カメラアプリのセルフタイマー、活用していますか? リア/フロントどちらのカメラにも適用できるため、集合写真はもちろん自撮りにも使えることがメリットです。iOS 14のカメラアプリの場合、「写真」または「ポートレート」を選択しているとき画面上部の「∧」ボタンをタップ、現れた時計ボタンで「3秒」か「10秒」を選択すれば準備完了です。
あとはシャッターボタンをタップし、ポーズをとって設定した秒数が到来するのを待つだけですが、気になるのは必ず「連射」になること。うっかり目をつぶってしまったがために撮り直し、という事態は防げるものの、連射の音と光が気になるから止めてほしいと感じる人は多いはずです。
iPhone 12シリーズの場合、セルフタイマー使用時はリア/フロントカメラとも10枚連射になります。連射を無効化するスイッチはなく、リアカメラ使用時はカウントダウン代わりにLEDも点滅するため、撮影時はやや騒々しくなります。
せめて音だけでも...という場合、フラッシュをオンにしましょう。フラッシュをオンにした状態で、リアカメラを使いセルフタイマーを起動すると、連射ではなく1枚だけの撮影になります。フラッシュが「自動」や「オフ」では連射になるため、カメラアプリ左上に表示されている小さなフラッシュボタンは使わず、画面上部の「∧」ボタンをタップすると現れる大きなフラッシュボタンを使うことがポイントです。フラッシュは点灯しますが、連射しないぶん静かに撮影できます。
なお、以前のiOSではカメラのHDRスイッチをオンにするとセルフタイマー使用時の連射を止めることができましたが、iOS 14の現在はHDRの設定(設定→カメラ→スマートHDRスイッチ)とセルフタイマーは無関係です。