セブン-イレブン・ジャパンは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボレートした「エヴァンゲリオンスマートフォン」を限定30,000台で販売する。予約受付は11月2日から開始し、出荷は12月下旬以降になる見込み。価格は税込84,240円。本稿では、写真で端末のポイントをチェックしていく。
エヴァンゲリオンスマートフォンは、エヴァンゲリオン20周年特別企画として開発されたもの。デザイン、機能、プリインストールするコンテンツなどにファンの声を反映させた。例えば、端末の背面にはメタリックなグラデーションの中に、「アンケートで圧倒的な票数を集めた」という初号機がホログラムで浮かび上がるデザインを採用している。
「スタジオカラー」のアニメーターが特別に描き下ろした限定デザイン12種を含む、全365枚の壁紙をプリイン。初期表示は9種で、オリジナルアプリケーション「365EVAWALL」により、毎日0時に新しい壁紙が追加される仕様。描き下ろしイラストも、毎月1枚ずつ入手できる。
そのほか、新劇場版で実際に使用されている効果音21種のほか、事前アンケートで特に票数の多かった「アスカ」「レイ」「ミサト」「ペンペン」の4キャラクターの録りおろしボイスを34種収録。全55種の音源データは、オリジナルアプリケーション「EVA SOUND」に内蔵されている。なおキャラクターボイスのうち20種は、「レイは何号機パイロット? 4桁入力せよ」など、アプリケーション内のミッションをクリアすることで使用可能となる。
予約の受付期間は11月2日から12月31日まで。先着の5,000台は12月下旬に、後の25,000台は2016年4月下旬に出荷する予定。販売は全国のセブン-イレブン店舗で行うほか、一部、「セブンネットショッピング」でも取り扱う。
端末の仕様は、サイズは約134(H)×71(W)×10.0(D)mm、質量は約146g。バッテリー容量は2,450mAh。ディスプレイは約5.0インチ(720×1,280ドットHD)TFT液晶で、メインカメラ/ サブカメラの有効画素数は、約1,310万画素/ 約210万画素。プロセッサには、1.2GHzのクアッドコアCPU(MSM8926)を搭載している。OSはAndroid 5.0を採用。
なお、MVNO各社が提供するSIMカードが利用できる、いわゆるSIMフリー端末となる。ドコモ/ソフトバンクの回線契約で利用の場合は、利用できる機能、サービスに制限があるという。
(C)カラー