XGIMI(ジミー)は、ホームプロジェクターの新製品として、リアル4K対応の「XGIMI Horizon Pro」と、フルHD対応の「XGIMI Horizon」を7月15日に発売した。楽天やAmazon、Glimpseといった通販サイトの他、家電量販店でも取り扱う。価格は、Horizon Proが176,880円、Horizonが129,800円。

  • リアル4K対応の「XGIMI Horizon Pro」

  • フルHD対応の「XGIMI Horizon」

明るさ2,200ANSIルーメンで、昼間のリビングや暗い寝室など、場所を選ばずに使えるというDLPプロジェクター。6秒で起動する高速起動に対応し、テレビのように使えるとしている。OSにAndroid TV 10.0を採用し、Google Playストアから約5,000のコンテンツやアプリをダウンロードして利用できるのも特徴で、Googleアシスタントによる音声検索もサポートする。

2機種の違いとして、Horizon Proは3,840×2,160ドットのリアル4K投写に対応し、4K専用の高解析レンズも搭載。Horizonは1,920×1,080ドットのフルHD投写に対応する。ディスプレイチップはどちらも0.47型 DMD。

投写解像度以外の、主な仕様はほぼ共通。推奨投写サイズはどちらも40~300型で、MEMCの補正技術によって動きのある映像をスムーズに映し出すほか、HDMI入力ではゲームモードによる低遅延入力(最低35ms)にも対応する。HDR方式はHDR10+に対応。また、鑑賞する映像をAIで認識して最適な色彩処理を施し、あざやかな色彩表現を可能にするという色彩システム「X-VUE 2.0」も搭載している。

サウンド面では、Harman Kardonの8W出力スピーカーを2基搭載。Dolby AudioやDTS Studio Soundといったサラウンドに対応している。本体には効率的な排熱冷却システムを採用し、ノイズレベルを30dB未満に下げ、視聴中の音を邪魔しないようにした。

  • XGIMI Horizon Pro

垂直水平方向40度までの自動台形補正機能や、高速オートフォーカスに加え、設置しているスクリーンに映像を合わせる自動スクリーン補正、障害物を避けて投写する障害物回避といった機能も備え、簡単な操作を追求した。また、光センサーで周囲の明るさを検知して、映像の明るさを自動調整する機能も備える。

入力はHDMI 2.0×2、USB 2.0×2、Ethernet×1。ヘッドホン出力と、光デジタル音声出力も備える。Bluetooth 5.0に準拠するほか、IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LAN機能(2.4/5GHz)対応を搭載。AirPlayとChromecast built-inにも対応する。

消費電力は200W未満。バッテリーは内蔵せず、電源につないで動作する。光源はLEDで、光源寿命は25,000時間。RAMは2GB、ストレージ容量は32GB。本体サイズは約208.4×218.4×136.2mm(幅×奥行き×高さ)、重さは2.9kg。設置方法はフロント、リア、シーリング、デスクトップの4種類に対応する。

  • XGIMI Horizon