iOSに標準装備のWEBブラウザ「Safari」は、アクセス情報を記録している。いつ・どのWEBサイトにアクセスしたか(履歴)だけでなく、どのWEBサイトに何回アクセスしたかを記録しているため、閲覧頻度の高いWEBサイトがすぐわかる。Safariの新規タブに表示される「よく閲覧するサイト」は、そのうち上位12を表示するものだ。

この「よく閲覧するサイト」、ひんぱんにアクセスするサイトであるだけに便利な存在だが、いっぽうでは悩ましい存在でもある。単純に、最近アクセス回数が多いWEBサイトを上から順に表示しているため、他人には見られたくないものまで含まれてしまうのだ。Safariには履歴が残らない「プライベートモード」があるとはいえ、突然友人に頼まれてiPhoneを触らせるときなど、ついプライベートモードに切り替えるのを忘れて……という事態は大いにありうる。

肝心なWEBサイトがなかなか表示されない、という問題が発生することもある。前述したとおり、「よく閲覧するサイト」には閲覧回数が多い12のWEBサイトしか表示されないため、13位以下は除外されてしまう。

そんな表示されては具合が悪いWEBサイト/閲覧回数は多いが表示するほどでもないWEBサイトは、「よく閲覧するサイト」から削除してしまおう。対象となるWEBサイトのアイコンを削除すればいいのだが、押し具合が微妙なため少々わかりくいため、この記事を参考にしてほしい。

なお、『設定』→「Safari」の画面で「よく閲覧するサイト」スイッチをオフ(緑→白)にすれば、「よく閲覧するサイト」の表示そのものを無効化できる。表示されるとかえって都合が悪いという場合には、こちらの設定を変更しよう。

操作手順をカンタン解説

1 「よく閲覧するサイト」画面で対象のアイコンを長押しし、一瞬フラッシュした時点で指を離す

2 現れた「削除」をタップすれば、そのWEBサイトのアイコンは「よく閲覧するサイト」に表示されなくなる

3 そもそも「よく閲覧するサイト」が必要ないのであれば、すべてを非表示にしてしまうことも可能だ