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子猫や少食な猫におすすめな高カロリーで栄養価が高いキャットフード5選!

子猫は1歳で成猫と同じくらいの大きさに成長するため、1歳までの成長期は成猫に比べて多くの栄養を必要とします。

そのため、少量で成長に必要な栄養を満たせる高カロリーなフードがおすすめです。

また、成長が落ち着いた成猫も小食な子や十分な量のキャットフードを食べているのに体重が減ってしまう場合、より多くの栄養を摂取するために高カロリーなフードがおすすめなケースがあります。

このページではそんな子猫や小食な猫におすすめな、高カロリーなキャットフードをご紹介します。

子猫や少食な猫におすすめな高カロリーで栄養価が高いキャットフードの選び方

高カロリーなキャットフードを選ぶ際、ただカロリーが高いという理由だけで選ぶのは少しもったいないです。

子猫や小食な猫のためを思うなら、上記した4つのポイントも重視してみてください。

動物性原材料が豊富なフードを選ぶ

猫は本来肉食動物であり、犬に比べて炭水化物の消化吸収を苦手とすると言われています。

また、たんぱく質からエネルギー源を摂取できる動物で、たんぱく質を摂取していれば炭水化物を必要としない動物という極論まであります。

そのため、炭水化物が豊富な穀物(トウモロコシ、小麦、米など)よりも、お肉やお魚などの動物性原材料が豊富なキャットフードの方が猫の体質に合ったフードと言えます。

ネコの肝臓におけるGKRP発現の欠如は、GK活性の低下がGKRPを介したGK酵素阻害の結果ではないことを示唆している。しかしながら、GCKR発現がGK発現および活性に及ぼす許容効果の欠如は、ネコの肝臓におけるGK酵素活性の低下に寄与している可能性がある。

キャットフードの原材料は使用量(使用重量)の多い順番に記載するルールになっているので、一つの目安としてお肉やお魚が原材料の最初の方に書かれているフードや原材料の〇%に動物性原材料を使ったフードを選ぶと良いでしょう。

水分量の多い生肉や生魚を使うと原材料の表記順は簡単に操作できてしまいますが、逆に小麦や米など水分量の少ない穀物が原材料の先頭に来ているフードを避けることができます。

また、最近は穀物を使わないグレインフリー(穀物不使用)で作ったキャットフードもあるので、そういったフードを選ぶのも良いでしょう。

添加物が最低限のフードを選ぶ

安全のために避けたい添加物
  • 保存料やpH調整剤:ドライフードは不使用のものが多い
  • 着色料:猫にとって見た目は嗜好性に関係ない
  • 香料や調味料:一括表示が可能で何が入っているか分からない

安心安全なキャットフードを作るうえで、「ビタミン」「ミネラル」「酸化防止剤」の3つは欠かせません。

まず一つ目がビタミンやミネラルです。ビタミンやミネラルは食材の取れる時期や産地によって、含まれる栄養の量が異なります。

そのため、ビタミンやミネラルは猫が健康を維持するために必要とされる40種類以上の栄養素を満たすために必要なサプリメント(栄養添加物)です。

そして、酸化したフードは嗜好性の低下・下痢・嘔吐の原因となります。

また、高カロリーなキャットフードは脂質の割合も高いものが多いので、低脂質なフードに比べると酸化にも注意が必要となり、酸化防止剤も欠かせません。

BHAやBHTなどの化学合成した酸化防止剤が気になるなら、ミックストコフェロール(ビタミン)やローズマリー抽出物など天然由来の成分を使ったフードを選ぶと良いでしょう。

逆に、3つ以外の添加物は使わなくてもキャットフードを作れます。ドライフードは水分量が少なく、細菌の繁殖や腐敗の心配はほとんどなく、多くのドライフードが保存料不使用で作られています。

