【ハウツー】

明細書にある「ユニバーサルサービス料」って? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『明細書にある「ユニバーサルサービス料」って?』という質問に答えます。

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携帯電話会社から送られてくる請求書をよく見ると、「ユニバーサル料」という項目があります。2015年1月請求分までは3円でしたが、2015年2月請求分からは2円に下がりました。わずか1円、しかも安くなったのですから深く考えなくても……いえいえ、この際理解しておきましょう。

ユニバーサルサービス料とは、2006年から実施されている「ユニバーサルサービス制度」の負担金です。ユニバーサルサービスとは、電気通信事業法に「国民生活に不可欠であり、あまねく日本全国における提供が確保されるべき」と定められている状態のことで、歴史的な経緯からNTT東日本とNTT西日本が担っています。その負担金は、高コスト地域における固定電話(加入電話)のコストの一部や、公衆電話の赤字の一部、110番や119番などの緊急通報など補てんが必要とされる事業をもとに算出されます。

ユニバーサル料は、事業者(iPhoneの場合は携帯電話会社)が負担するか、利用者に負担を求めるかが事業者の判断に委ねられており、事業者の多くは負担を利用者に転嫁しています。それを1回線(電話番号)あたりの月額に引き直した金額が、請求書に記載されているユニバーサルサービス料というわけです。

その料金は事業者の別なく均一で、携帯電話やIP電話でも同額です。それは、ユニバーサルサービスの支援機関である社団法人電気通信事業者協会が、NTT東日本・西日本に対して必要とされる補てん額をもとに半年に1回番号単価を見直しているためで、2015年2月時点では1電話番号あたり2円に設定されています。

明細書にある「ユニバーサル料」は、日本における均一な電話サービスの維持に貢献しています

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