シャープは8月26日、プラズマクラスタードライヤーの新製品となる「IB-NP9」「IB-NP7」を発売した。いずれも価格はオープン。推定市場価格は、IB-NP9が22,000円前後、IB-NP7が17,000円前後。本体カラーはIB-NP9がピンクとブラウン、IB-NP7がホワイト。

  • IB-NP9-P(ピンク)

  • IB-NP9-V(ブラウン)

IB-NP9は従来製品と同じシャープ独自の速乾エアロフォルムを踏襲。大量の速い風を地肌に当てて、髪に与える熱ダメージを抑えつつ、髪を根元から乾かす。シャープのプラズマクラスターを搭載し、パサパサ髪に水分子コートによる潤いを与え、その効果が約8時間続くという。カラーリングの退色も抑える。

風を生むファンや、風の吹き出す「スピードノズル」の形状には、水平飛行で鳥類最速のアマツバメの翼を参考にした「ネイチャーテクノロジー」を取り入れ、より少ない力で速い風を作り出している。

周辺温度をセンサーで感知し、季節に応じて最適な送風温度に自動調整するBEAUTYモードを装備。また、環境や仕上げたい髪型などに合わせて、「HOT」「WARM」「SCALP」「COLD」という温度帯が異なる多彩なモードも、手動のボタン操作で使い分けられる。キューティクルを引き締めてスタイリングを長持ちさせるという「COLD」モードには、ワンプッシュで切り替えられる専用ボタンを用意した。

  • BEAUTYボタンやMODEボタンでモードを切り替えるほか、COLDモードは専用ボタンもある

IB-NP9の主な仕様は、電源がAC100V 50/60Hz。消費電力は1,200W(ホット/ターボ運転時)、温風温度は約115℃(ホット/ドライ運転時 室温30℃)、風量は約1.8立方メートル/分(ターボ運転時)。搭載モードは、HOT/WARM/SCALP/COLD/BEAUTYの5つ。本体サイズはW84×D243×H209mm、重さは約580g(付属品除く)。電源コード長は約1.7m。付属品はセット用ノズル、スピードノズル、清掃ブラシ、取扱説明書。

IB-NP7は、IB-NP9と同様の速乾エアロフォルムを搭載しつつ、スピードノズルを省いてメニュー構成も変更したモデル。BEAUTYモードやSCALPモードは搭載せず、風量と温度が異なるTURBO/SET/COLDの3つのメニューを、ハンドル部にあるスイッチのスライドで切り替えて使う。

  • IB-NP7-W

  • TURBO/SET/COLDの3つのメニューをスライドで切り替え

IB-NP7の主な仕様は、IB-NP9と比べて重さが約535gと少し軽く、温風温度は約95℃(ターボ運転時 室温30℃)となり、スピードノズルが付属しない。そのほかはIB-NP9と同じだ。