着色料はドライフードの色味を統一したり彩のために使われますが、猫の嗜好性に色は関係ないので、飼い主のために使っている添加物と言えます。

香料や調味料は食いつきをよくするために使われますが、何が入っているのか分からない※ので避けた方が良いでしょう。

逆に「香料(チキンスープ)」や「天然香料」など、何を使っているのかしっかり書かれているものは安心感がありますね。

添加物が栄養の吸収を邪魔するといった論文は見つかりませんでしたが、「ビタミン」「ミネラル」「酸化防止剤」以外は猫が健康を維持するために不要な添加物とは言えないので、それらの添加物が使われていないフードを選ぶと良いでしょう。

※添加物の一括表示はできますか。

A.18 イーストフード、かんすい、酵素、光沢剤、香料、酸味料、調味料、豆腐用凝固剤、苦味料、乳化剤、pH調整剤、膨張剤として使用される添加物については、これら一括名での表示とすることも可能です。例:酵素としてアミラーゼとパパインを使用している場合、「アミラーゼ、パパイン」と表示する代わりに「酵素」と一括名で記載することができます。

1~1.5ヵ月程度で食べきれるサイズを選ぶ


ブリーダーパックや大容量の商品グラム単価が安くてコスパに優れますが、食べきるまでの酸化や腐敗が問題です。

キャットフードはだいたい開封後1ヵ月を目安に食べきることを推奨するメーカーが多いです。

これは酸化や湿気による腐敗を考慮しているためですが、高カロリーなフードは一般的なフードに比べて脂質が高めに作られています。

酸化防止剤などを使い酸化に配慮されてはいますが、酸化したフードは消化不良の原因になるので気を付けたいところです。

中には「大きいサイズを買って小分けにして冷凍保存している」という人もいて、冷凍保存や真空容器を使ったり、脱酸素剤やシリカゲルを一緒に入れるなどの工夫で、開封後も2~3か月は賞味期限を延ばせるとも言われています。

ですが、酸化や腐敗(カビ)の具合は見た目で判断することは難しく、夏場や梅雨など時期によって酸化や腐敗が進む条件も異なります。

コストも大切ですが、愛猫の健康のためにも、開封後1~1.5ヵ月程度で食べきれるサイズを購入しましょう。

子猫用のキャットフードも選択肢に入れる

子猫 成猫
リン 0.8%以上 0.5%以上
マグネシウム 0.08%以上 0.04%以上

参考:AAFCO(米国飼料検査官協会)公式サイト

冒頭でも書いたように、子猫は1歳まででほぼ成猫の大きさに成長します。

つまり、成長期となる1歳までの期間は多くの栄養を必要とします。

そして、子猫用のフードは急激な成長に必要な栄養を満たすために、成猫用のフードよりも栄養価が高く設計されています。

そのため、成猫であっても小食で痩せ気味な子には子猫用のフードをあげるのも良いでしょう。

パッケージに「子猫用」や「オールステージ」「全年齢対象」などの表記があるフードは、子猫の栄養要求に応えられるフードになっているのでこれらの表記があるフードを選ぶと良いでしょう。

ただ、子猫用のフードはリンやマグネシウムといった尿路結石の原因と言われる栄養素も多めに含まれています。

尿路結石は再発の多い病気なので、成猫で尿路結石を患ったことのある子で痩せ気味な子は、獣医の指示に従うか成猫用の総合栄養食の中からカロリーの高めなフードを選ぶと良いでしょう。

子猫や少食な猫におすすめな高カロリーで栄養価が高いキャットフード12種類を徹底比較!

