楽天グループのRakuten Koboは5月20日、電子書籍リーダー「Kobo Elipsa」を発表した。Kobo史上最大の10.3インチ、タッチ対応のE Inkディスプレイを搭載。手書きによる書き込みに対応する。スタイラスペン「Koboスタイラス」と専用スリープカバーが付属して価格は46,990円（税込）。米国や日本など17カ国で予約受け付けを開始しており、発売予定は6月25日頃となっている。
10.3インチのディスプレイにはCarta E Ink HDタッチスクリーンを採用、解像度は1,872×1,404 (227 ppi)。大きなディスプレイで見開きページが読みやすく表示される。目に優しいフロントライト技術「ComfortLight」を搭載。薄暗い場所でも快適に本やコミックを楽しめる（ナチュラルライトには対応していない）。内蔵ストレージは32GB。テキストベースの小説なら約28,000冊分、コミックなら約700冊を収めて持ち運べる。
Koboスタイラスを使って、電子書籍（リフロー型：文字主体の文章形式）や著作権保護されていないPDFなどに直接手書きできる。ビジネス書や実用書で覚えておきたい部分に目印を付けたり、メモを書き込むといった使い方が可能。また、自由にメモやノートを取れる「ノート」機能も用意されている。Koboスタイラスには消しゴムボタンとカスタマイズ可能な機能ボタンが用意されており、書き込みの失敗もボタン1つですぐに消せる。
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専用スタイラスを使って電子書籍やPDFに書き込み
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アイディアのメモなどに使える「ノート」機能
専用スリープカバーはマグネットで簡単に着脱可能。閉じることで本体がスリープする。大きなディスプレイのKobo Elipsaは机の上に置いてハンズフリーで使いやすい。その際に本体背面でスリープカバーを折りたたんで机の上に置くと、ハンズフリーの読書や手書きに適した角度になる。
Kobo Elipsaは、本体サイズが227.5×193.0×7.6ミリ、重さは383グラム。カラーはミッドナイトブルー。Koboスタイラスは143×9.5ミリで、重さが19グラム（単6電池を含む）。カラーはブラック。専用スリープカバーは254.2×196.3×14.3ミリ、重さは350グラム。カラーはスレートブルー。
