アイファイジャパンは15日、クラウドストレージサービス「Eyefiクラウド」の日本語版を提供開始すると発表した。同サービスは、デジカメやスマホで撮影した写真を、全自動で一括管理できることが特長で、利用料金は年間5,000円(アプリ内課金)となっている。

複数のデバイスに散らばりがちな写真データをまとめて管理

「Eyefiクラウド」は、2014年4月に米国でスタートしたクラウドストレージサービスで、デジカメ、モバイル端末問わず、撮影した写真データをすべてクラウド上に転送して一元管理できるのが特長だ。「Eyefiクラウド」にアップした写真は、iOS/Android版の専用アプリ「Eyefi Mobi」やブラウザを使うことで、どのデバイスからでもアクセスできる。

同社が発売している、Wi-Fi内蔵メモリーカード「Eyefi Mobiカード」をデジカメとあわせて使うことで、デジカメで撮影した写真もすぐに「Eyefiクラウド」に転送させることができる。デジカメとモバイル端末で撮影した写真は、保存メディアや通信の関係でどうしても保存場所がバラバラになりがちだが、「Eyefiクラウド」と「Eyefi Mobiカード」、「Eyefi Mobi」を組み合わせることで、1カ所にまとめて保存できるのが便利な点だろう。

Wi-Fi機能搭載のEyefi Mobiカード。8GB/16GB/32GBと3つのモデルが用意されている

「Eyefi Mobi」はモバイル端末からの写真の転送はもちろん、アルバムやタグを使った写真の整理や共有も容易だ