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シニア猫に人気なおすすめキャットフード5選と高齢猫のご飯の選び方

飼い猫が年を重ねてくると、運動量や代謝が下がったり、食の好みが変わることでキャットフードの食いつきが悪くなったり、食べる量が減ることがあります。

このページではそんなシニア猫におすすめのキャットフードと、高齢猫に合ったご飯の選び方をご紹介します。

その他、一言にシニア猫と言っても、年齢によってシニア初期や後期などが異なります。

シニア猫へのご飯の与え方や、高齢猫がキャットフードを食べなくなる原因と対策方法などをまとめました。

飼い猫が7歳を過ぎた方、寝ている時間が増えたり白髪が増えてきたなど、高齢期のサインが見え始めた方の参考になれば幸いです。

シニア猫や高齢猫に合ったキャットフードの選び方

シニア猫には上記のようなポイントを押さえてキャットフードを選ぶと良いでしょう。

ここからは、なぜ高齢猫にフードを選ぶ時に上記のポイントが大切なのかをご紹介します。

脂質が控えめなフードを選ぶ

子猫 成猫
脂肪 9.0%以上 9.0%以上

参考:AAFCO(米国飼料検査官協会)

AAFCOが2016年に見直したライフステージ別の栄養基準によれば、子猫・成猫がそれぞれ健康を維持するためには9.0%以上の脂肪を含んだ食事が必要とされています。

FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)でも脂肪は9.0%以上が必要とされていますが、AAFCO・FEDIAFともに上限は定められていません。

とはいえ、加齢とともに脂っぽい食事で胃もたれを起こすのは猫も同じで、これは加齢により消化機能が落ちるためです。

また、タンパク質や炭水化物1gあたりのエネルギー量が4㎉なのに対して、脂質は1gで9㎉もあるので、脂質が多いほど太りやすいのも事実です。

獣医からダイエットフードを与えるように言われていないのであれば、脂肪は9.0%以上で控えめなものを選ぶと良いでしょう。

パッケージに「シニア用」や「〇歳以上」などと書かれたフードは、子猫用や成猫用に比べると脂肪が控え目になったフードが多い傾向があります。

脂質に下限が設定されているのは、脂質は猫にとって重要なエネルギー源である他、皮膚や被毛の潤いを保つために必要な栄養素でもあるためです。

「被毛のパサつき」や「フケ」は加齢のサインでもあるので、フードだけの問題ではありませんが、様子をみながら脂質の割合が多い/少ないフードを試していくと良いでしょう。

香りが強いフードを選ぶ

食いつきが落ちた時に試してみたい対処法

  1. ドライフードならレンジやフライパンで人肌に温める
  2. ドライフードに水を加えて人肌に温める
  3. 水分量の多いセミモイストフードやウェットフードをあげてみる
  4. トッピングを加える

加齢に伴い味覚や嗅覚が衰えるのは猫も同じです。

そのため、シニア猫の食欲が落ちたと感じたら香りの強いフードを選ぶと食いつきが戻る可能性があります。

上記のような方法も試しながら、飼い猫の好みを探ってみましょう。

水分が揮発するときに香りがたちやすいので、ウェットフードやドライフードに水を加えて人肌に温めてみるのもおすすめです。

飼い猫が好きなたんぱく源がメインのフードを選ぶ

猫の好みを知る方法

  1. 主原材料が異なるフードをいくつか試してみる
  2. 食いつきの良かったフードの主原材料をメモしておく
  3. メモした主原材料の使用量が多いフードを探していくつか試してみる

猫にも味や香りにそれぞれ好みがあり、数種類のフードを並べておくと食いつきの良いフードと悪いフードが出てきます。

そのため、飼い猫の好みを知って、好む食材をたくさん使ったフードを選ぶのもおすすめです。

キャットフードの原材料欄は使用重量の多い順番に記載するルールになっています。

水分量の多い生肉や生魚を使うと重量が増えるのに対して、乾燥したお肉やお魚だと重量が軽くなってしまいますが、飼い猫の好みを知る一つの方法として覚えておくと良いでしょう。

キャットフードの主原材料で多いのはチキンや魚・ラム、小麦やトウモロコシなどの穀物です。

猫は肉食動物なので穀物がメインのフードの食いつきが良かった場合は、穀物の次に使用重量が多い原材料が何の肉・魚なのか調べると良いでしょう。

不要な添加物を避けて選ぶ

避けられる添加物
  • 保存料やpH調整剤:ドライフードは不使用のものが多い
  • 着色料:猫にとって見た目は嗜好性に関係ない
  • 香料や調味料:一括表示が可能で何が入っているか分からない

開封後の酸化を防ぐための酸化防止剤や、猫の健康を維持するために必要なビタミンやミネラルなどのサプリメント(栄養添加物)は避けられません。

ですが、これらの添加物も天然由来の成分を使ったキャットフードもあるので、気になる方はそういったフードを選ぶと良いでしょう。

キャットフードに使われている添加物は猫が一生食べ続けても健康に害が無いように使用量が決められています。

そのため、どこまで気にするかという問題もありますが、ドライフードの色味を統一したり彩りを良くするために使われる着色料などは、猫の健康維持のために必要とは言えません。

香料や調味料は老猫の食欲を刺激するので、食欲が落ちてしまい体重も維持できないようなら、香料や調味料を使ったキャットフードを試してみるのも良いでしょう。

酸化防止剤はBHAやBHTなどの化学合成で作られたものと、ミックストコフェロール(ビタミン)やローズマリー抽出物など天然由来の成分を使ったフードがあります。

化学合成した酸化防止剤の方が酸化を防ぐ効果が高いと言われているので、開封後に食べきるまでの時間が長い人はBHAやBHTなど、気になる人は天然由来の酸化防止剤を使ったフードを選ぶと良いでしょう。

シニア猫や高齢猫におすすめなキャットフード15種類を徹底比較!

商品名 脂質
(以上)
主原材料 避けたい添加物
モグニャンキャットフード 13% 白身魚65%、タピオカ、ジャガイモ
カナガンキャットフード 20% 乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、サツマイモ
ロイヤルカナン
インドア7+
11% コーン、肉類(鶏、七面鳥、ダック)、小麦
サイエンスダイエット
室内猫の毛玉・体重ケア
シニア 7歳以上
高齢猫用 チキン
(インドアキャット シニア)
7.5% トリ肉(チキン、ターキー)、トウモロコシ、米
フォルツァ10
ハイポアレルジェニック アクティブ
12.5% 通常粒:精米・デハイドレイテッドフィッシュ(エアドライされて乾燥した魚肉(イワシ、アンチョビ、サバ、ニシン))(26%)・油と脂質(うち魚油2.5%)
AFS粒(一袋当たり約7%):ポテトタンパク・加水分解された動物性タンパク・アンチョビオイル
プレスティージ
猫用 エイジングケア
避妊去勢withチキン
13% デハイドレイテッドプロテイン(ポーク、チキン、ターキー)、フレンチイエローレッドコーン、そら豆繊維
ニュートロ
ナチュラル チョイス
キャット 室内猫用
エイジングケア チキン
17% チキン(肉)、チキンミール、エンドウタンパク
メディファス
11歳から チキン味
15% 穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂)
ネスレ ピュリナワン
健康マルチケア
7歳以上 チキン
11% チキン、とうもろこしたんぱく、小麦たんぱく
オールウェル
10歳以上の腎臓の健康維持用
9% 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフミール、乾燥ささみ加工品粉末)、セルロースパウダー(食物繊維源)
ビューティープロ
下部尿路の健康維持
11歳以上
8.5% 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉、小麦粉)、肉類(牛肉粉、豚肉粉)、α化でん粉
ラシーネ
日本猫 11歳以上
10% 穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、パン粉)、肉類(牛肉粉、豚肉粉)、魚介類(フィッシュミール、カツオ加工品(熟成カツオ)
ニュートロワイルドレシピ
エイジングケア チキン
シニア猫用
18% チキン(肉)、チキンミール、エンドウタンパク
銀のスプーン
国産生かつおin
15歳頃から
16% 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉)、肉類(ポークミール、ビーフミール、チキンミール、チキンエキス)、油脂類
アイムス
15歳以上用
健康な長生きのために
チキン
18% 肉類(チキンミール×1、チキンエキス、家禽ミール等)、穀類(小麦、とうもろこし等)、油脂類(鶏脂、フィッシュオイル×2、ひまわり油×3等)

ここでは、子猫や痩せ気味な猫にキャットフードを選ぶ時のポイントとして紹介した4つの視点で15類のフードを比較しました。

カロリーは100gあたりのエネルギー量を、原材料は原材料表記の上位3つを抜き出しています。

添加物は「保存料」「着色料」「香料や調味料」の有無(無ければ〇)、今回比較した15種類の中だとアイムスだけが化学合成した酸化防止剤を使用していました。

シニア猫や高齢猫におすすめなキャットフード5選

おすすめキャットフードを決めた基準

「脂質の割合」「主原材料(使用重量の多い原材料の3番目まで)」「避けたい添加物の有無」「コスパ」を元に選びました。価格は公式サイトを基準に、公式サイトに無ければアマゾン、アマゾンに無ければ楽天市場の税込み価格を参考に、体重4㎏の成猫にあげた場合のコスパを算出しました。

もぐニャンキャットフード

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 379㎉
無添加の表記 香料・着色料不使用
酸化防止剤にはローズマリー抽出物を使用
原材料についての説明 白身魚を65%使用
穀物不使用(グレインフリー)
目的 全年齢に対応
主食として給餌可能
ウェットフードあり
内容量 1.5kg
価格(税込)
  • 通常:5,038円
  • 最安値:4,030円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約161円
  • 最安値:約128円

モグニャンキャットフードは白身魚を全体の65%に使用していて、お魚好きなシニア猫におすすめのフードです。

原産国はイギリスなので、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合) の栄養基準を満たしていて、全年齢・ライフステージに対応した主食としてあげられるフードです。

脂質は11%と15種類の中では控えめなので、代謝の落ちてくるシニア猫にはうれしいバランスになっています。

穀物を使わないグレインフリーレシピが特徴で、着色料などの避けたい添加物は不使用です。

香料も不使用ですがお魚の使用量が多いおかげか、しっかりとした香りのあるフードです。

サイエンスダイエット 室内猫の毛玉・体重ケア シニア 7歳以上 高齢猫用 チキン(インドアキャット シニア)

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 318.8㎉
無添加の表記 天然由来の酸化防止剤を使用
原材料についての説明 魚ベースもあり
目的 シニア猫用総合栄養食
ウェットフードあり
容量/価格(税込)
  • 1.25㎏:1,510円
  • 1.8㎏:2,487円
  • 4.8㎏:4,482円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約96円
  • 最安値:約65円

サイエンスダイエット 室内猫の毛玉・体重ケア シニア 7歳以上 高齢猫用 チキン(インドアキャット シニア)はシニア猫用に作られた総合栄養食です。

療法食の製造・販売もしているヒルズ社のシニア用フードで、体重にも配慮した作りになっているので15種類の中でも最も低脂質かつ低カロリーなフードです。

ストルバイトやシュウ酸カルシウム尿石にも配慮されている点は嬉しいですね。

チキンの他「まぐろ」味や「11歳以上」「14歳以上」の高齢猫用のフードもあります。

サイエンスダイエットはホームセンターなどでも取り扱いがあるので、入手性が高くてコスパも良いフードになります。

ロイヤルカナン インドア7+

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 377㎉
無添加の表記 天然由来の酸化防止剤を使用
原材料についての説明 肉よりもコーンの使用量が多い
目的 シニア猫用総合栄養食
ウェットフードあり
容量/価格(税込)
  • 400g:1,108円
  • 1.5㎏:5,280円
  • 3.5㎏:7,200円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約174円
  • 最安値:約101円

ロイヤルカナンのインドア7+は7歳以降のシニア猫のために作られた総合栄養食です。

ロイヤルカナンも2位のヒルズと同様に、療法食を製造・販売するペットフードメーカーで「7歳以上」用の他に「12歳以上用」や、ウェットフードなどもあります。

脂質は11%なので15種類の中では控えめに作られています。

また、サイエンスダイエットと同様に腎臓に配慮してリンの含有量を調整していたり、泌尿器トラブルに配慮してミネラルバランスを調整して作られています。

原材料を見ると肉よりもコーンの使用量が多い点が気になりました。

サイエンスダイエット同様に入手性が高いブランドですが、サイエンスダイエットに比べると少しコスパが悪くなります。

ネスレ ピュリナワン 健康マルチケア 7歳以上 チキン

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 355㎉
無添加の表記 合成着色料・香料 無添加
原材料についての説明 魚ベースもあり
目的 7歳以上の総合栄養食
ウェットフード
容量/価格(税込)
  • 2,100円/2kg
  • 4,499円/4.4㎏
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約57円
  • 最安値:約56円

ピュリナワン 健康マルチケア 7歳以上 チキンは、コーヒーや食品などで有名なネスレが製造・販売するキャットフードです。

ミネラルバランスを調整することで尿路の健康に配慮し脂質は11%、100gあたりのカロリー量は355㎏と15種類の中では控えめなつくりになっています。

7歳以上の他にも「サーモン&ツナ」「11歳以上」や「15歳以上」「腎臓に配慮」したフードや、ウェットフードなども展開しています。

また、購入先によって異なるかもしれませんが、今回の調査では1日あたりのコスパが最も良いフードでした。

比較した15種類の中ではタンパク質が37%と高めなので、軟便や消化不良を起こすようならタンパク質が低めのフードも検討してみると良いでしょう。

メディファス 11歳から チキン味

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 405㎉
無添加の表記 無着色
天然由来の酸化防止剤を使用
原材料についての説明 肉よりも穀類の使用量が多い
目的 シニア猫用の総合栄養食
目的別フードあり
容量/価格(税込)
  • 2,446円/1.5kg
  • 3,589円/3㎏
  • 6,260円/6㎏
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約81円
  • 最安値:約52円

メディファス 11歳から チキン味もシニア猫におすすめのフードです。

「11歳から チキン味」は主に腎臓と心臓に配慮したフードですが、「フィッシュ味」やカロリーを抑えたフード、「毛玉ケア」などのフードもあります。

そのため、15種類の中では少しカロリーが高めになっています。

とはいえ、メディファスはブランドを通じて下部尿路ケアとなっているので、下部尿路にトラブルを抱えた子には強い味方になってくれます。

コスパも良い商品なんですが、お肉よりも穀物の割合が多い点が気になりました。

何歳からシニア用フードを与える?シニア期はいつから?

実年齢 ライフステージの目安
7~10歳 中高年期
11歳~14歳 高齢期
15歳以上 老齢気

猫は何歳からシニア期に入るのかは明確に決まっていません。

ただ、多くのペットフードがシニア用フードの中でも「7歳以上」「11歳以上」というカテゴリー分けをしていることから、おおよそ上記のような目安となっていると考えて良いでしょう。

これも一つの目安にすぎませんが、猫の7歳を人に換算すると44歳くらい、11歳だと60歳、15歳だと76歳になると言われています。

人間もちょうど「中年期」や「高年期」と言われるような年齢ですよね。

ただ、人間も年齢の割に若々しく活動的な人がいるのと同じで、猫も年齢の割に活動的な子がいます。

加齢によって現れる猫の変化

  1. 白髪が増える
  2. 被毛のパサつき
  3. 活動量が減る
  4. 食欲の低下や好みの変化
  5. 爪がよく伸びる
  6. 歯周病などの口腔内トラブル

