リマインダーはSiriに頼むほうが便利、ってどういうこと? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『リマインダーはSiriに頼むほうが便利、ってどういうこと?』という質問に答えます。

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確かに、リマインダーはSiriに頼んで作成したほうが便利に使えることがあります。すべてのアプリではありませんが、Siriに「この○○をリマインド」と命令する方法でリマインダーを作成すると、アプリと連携動作するリマインドを登録できるからです。

たとえば、あるメールを後で読み返したいときには、そのメールを開いた状態でSiriに「このメールを覚えて」や「このメールをリマインド」と命令します。すると、そのメールの件名をタイトルとしてリマインドが作成され、その行端にはメールアプリのアイコンが追加されます。アイコンをタップすれば、直接そのメールを表示できるのです。

『メモ」でも同様の使い方が可能です。リマインドしたいメモを開いた状態でSiriを起動し、「このページをリマインダーに登録」などと命令すれば、そのメモへのリンクが付いたリマインドを作成できます、『連絡先』や『マップ』、『メッセージ』でも同じ要領で作業できます。これらのアプリの共有メニューには、『リマインダー』が連携対象のアプリとして表示されませんが、Siriに頼めばすんなり登録できます。

『リマインダー』を直接操作する場合、ここまで事はスムーズに運びません。そもそも個別のメールやメッセージ、連絡先やメモを開く仕掛け付きのリマインドを作成する機能はなく、Siriに頼まないかぎり作成することは困難です。

ただし、Safariの場合は共有メニューから『リマインダー』アプリを選択するほうが、指定日時による通知や優先順位などいろいろなオプションを指定できます。アプリや用途に応じて使い分けると、より便利に使えるのではないでしょうか。