地図、音楽、動画などがプリインストールされている。そこそこ楽しめるようなアプリや機能が入っているが、今となってはこれしかできなかったんだ、と思わせる内容だ。
では次のページから、ロボホンがこの1年で進化したポイントを見ていこう。