iPhoneの「天気」アプリは日常生活に欠かせない必須ツールの一つ。頻繁に目にするものなので、できるだけ自分に合うものを選びたいところだ。もちろん標準アプリでもそれなりに使えるのだが、最低限の機能と地味なデザインがやや不満なのだ。グローバルかつ万人向けである宿命だろうか。
そこで今回は、標準の天気アプリを置き換えるべく、App Storeより個性豊かな天気アプリを厳選して紹介紹介していこう。どれも使えるアプリばかりなので、あとは自分の感性に従って選んでみてほしい。
そら案内
「そら案内」は、見やすいインターフェースが特徴の老舗天気アプリ。GPSで現在位置を把握、もしくはあらかじめ登録しておいた市町村の天気を「今日と明日」「週間予報」に分けて表示してくれる。3時間ごとの細かい予報に加え、最高気温と最低気温も表示してくれるなど、画面内の情報量は標準アプリをはるかにしのぐ。便利なのは「概況」機能で、地域の天気情報や警報・注意報などのお知らせを詳しく文章で読むことができるのだ。また、気象衛星や天気図、アメダス気温といった細かい情報にもアクセスできるので、より詳しく天気を調べたいときにも役に立ってくれる。
tenki.jp
「tenki.jp」は、日本気象協会による天気予報の無料アプリ。昔から多くのユーザーに愛され続けている定番アプリの一つで、10ヶ所まで地点を登録してそれぞれワンタップで天気予報を確認することができる。予報では今日と明日の3時間ごとの天気を細かく表示してくれる他、週間天気や洗濯指数、紫外線の強さ、湿度を考慮した汗のかきやすさ、体感温度などを同時表示。1画面あたりの情報量はトップクラスである。さらに「実況」モードではアメダスデータや雨雲レーダーを見ることもでき、特に雨雲レーダーは過去のデータからアニメーションで表示できる。雨雲がどういった動きをしているのかを把握すれば、今後の天気がもっと正確に予想できるというわけだ。「実況」モードでは天気に関する一言を投稿することもできる。こちらは会員登録が必須の機能となる。