Ingressの世界的イベントであるXMアノマリー。その最新シリーズである「PERSEPOLIS」が世界19都市で行われた。日本では6月20日に仙台市街で開催。Ingressにハマり、なおかつ仙台出身の筆者としては行かないわけにはいけない。故郷に錦を飾るべく(エージェント的な意味で)、出場することにした。
イベント前日に仙台へ向かったが、市内に入った時にスキャナーを見たらオレンジや赤のリングに囲まれたポータルが出現。これはイベントにおいて攻略対象になるポータルである。車窓よ、あれが仙台のターゲットポータルだ。
猛暑と熱気の中、会場にエージェントが集結!
6月20日、イベント会場である仙台・長町のサビオアリーナに行ったところ長蛇の列が。主催者側の公式発表では集まったのは約4000人だという。
仙台は前日の晩に雨が降り、早朝は肌寒かったのにゼビオアリーナ付近は快晴でまるで真夏。あまりの暑さに入場待ちの間、日光よけにシャツをかぶったほどだ。
開場への入場時にはスタッフがアイテムカードやIngressのロゴをかたどった組み飴を配布。飴はきちんと緑のエンライテンド仕様と青のレジスタンス仕様に分かれている。
そして伊藤園もPersepolisに参戦し、エンライテンドには「お~いお茶」、レジスタンスには「黄金烏龍茶」と勢力にあわせたパッケージカラーの製品を配布していた。
オープニングで最初に出てきたのは、ガチエージェントとして知られる落語家の立川こしら師匠。緑と青に色分けされた着物で登場し、「寄席で着られない着物をリアル課金で作ったよっ!」と自虐ネタを披露し観客が爆笑。
続いてナイアンティック・ラボの須賀健人氏と川島優志氏が登壇し、Ingessの産みの親、ジョン・ハンケ氏のメッセージを紹介した。ハンケ氏は「仙台は“千体”の仏像が由来と聞きます。ここのXMは強いでしょう」とコメント。