商品名 カロリー 原材料 避けたい添加物
カナガンキャットフード
チキン
405㎉ 乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、サツマイモ
ファインペッツキャットフード 427.2㎉ アヒル肉(フランス産)、ニシン(オランダ産)、全粒米
ピュリナワン
1歳以上 下部尿路の健康維持 F.L.U.T.H. ケア
サーモン
370㎉ フィッシュ(サーモン、ツナ)、チキンミール、コーングルテン
アカナ
パシフィカキャット
393㎉ 新鮮丸ごと太平洋ニシン(16%)、新鮮丸ごと太平洋イワシ(13%)、新鮮丸ごとアブラカレイ(8%)
オリジン
キャット&キトゥン
412㎉ 新鮮鶏肉 (31%), 生七面鳥肉 (8%), 生サーモン (6%)
ニュートロ
穀物フリー アダルト サーモン
380㎉ サーモン(すり身)、チキンミール、エンドウタンパク
アーテミス
フレッシュミックス フィーライン
392.2㎉ フレッシュチキン・ドライチキン・えんどう豆
ザナベレ
ウリナリー+グルテンフリー
405㎉ 新鮮な鶏肉(20%)、米、米粉
シーバデュオ
旨みがつお味セレクション
405㎉ 肉類(チキンミール、牛・羊副産物、チキンエキス、家禽ミール、ささみエキス等)、穀類(とうもろこし、米、小麦等)、油脂類
アイムス
成猫用 毛玉ケア チキン
390㎉ 肉類(チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)、米、植物性タンパク
クプレラ
ホリスティックグレインフリー
365㎉ ラム肉、ひきわりミレット(黍)、ひきわり玄米
go
カーニボア
グレインフリーチキンターキー+ダックキャット
429.8㎉ チキンミール、チキン(生・骨抜き)、ターキー(生・骨抜き)

ここでは、子猫や痩せ気味な猫にキャットフードを選ぶ時のポイントとして紹介した4つの視点で12類のフードを比較しました。

カロリーは100gあたりのエネルギー量を、原材料は原材料表記の上位3つを抜き出しています。

添加物は「保存料」「着色料」「香料や調味料」の有無(無ければ〇)、表にはまとめきれませんでしたが、容量や対象年齢はメーカーサイトに記載のあるサイズ展開と、子猫用の有無や全年齢(オールステージ)対象商品の有無を調べました

子猫や少食な猫におすすめな高カロリーで栄養価が高いキャットフード5選

おすすめキャットフードを決めた基準

「100gあたりのエネルギー量」「原材料表記」「避けたい添加物の有無」「コスパ」を元に選びました。価格は公式サイトを基準に、公式サイトに無ければアマゾン、アマゾンに無ければ楽天市場の税込み価格を参考に、体重4㎏の成猫にあげた場合のコスパを算出しました。

カナガンキャットフード チキン

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 405㎉
無添加の表記 香料・着色料不使用
原材料についての説明 放し飼いチキンの新鮮な生肉と
高タンパクの乾燥チキンをブレンド
穀物不使用(グレインフリー)
目的 全年齢に対応
主食として給餌可能
目的別フードあり
ウェットフードあり
内容量 1.5kg
価格(税込)
  • 通常:5,038円
  • 最安値:4,030円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約167円
  • 最安値:約134円

カナガンキャットフードに使われるチキン生肉は、放し飼いで育てたものが使われています。

原産国はイギリスなので、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合) の栄養基準を満たしていて、全年齢・ライフステージに対応した主食としてあげられるフードです。

穀物を使わないグレインフリーレシピが特徴で、原材料の70%以上にお肉を使った贅沢なフードです。

魚好きな子やチキンにアレルギーがある子には、お魚ベースのサーモン味(100gあたり398㎉)も選べます。

以前はチキン味のみでしたが、現在は目的別のフード(カナガンデンタル)も増えました。

チキン味は全体の72%、サーモン味は全体の85%に動物性の原材料が使われています。

100gあたり405㎉と比較した12種類の中では高カロリーで、コスパ面でもおすすめのキャットフードです。

アカナ パシフィカキャット

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 393㎉
無添加の表記 人口添加物不使用
原材料についての説明 全体の75%に動物性原材料を使用
穀物不使用(グレインフリー)
目的 全年齢対応の総合栄養食
子猫用など目的別フードあり
容量/価格(税込)
  • 340g:1,848円
  • 1.8㎏:8,580円
  • 4.5㎏:17,380円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約250円
  • 最安値:約202円

アカナのパシフィカキャットは子猫から成猫まで全年齢に対応した総合栄養食です。

魚ベースのフードで全体の75%に動物性原材料が使われています。

人口添加物を使わないのもアカナの特徴で、酸化防止には植物油から抽出したトコフェロールやローズマリーエキスなどを私用しています。

子猫もパシフィカキャットを食べられる栄養価の高いフードですが、子猫用の「キトゥン」の他、七面鳥ベースのフードやカロリーを控えたい室内飼い用の「インドアエントリー」など、目的別のフードも豊富です。

コスト的にはやや高くなりますが、栄養価の高いフードなので痩せ気味な子や子猫におすすめのフードです。

オリジン キャット&キトゥン

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 412㎉
無添加の表記 人口添加物不使用
原材料についての説明 全体の90%に動物性原材料を使用
穀物不使用(グレインフリー)
目的 子猫用総合栄養食
目的別フードあり
容量/価格(税込)
  • 340g:1,980円
  • 1.8㎏:8,800円
  • 4.5㎏:20,900円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約278円
  • 最安値:約220円

オリジンのキャット&キトゥンは子猫用の総合栄養食です。

全体の90%に動物性の原材料を使用した贅沢なキャットフードで、子猫の高い栄養要求に応えられる高カロリーなフードです。

アカナ同様に人口添加物不使用で作られているので、添加物が気になる方にもおすすめ。

アカナに比べて動物性の原材料が多い分、コスパが悪くなりますが肉食動物である猫にとっては理想的なフードと言えます。

一定の割合で穀物を使った一般的な市販のフードとは異なり、お肉やお魚の使用量が多いので、小食な子や痩せ気味な子の他に、偏食で好き嫌いの激しい子にも試して欲しいフードです。

ファインペッツキャットフード

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 427.2㎉
無添加の表記 化学合成された添加物不使用
原材料についての説明 全体の8割に動物性原材料を使用
人間が食べられることができるレベルの原材料を使用
穀物不使用(グレインフリー)
目的 全年齢対応の総合栄養食
容量/価格(税込)
  • 1.5㎏【初回20%OFF】:7,120円
  • 1.5㎏:8,900円
  • 1.5㎏×2:17,500円
  • 1.5㎏×3:26,000円
  • 1.5㎏×4:34,500円
  • 1.5㎏×6:51,500円
  • 1.5㎏×8:68,500円
  • 1.5㎏×10:85,500円
  • 1.5㎏×12:102,000円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約261円
  • 最安値:約208円

ファインペッツキャットフードは、比較した12種類のフードの中で2番目に高カロリーなフードです。

子猫からシニア猫まで全年齢に対応した総合栄養食で、化学合成された添加物は不使用です。

全体の8割に動物性原材料を使い、穀物を使わないグレインフリーで作られています。

通常価格はやや割高ですが、まとめ買いで安くなるのは助かりますね。

また、猫に多い下部尿路疾患に配慮し、フードのpHを6.3に調整してあるのも嬉しいポイントです。

唯一残念なのは、購入できるのが販売元であるエヴリワンズのホームページだけという点です。

メーカーの長期休暇期間にフードが切れてしまうと困ってしまうので、定期購入も可能なので利用すると良いでしょう。

go! カーニボア グレインフリーチキンターキー+ダックキャット

項目 詳細
100gあたりのエネルギー量 429.8㎉
無添加の表記 人口保存料・香料着色料不使用
原材料についての説明 タンパク質の84%が動物性原材料を使用
穀物不使用(グレインフリー)
人間用の食材として合格した生肉・鮮魚が主原材料
目的 全年齢対応の総合栄養食
目的別フードあり
容量/価格(税込)
  • 500g:1,815円
  • 7.25㎏:18,700円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約235円
  • 最安値:約167円

