ボディデザインからチェック

まずチェックすべきなのは、ボディデザイン。昨今では"狭額縁デザイン"というのが流行っていて、どんなものかといえば、画面を大きく見せる、あるいは幅に対して大きめの液晶を導入(たぶんそんな理由)するために考慮されたデザインといった感じか。まぁ字面の通り、縁部分が狭い正面デザインってことなんだけどね。

5.2型IGZOを搭載したシャープ製のスマホ「AQUOS Xx SoftBank 304SH」。これぞ"狭額縁デザイン"といえるデキ。

例えば、同じ幅70mmだとして、狭額縁デザイン志向の製品はディスプレイサイズが5.2型、従来型のデザインでは4.8型。みたいな感じ。なにがいいたいのかというと、スペック上で同じ幅でも画面サイズは異なるし、逆に画面サイズが同じでも幅が異なるよってこと。さらにいえば"ラウンドフォルム"だとか"フルフラット"だとか、全体の形状・雰囲気というのも注目したい。"実際に持ってみて"持ちやすい・持ちにくい、滑りやすい・滑りにくいというのをチェックしよう。

次はカラーリングがポイント

次のポイントはカラーリングだ。例えば"ケータイは白"みたいな感じで自己縛りを設けていると、そのポリシーに従って選ぶことになるわけだが、そこをグッとこらえて他のカラーリングも"手にとって"ほしい。なぜならば、カラーリングによって"材質"を変えている場合があるからだ。白は光沢系の背面パネルなのに、黒はマット系。なんて話はよくあるパターン。くれぐれも先走らないように。

「isai FL LGL24」は、背面の加工がカラーリングごとに異なる。例えばブルーやピンクは光沢系の背面加工だが……

ホワイトはマット系の加工が施されている。こんな感じで、カラーリングごとに加工を変えるなどの変化を加えている端末もある