ちょっとした機能だけれどありがたい、便利に使える機能のひとつに「時計」アプリの「タイマー」を挙げることができる。カップラーメンをつくるとき、ストレッチングするとき、子どもの勉強に付き合うとき……いつも手もとにあるiPhoneだけに、思いついたらすぐタイマーをセットできるのはうれしいことだ。
しかし、タイマーには落とし穴がある。秒単位で時間を指定することができないのだ。「時計」の「タイマー」タブで指定できるのは1分から23時間59分までの1分刻み、単位として秒は用意されていない。これでは、微妙な時間管理が求められる半熟たまごや温泉たまごを安心してつくることができない。絶妙なゆで加減を求めるのならば、タイマーにセットする時間は10分でも11分でもダメ、10分30秒でなくてはならないのだ。
そんなときは「Siri」に頼もう。「時計」の「タイマー」では秒単位の設定はできないが、Siriに「タイマーを○分○秒にセット」などと話しかければ、なんの疑問ももたずに秒単位でタイマーをセットしてくれる。50秒や30秒など、1分未満でタイマーセットすることも可能だから、機能的には手動設定を上回ると言っていいだろう。
あまり役には立たないが、ごく短い時間の測定にもこの方法が利用できる。指定できる時間の最小単位は秒となるため、10秒や5秒、極端なところでは1秒でタイマーをセットすることも可能だ。そうすると、命令した次の瞬間にはアラームが鳴り始めるので念のため。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |