スマホ選び、私はこう考える - 松村太郎編

iPhoneとNexus 5を紹介したところで、その他のAndroidスマートフォンをどのように選ぶか、見ていこう。

一番のポイントは「手に馴染むかどうか」

一つ目の端末選びのポイントは、手に馴染むかどうか。

スマホは多くの料金プランの場合、2年ごとに買い換え周期が訪れる。つまり2年間付き合う相手を選ばなければならない。そのため、まず端末を片手、両手で持ってみて、しっくりくるかどうか。もちろん慣れていくことも考えられるが、ぜひ「文字入力」のしやすさで判断してみると分かりやすい。

現在リリースされているスマートフォンで最も大きな変化があるとすれば、画面サイズくらいだろう。2014年夏モデルで4インチ台のスマートフォンは、ドコモ・Xperia A2が4.3インチ、au・TORQUEが4.5インチで、これ以外は全て5インチ以上のラインアップとなっている。

最新モデルで4インチ台なのは、前述のiPhone 5sくらいで、より小さな画面サイズのモデルを使いたければ、1世代以上前のAndroidスマートフォンを見つける必要がある。この際、Android 4.4に対応していれば、最新のOSを必要とするアプリの動作はほぼ心配ないため、この点を確認すれば選んでも良いだろう。

より小さな画面サイズのモデルを選びたい理由の一つに、これは筆者もそうなのだが、手が小さくて大きなスマホが持ちにくい、という点がある。筆者の場合、4.5インチで厚みが6～11.6mmと湾曲した背面を持つスマホMoto Gにおいて、右手でしっかり握って、親指がかろうじて画面の左端まで届くかどうかだ。このサイズを超え始めると、親指でのカバーができなくなる。