そのため、上記のようなサインが出てきたタイミングで、それまでよりもカロリーが低めのフードに変えてあげると良いでしょう。

だいたい、上記のようなサインが出てくるころには、若いころに比べると活動量が減ってくるので、シニア用にカロリーやミネラル分を調整したフードに変えてあげましょう。

シニア猫へのキャットフードの与え方

  1. 給餌回数を増やす
  2. 切り替えは少しずつ混ぜる
  3. 食事の時間を決める

ここからは、シニア猫や高齢期に入った猫へのフードの与え方をご紹介します。

シニア猫にフードを与える際、気を付けたいのが上記の3つですが、なぜこの3つが大切なのか理由をまとめました。

給餌回数を増やす

給餌の回数は1日に1~3回程度に増やしてあげましょう。

「無くなっていたら足す」というあげ方の人もいますが、加齢に伴う代謝の低下により、一度に食べられる量が減ってきます。

長時間空気に触れたフードは酸化が進み傷みやすく、香りも飛びやすいので、少量ずつ足してあげることでこれらを避けることができます。

切り替えは少しずつ混ぜる

切り替え日数 今までのフード 新しいフード
1日目 90% 10%
2日目 80% 20%
最終日 10% 90%

シニア用フードに切り替えるときは、いきなりシニア用フードに切り替えるのではなく、今まで食べていたフードに少しずつシニア用フードを増やす形で切り替えていきましょう。

猫は警戒心の強い動物なので、いきなりフードが変わると警戒して食べない子がいる他、急な切り替えによって吐き戻してしまう子もいるためです。

食事の時間を決める

嗅覚や聴力の衰えによって、飼い主がフードを用意してくれたことに気づきにくくなってきます。

そのため、給餌の時間を決めておくことで、ご飯の時間を体で覚えさせておくことができます。

シニア猫がキャットフードを食べない原因と対処法

  1. 体の不調
  2. 加齢による好みの変化
  3. 運動量や代謝の低下による食事量の変化

ここからはシニア猫がキャットフードを食べない原因と対処法をご紹介します。

シニア期の猫がキャットフードを食べなくなる理由で多いのが上記の3点ですが、その理由と対処法をまとめました。

体の不調

シニア期の猫がキャットフードを食べなくなる理由の一つが、体調不良です。

例えば、猫は犬に比べると水を飲む量が少ないので腎臓病や膀胱炎などの病気にかかりやすい動物です。

内臓の病気だけでなく、高齢になると多いのが歯周病などの口腔内トラブルです。

個体差もありますが、猫は体調が悪い時は人目につかないところでじっと耐える子もいます。

口腔内トラブルの場合、食べたそうにするけど痛くて食べられないのでこういったサインがみられる時は、早めに受診しましょう。

加齢による好みの変化

活動量が低下することにより代謝も下がるので、これにより好みが変わることもあれば、嗅覚が衰えることでより香りの強いフードを好む場合もあります。

猫は香りや味・食感などによって食いつきが変わります。

ドライフードしか食べない子や逆のケースもあるので、いろんな種類のフードを試しながら飼い猫の好みを探ってみましょう。

水分を含んだフードを人肌に温めると香りがたちやすいので、ドライフードをぬるま湯でふやかすのもおすすめです。

運動量や代謝の低下による食事量の変化

これは加齢に伴う変化なのであまり気にする必要はありません。

もし心配であれば、実際に食べた量(与えた時と食べた後のフードの重さ)や体重の変化を記録してみましょう。

加齢に伴って筋肉量などが減っていくので、基本的には一度体重が減りだすと以降も緩やかに体重が減っていきます。

加齢によって背中が痩せていってしまいますが「BCS(ボディ・コンディション・スコア)」なども一つの目安に見てみましょう。

まとめ

ここではシニア猫や高齢期の猫に合うキャットフードの選び方とおすすめ商品をまとめました。

猫は一般的に7歳からシニア期と言われていますが、人と同じで老化がすすむスピードにも個体差があります。

シニア期に入ると活動量や代謝、内臓機能も低下してくるので、カロリーやミネラルバランスを調節したフードに切り替えていってあげましょう。

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