ダイソンは、髪を包み込む独自開発のプレートを採用したコードレスヘアアイロン「Dyson Corrale(ダイソン コラール)」を発売した。直販価格は53,900円。

  • ダイソン コラール

    ダイソン コラール

髪をつつみこむように毛束にあわせて変形する、マンガンとコッパ―の複合合金製「フレックスコッパープレート」を搭載したコードレスヘアアイロン。

ダイソンによれば、平らな金属のプレート2枚で髪をはさみこむ一般的なヘアアイロンは、毛束の最も厚い部分にだけ熱や圧力がかかるため、毛束の端がまとまらずに何度も加熱を繰り返すことになり、過度な熱ダメージで髪のコシ、ツヤ、色が失われる原因になるとしている。

一方、ダイソン コラールはプレートが毛束の形状に合わせて柔軟に形を変えて髪にかかる圧と熱を均一にするため、より低温でのダメージレスなスタイリングを可能にするという。

  • 毛束にあわせて形を変えるフレックスコッパープレートを採用

    毛束にあわせて形を変えるフレックスコッパープレートを採用

プレートに用いた複合合金は、配合比率を独自に検討した6種類の金属を混合し、最適な柔軟性、強度、熱伝導を実現。プレート1本1本を人間の髪の太さに相当する65ミクロンの緻密さで成形した。静電気を抑えるため、プレートのふちにマイナスイオンを発生させるトルマリン加工を施した。

  • ダイソン ヘアビューティーアイコン・長谷川京子さんの使用ビジュアル

    ダイソン ヘアビューティーアイコン・長谷川京子さんの使用ビジュアル

1台でストレート・カール両方のスタイリングに対応。ショートからロングまでさまざまな長さの髪に対応。温度設定は3段階(165°C、185°C、210°C)。Dyson Supersonic Ionicヘアドライヤー、Dyson Airwrapスタイラー同様にインテリジェント・ヒートコントロールテクノロジーが搭載されており、プラチナセンサーが1秒回に100回加熱システムを制御し、正確な温度に調整する。

4セルリチウムイオンバッテリーを内蔵し、コードレスでも使える。コードレス掃除機の開発によって培われたバッテリー技術で、コードレスでもコード使用時と同じ性能を維持する。コードレスでの最長使用時間は30分。充電は約40分で90%、約70分でフル充電となる。

  • 本体カラーは3色とプロモデル1色の合計4色。左から、ブラックニッケル/フューシャ、フューシャ/ブラックニッケル、コッパー/ブライトニッケル、ブラック/パープル(プロモデル)

    本体カラーは3色とプロモデル1色の合計4色。左から、ブラックニッケル/フューシャ、フューシャ/ブラックニッケル、コッパー/ブライトニッケル、ブラック/パープル(プロモデル)

本体カラーは販売店によって取り扱いは異なるが、公式オンラインストアではブラックニッケル/フューシャ、フューシャ/ブラックニッケル、コッパー/ブライトニッケルの3色いずれも購入できる。このほか、プロモデルとしてブラック/パープルもある。

本体サイズはH45×W41×D292mm、重さは561g。ケーブル長は3.31m。定格消費電力は2,000W。360度回転マグネット式充電器と充電ドック、耐熱ポーチが付属する。