年末が近付くと、「そろそろ準備しないとな」と意識しはじめるのが、そう! 年賀状。親類縁者への年始の挨拶はもちろん、ビジネスパーソンであれば取引先への挨拶に加え、上司ら会社の同僚へも出さないと……と、嬉し楽しい気持ち半分、これから待ち構える作業の多さに悩ましい気持ち半分、なんていう読者も多いのではないだろうか。実際、筆者の周囲でも「1年の節目を実感できて良い文化・風習なんだけれども、その実、年賀状デザインなど毎年オリジナリティを表現するのは……正直しんどい」などという本音もちらほら。かく言う筆者も、「あの方は喪中だから今年は送らないでしょ」などと宛先のリストを整理したり、肝心の年賀状のデザインを作成したりと、この時期は大わらわ。

そんなトコロに飛び込んできたのが、スマホさえあれば年賀状の作成はもちろん発送まで出来てしまうと言う「スマホで年賀状 - Yahoo! JAPAN年賀状専用アプリ(以降、「スマホで年賀状」)」だ。このアプリを用いれば、場所や時間を気にする必要も、パソコンやプリンターの有無をも問わず年賀状が作成できるという優れモノ。印刷や投函するといった手間まで省けるという。今回は、「スマホで年賀状」の気になる実力の程を実際に利用して体感してみたいと思う。

用意するものはスマホのみ! あとは何にも必要ナシ!

この「スマホで年賀状」は、Google PlayやApp Storeで無料アプリとして配信されているので、AndroidスマホでもiPhoneでも利用することが可能。早速、iPhoneにアプリをインストールして起動してみると、カンタンなチュートリアルが表示される。ふむ、本当に数ステップで年賀状が完成するのだなと関心しつつ、次なるステップへ進もう。

写真左はiOS用、写真右はAndroid用。今回はiPhoneで "スマホ年賀状 "にチャレンジしてみた

写真左の画面で示しているように、年賀状のすべてがスマホで完結できるという「スマホで年賀状」。写真右は基本画面となる。今回は「年賀状を作成」をタップしスタートさせた

早速、「年賀状を作成」をタップし作業をスタートさせてみると、まず「テンプレートを選択」することになる。総数で、何と500種類以上ものデザインテンプレートが用意されており「アレもコレも格好いい! どれを選ぼうか悩んじゃう! 」と、圧倒的なボリュームに打ちのめされるも、「フォトフレーム」「干支」「縁起物」「結婚・出産」「ビジネス」「シンプル」「プレミアム」「チャリティ」「写真用紙(フチなし)」「喪中・寒中」の10ジャンルに分類されており、年賀状を送る相手に応じてテンプレートを選ぶ手助けをしてくれている。「Petapic」というジャンルも用意されているが、こちらは「スマホで年賀状」アプリと連携したサービスを利用した際のデザイン見本となっている。気になるテンプレートデザインについては、コチラより各ジャンルのテンプレートを8つピックアップしたものを掲載するのでチェックしてみて欲しい。

テンプレートの数は500種類以上。多彩なデザインから自分の感性に合ったものを選択することができる。写真右のように、茶目っ気溢れたものも収録されている

さて、数多くのテンプレートから気に入ったものを選択したら、お次は細部の作り込みへと進んでいく。と言っても何ら難しいことはなく、写真を使用するテンプレートの場合であれば使用する写真をチョイスし、年始の挨拶の文面を作成・リライトすれば良いだけとどこまでもカンタン。写真の配置やトリミングの処理なども、仕上がりイメージを把握しながら行えるのは初心者にも優しい。また、年始の挨拶についても、あらかじめデザインテンプレートのなかで推奨の場所を示してくれるほか、頭を悩ませる文面が用意されているものもありお手軽だ。

今回は写真左のテンプレートを採用! 早速画面中央の「写真を選択」をタップして、はがき中央に入る写真をチョイス。友人向けの年賀状なので親馬鹿満点な写真を入れてみた

写真の配置具合を確かめたら、今度は画面上部にあるメッセージをタップして文言の編集を行う。写真右のように、フォントや文字の大きさ、文字色を編集することが可能となっている

プレビューで全体的なバランスをチェック。うん、良い感じに仕上がった。このように、サクサクと年賀状がカンタンに作れてしまうのが「スマホで年賀状」の凄いところなんです。写真右は、あまりにもお手軽だったために作成したビジネス用年賀状

使用する写真、年始の挨拶などのメッセージの編集を終えたら、プレビューで最終確認。問題が無いようだったら画面右上の「決定」より次のステップ、「発注方法を選択」へと移る。この「スマホで年賀状」では、完成した年賀状を直接相手に送ることも、一旦自宅へ発送してもらい改めて手描きでひと言添える、なんていうことも可能だ。さらに、TwitterやmixiといったSNSの友人に至っては相手の住所を知らなくても送ることができてしまうのだ。

今回筆者は、すべての作業をスマホで完結させるべく「直接相手に送る」を選択してみた。宛先をスマホ上で入力し、ガイダンスに従いながら進めていくだけでオーケーなので非常にお手軽。「注文内容の確認」で最終確認を行ったら購入手続きへ移り決済する、というのが一連の流れ。どう? カンタンでスマホだけで年賀状が作成できたでしょう。筆者は、あまりにもお手軽だったので、プライベート用の他にビジネス用の年賀状もサクサクッと作成してしまったほどだ。

プレビューで問題が無ければ、写真左のように注文方法を選択していく。ここでは「直接相手に送る」を選択、写真中央の宛先を登録するステップへと進むので「直接入力」から相手の宛先を入力してみた。その次のステップでは、写真右のように差出人のデータを入力

データの入力が終わったら、注文内容の確認を行い決済するのみ。とことん、お手軽なんです!

今回、プリンターはおろかPCでさえも使用せずに "スマホだけで年賀状 "を作成、しかも驚くほどカンタンにセンスの良いものを短時間で作り出すことができたわけだが、ここまで手軽に作成できるものだとは思ってもみなかった。しかも、スマホひとつあれば作業が行えるので、例えば営業マンが大量の取引先へ送らねばならない場合であっても、電車での移動の時間などで宛先入力を行えば、俗に言う "細切れ時間 "も有効に活用することができ一石二鳥、いや三鳥にも五鳥にもなり得るのでは? と感じた。

料金はたったの78円から(はがき代別)

商品名 概要 価格
通常年賀状 干支などのイラストを使用した年賀状 78円(お年玉付年賀はがき代 別途)
プレミアム年賀状 人気キャラクターなどの年賀状 130円(お年玉付年賀はがき代 別途)

他にも映画付年賀状やチャリティ年賀状など様々な種類の年賀状を取り揃えている。

メールでの年始の挨拶も今の時代に合った方法のひとつなのかもしれないけど、モノとして相手に気持ちを送ることができる年賀状という古式ゆかしい方法も捨てがたい。今まで感じてきた年賀状制作の面倒くささを徹底的に排除した「スマホで年賀状」という選択肢は、気持ちも心も手軽に伝えられる手段のひつとして大いに "アリ "なのではないだろうか。