ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。
■5位:黒木メイサ、4歳長女の転園先は、超難関アメリカンスクール
『女性自身』が黒木メイサ(28)、赤西仁(32)夫妻の子育てを報じた。黒木は先月26日に第2子の妊娠を発表したばかりだが、それ以前に長女の転園を極秘決断していたという。
12月初旬の早朝、赤西は車で長女(4)を某アメリカンスクールへ送り届けた。1年前はインターナショナルスクールに通っていたが、転園先は「日常会話もすべて英語で日本語厳禁」「大半が大使館関係者や外国人ビジネスマンの子ども」という都内最古のアメリカンスクール。「より高度な英語の英才教育をしたい」ということだろう。
夫妻は何度も離婚危機が報じられてきたが、長女誕生後、赤西は一転して教育熱心な父親に。それも「将来の海外移住を目指したものではないか」とみられている。その第一歩が「長女の英語スキルアップ」ということなのか。
それにしても、「授業料が年間300万円」「人工芝グラウンドや400人超収容の劇場がある」「小学生でも単位を落とせば進級できない」など、入園できただけでも凄いレベル。親同士のつき合いも含め、ハードルが高い場所に挑む姿勢は、いかにもスターらしい。
■4位:くりぃむ・有田哲平が結婚発表! 高橋ひとみ似の女性と"合コン婚"
5日放送の『しゃべくり007』で、くりぃむしちゅーの有田哲平(45)が11月29日に結婚したことを発表。相手は『FRIDAY』が4月に熱愛を報じた一般女性で「戸田恵梨香似」と書かれていたが、有田によると「高橋ひとみ似」で、出会いから2年間の交際を経てのゴールインという。
プロポーズの言葉を聞かれた有田は、「この番組でも話してきましたが、(ちゃんとしたプロポーズを)しなくてもいい方が良かったので、何気なく『そろそろ発表しようと思うんだけど婚姻届持ってきてくれない?』と。(相手は)"はい"って」と明かした。
ただ、これまで有田は深田恭子(34)、安田美沙子(34)、ローラ(26)などとの浮き名を流してきたモテ男。最後に結婚相手として選んだのが一回り以上年下の一般人だったのは、「アラフィフに突入し、安定した生活を望んでいるから」なのか……。
4月の交際報道時は、3億円超の豪邸やポルシェなどリッチな様子が明かされていたが、今回の「出会いは"友達の紹介"とか"よく行く店が一緒で"とか言いたいけど、正直言うと合コンです」というぶっちゃけコメントは好感度が高い。
■3位:SMAP、「5人で最後の熱唱」で中居が嗚咽。紅白出場の目はあるか?
『女性セブン』が12月1日にフジテレビ・湾岸スタジオで行われた『SMAP×SMAP』の収録をリポート。26日に放送される最終回のものであり、「今後、歌の収録予定はない」ため、5人で歌う最後の機会となる。
ラストソングとして選ばれたのは、『世界に一つだけの花』。独立・解散報道に揺れた今年、ファンが購買運動を起こしていまだに売れ続けているだけに、5人の思いもひとしおだろう。歌い終えてスタッフの「オッケーです」という声が飛んだ瞬間、中居正広(44)が帽子で顔を押さえるようにして後ろを向き、肩を震わせて嗚咽をもらす。木村拓哉(44)も顔を伏せたまま、約30秒間にわたって動かなかったという。
そう言えば、中居は森且行(42)の脱退時や、5人で初めて旅行したときにも号泣していた。メンバーの中でも特に"SMAP愛"が強いだけに、「これで終わりにしたくない」という思いが頭をよぎったのだろうか。『紅白歌合戦』はベテラン勢の出演を見送り、出場枠を大幅に減らしてまでSMAPの出場時間を確保していると噂されているが、現時点でその可能性は低い。
■2位:朝の顔、『グッド!モーニング』のアナウンサー同士がまさかの不倫
12月に入っても『週刊文春』のゲス不倫スクープはとどまるところを知らない。ここまで数々のタレントをスクープしてきたが、今回はアナウンサー同士の不倫だった。一見、小粒な気もするが、当事者2人が朝の報道・情報番組『グッド! モーニング』に生出演中の"顔が見える職場不倫"である上に、女性が「まだ入社2年目で、局の期待が大きいホープ」だけに衝撃は大きい。
その2人は田中萌アナ(25)と加藤泰平アナ(33)で、年の差8歳の先輩後輩という間柄。加藤アナは3年前に一般女性と結婚しているため、不倫として大きなニュースになってしまった。
田中アナは入社1年目から看板番組に抜擢されるなど、テレビ朝日にとって期待の星。清楚で愛くるしいルックスから男性ファンも多く、「よりによって何で不倫?」という声が上がっている。
