Apple Musicで音楽を再生しはじめると、つい聴きすぎてしまうのが困りもの。iOS 14からは自動再生機能が導入され、似た傾向の曲が延々と再生され続けるようになったため、その傾向がさらに強くなりました。
再生を続けるうちに気になるのが、アルバムの曲リストを表示したとき曲名の左端に見える「★」マーク。付いている曲も付いていない曲もありますが、それもそのはず、「★」が付くのはそのアルバムの中で再生回数が多い曲だからです。再生回数が多い曲、つまり人気がある曲と理解していいでしょう。
ただし、「★」の有無はそのアルバムにおける相対的な再生順位で、絶対的な再生回数でも評価でもありません。再生回数はそれほど多くなさそうな古いアルバム、かなりマイナーなアルバムでも、1曲には「★」が付いています。Appleは「★」を付ける基準を公開していないため、あくまで推測に過ぎないものの、人気度を測るひとつのめやすになります。
もうひとつ、気になるのが「E」マーク。こちらはジャンルによって見かける頻度の差が激しく、実際ジャズやクラシックではまったく見かけないと言っていいほどです。
それもそのはず、「E」は「Explicit Content(露骨な表現のコンテンツ)」を意味します。歌詞がない曲には付けようがないため、激しい/露骨な歌詞が多いロックやヒップホップで見かけることはあっても、インストゥルメンタル曲ばかりのジャズ・クラシックでは見かけない、というわけです。もし付いていたら、なにかの間違いだと思われますよ。