iPhoneを使いこなせるようになってくれば、アプリの数も増えるもの。その対策としてiOSには「フォルダ」の概念が導入され、iOS 6では1つのフォルダに最大12のアプリを格納することが可能になった。しかしそれでも足りなかったのか、iOS 7では1つのフォルダに格納できるアプリの数は135にまで増えた。最大15というページ数もあわせれば、これでアプリを置くための場所が足りないということはなくなるはずだ。

しかし、それでも不満を訴えるユーザは多い。その理由は「フォルダのなかにフォルダを作成できない」から。最大135ものアプリを1つのフォルダにまとめることができるとしても、そのなかからアプリを選ぶのはひと苦労。フォルダのなかにフォルダを作成できれば、アプリの分類/管理はもう少しラクになるはずなのに……

これを解決する方法がある。実は、注意深く操作すればiOS 7では「フォルダ・イン・フォルダ」が可能なのだ。重なり判定が行われた直後(新規フォルダが現れる直前)に格納したいフォルダを選択するという微妙タイミングが要求されるため、失敗の可能性は高いが、何度か繰り返せばうまくいくはず。既に存在するフォルダを新規フォルダに移動するので、1つのフォルダにたくさんの子フォルダを設けることはできないが、フォルダに保存したアプリを探す手間はだいぶ軽減できることだろう。

操作手順をカンタン解説

1 アプリアイコンを重ね、フォルダの作成を開始する。重なり判定が行われた直後(新規フォルダが現れる直前)に格納したいフォルダを選択していなければならないため、そのフォルダの近くで作業すること

2 重なり判定が行われた直後に選択していたフォルダが、新規作成されたフォルダ画面に表示される。ここで指を離すと、フォルダに格納される

3 「フォルダ・イン・フォルダ」にアプリを追加/削除することはできないため、格納するフォルダは変更不要なものが望ましい。見やすさ/選びやすさからすると9個あたりが適当だろう

(提供:iPad iPhone Wire)