ただ2人の関係は局内で噂になっていたようで、そこはさすが『週刊文春』。11月25日に行われた番組の打ち上げ後に、加藤アナが田中アナの自宅マンションを訪れ、翌朝に帰る姿を撮られてしまった。
当然と言うべきか、2人からのコメントはなし。テレビ朝日広報部は「プライベートなことですので、コメントは控えさせていただきます」と回答したが、その後、「報道・情報番組ということもあり、出演を当面見合わせることにしました」としている。
不倫に厳しい風潮が強くなる中、アナウンサーという職業を続けるのは至難の業。ナレーションでの出演ですら嫌悪感を示す人もいるだろう。2人とも会社員だけに部署異動という道もあるが、若い田中アナは「退社してタレントになる」という大バクチもアリか。
■1位:成宮寛貴が芸能界引退!「罠に落ちた」「消えてなくなりたい」
先週末、日本中を驚かせた成宮寛貴(34)の薬物疑惑報道。今週も『FRIDAY』が第2弾となるスクープを報じた。先週は成宮の友人がコカインなどの薬物使用を告発。白い粉の入った袋に手を伸ばす写真も掲載されたが、成宮と所属事務所は全否定していた。それを受けての第2弾は、コカインを要求する肉声データ。友人との会話で、コカイン売買の際に隠語として使う"チャーリー"というフレーズのほか、「2個(ほしい)。1万4000円?」という生々しい価格帯まで残っているという。
記事には、編集部から取材を申し込まれた所属事務所が「何も答えない」と言いつつも、「どんな記事を作るのか知りたい」と探りを入れるなど要領を得ない対応が書かれていた。尿検査では陰性だったようだが、本人が会見を開かない限り、全面的に信じてもらえないのでは……。
そう感じた直後、所属事務所から成宮の芸能界引退が発表された。成宮の直筆コメントは、「全ての原因を作ったのは自分自身だと承知しております。心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました」「この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続ける事に言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです」「今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません。今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」「今後芸能界の表舞台に立つ仕事を続けていき関係者や身内にこれ以上の迷惑を掛ける訳にはいかない。少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません」「元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました」「応援してくださったファンの皆様、こんな形で去っていく自分を許してください。本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました」。
「裏切り」「罠」「絶対知られたくない」「不安と恐怖と絶望感」などのフレーズを見る限り、成宮が極限まで追い詰められていることは明白だ。この全文から疑惑の真相は分からないが、成宮の状態が心配でならない。
□おまけの1本「元日本代表・柿谷曜一朗が、グラドル丸高愛実と結婚」
8日、元サッカー日本代表で、2014年のブラジルワールドカップにも出場したセレッソ大阪の柿谷曜一朗(26)が、グラビアアイドル兼女優の丸高愛実(26)との結婚を発表。2人は共通の知人を通じて知り合い、交際期間は2年半で、柿谷が昨年末にスイスのチームを退団してセレッソ大阪に復帰した直後から同棲しているという。まったくバレなかったのか、それとも報道を見送られていただけなのか……。
挙式は未定だが、今月中にもモルディブへの新婚旅行を予定。柿谷はシーズンオフに入ったばかりであり、「やっと2人でのんびり過ごせる」というところか。美男美女のカップルに違いないが、ともに仕事でのブレイクスルーが求められている立場。丸高は"アスリートの妻タレ"としてサポートに徹するのも、出産で"ママタレ"への道を狙うのもアリ。柿谷が日本代表に復帰して2018年のロシアワールドカップに出場したら、丸高も売れているだろう。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。