自動車メーカーによるUnreal Engineの活用も進む
最後にPure Imaginationの『Army of the Dead VR Taco Truck』も体験してきました。この『Army of the Dead VR Taco Truck』はNetflixオリジナル作品である「Army of the Dead」を題材にしたVRゲーム。タコストラックに乗り込み、終末後のラスベガスを占拠しているゾンビを倒しまくります。実際にタコストラックに乗り込みますが、当然、タコストラックは動かず、VRの中でのみ爆走します。銃型のコントローラを使い、絶え間なく襲ってくるゾンビを倒していきます。かなり没入感が高く、一度に十数体のゾンビが登場し、高速で移動しているにも関わらず、高精細でレスポンスの良い表示をしていました。
このほか、リヴィアンやポルシェの実車も展示されていました。リヴィアンは車体のセンサーから得たデータをリアルタイムでレンダリングしており、Unreal Engineによって車両が状況に応じてどのような反応をしているかをドライバーに表示していました。
また、実車の展示はありませんでしたが、ソニー・ホンダモビリティが展開する電気自動車ブランド「AFEELA」もブースを展開。ルームセッションも行い、開発の裏舞台や技術的な解説をおこなっていました。
今秋には「Unreal Fest 2025」東京開催も予定、お見逃しなく!
「Unreal Fest 2025」では、イベントアプリ『Cvent』を使用しており、セッションの予約もアプリからでき、大変便利でした。さらに、セッションの参加や各ブースでのQRコードの読み取りなど、会場各所に隠されたQRコードを探して読み取るとポイントが加算されるミニゲームも用意。このミニゲームで1,000ポイント獲得すると、入場時に手渡されたTシャツにアイロンプリントで「Unreal Fest 2025」のスタンプを押してくれました。せっかくなので、いろいろ周り、ポイントを稼いで、Tシャツにスタンプを押して貰いました。
「Unreal Fest 2025」は世界各地で開催される予定です。今回のオーランドを皮切りに、バリ、ストックホルム、ソウル、上海と続き、最後に2025年秋に東京にやってきます。今回のオーランドほど規模が大きいものではないと思いますが、Unreal Engineの最新情報を得られる機会なので、是非とも開催情報をお聴き逃しなく!