go!のカーニボア グレインフリーチキンターキー+ダックキャットは、比較した12種類の中で最も高カロリーのフードです。

タンパク質の内84%を動物性原材料が占める穀物不使用のフードで、人口の保存料や香料・着色料は不使用です。

500g入りと7.25㎏というかなり差のあるパッケージサイズで、1頭飼いの家庭であれば中間サイズが欲しいところです。

ですが、500g入りでもコスパはまずまずでネット通販でも取り扱いが多いので入手性も〇です。

猫に多い「下部尿路」に配慮したフードや、「皮膚・被毛」「体重管理」など目的別のフードもあります。

コストコのカークランドシグネチャー メンテナンスキャットは、最もコスパに優れたフードで、キャリーオーバーのリスクが高い原材料もありません。

中身の分からない「香料」を使っている点が気になりますが、多頭飼いやシェアできる友達がいるならコスパは最高のフードです。

開封後の賞味期限も考えると最低でも5頭以上必要で、多頭飼いやシェアが前提のフードです。

小食な子や痩せ気味な猫に関するよくある質問

ここからは小食な子や痩せ気味な猫に関してよくある質問をまとめました。

猫がご飯を食べない原因や対処法

  1. 病気→獣医に相談
  2. フードに対する飽き→変えてみる
  3. 環境の変化→2~3日様子を見る
  4. 加齢による変化

猫がフードを食べなくなる理由は様々です。

例えば、「食べない」以外に「元気がない」「押し入れから出てこない」などの変化がみられる場合、病気の可能性も考えられるので獣医に相談してみると良いでしょう。

食べたそうにするけど食べない場合、歯周病など口腔トラブルを抱えている可能性も考えられます。

所説ありますが、キャットフードに飽きて食べなくなるという説もあります。

好物のおやつなどは食べるのに、フードを食べないときは「フードの飽き」も疑ってみても良いでしょう。

ここでも、原材料の表基準を見ながら、どんなお肉・お魚が多いフードの食いつきが良いのかなど、ノートを付けていくと飼い猫の好みに近いフードを見つけやすくなります。

環境の変化によって一時的に食欲がなくなることもあります。

例えば、引っ越しや外に出かけた時に強い猫に攻撃されたり、小さい子が遊びにきて悪気はないけどしっぽを引っ張られたなどが原因で食欲がなくなることがあります。

この場合、一時的な食欲不振なので2~3日様子を見て、まったく食べないようなら病気の可能性も疑い獣医に相談すると良いでしょう。

加齢によって運動量が低下し、代謝が落ちることでも食べる量が減ってきます。

この場合、高カロリーのフードに変えてみるのも良いですが、脂質が高すぎると消化しきれず下痢や軟便になることもあるので、脂質は控えめで栄養価の高いフードを探すと良いでしょう。

猫が痩せすぎなのかの判断基準

猫にもメインクーンなどの大型種がいるので、体重が多い=太りすぎとはなりません。

飼い猫が痩せすぎているのかどうかは、体重の増減や「BCS(ボディ・コンディション・スコア)」も取り入れ、体形でチェックすると良いでしょう。

難しければ獣医に判断を任せても良いです。

一般的に成猫は太りやすい傾向にあります。これは成猫用のフードに「体重管理」や「室内飼い用」など、低カロリーフードのラインナップが多いことからもわかります。

そのため、外で見かける成猫(この子が太り気味なだけかも)と比べて「うちの子痩せすぎかな?」と思っても、適正体形を維持している場合もあります。

なので、BCSで1~2程度でなければ痩せすぎを気にする必要はありません。

キャットフードの適量はどれくらい?

ライフステージ 1日に分ける回数
生後3か月以降 3回
成猫期(生後12か月以降) 2回
シニア期(7歳以降) 2~3回

成長スピードには個体差があるので上記を参考に「食べきれるか」や「うんちの硬さ」などを見ながら回数を調節してあげましょう。

うんちが緩い場合は1回にあげる量が多すぎる(食べ過ぎ)可能性もあるので、1度であげる量を減らして回数を増やして(小分けにして)あげると良いでしょう。

また、食後に吐き戻す場合は1度にあげる量を減らして、フードをあげる回数を増やしてあげましょう。

1日にあげる量
  • 給餌量通りにあげてみる
  • 翌日のウンチの硬さをチェック
  • 理想的な硬さになるまで微調整する

また、1日にあげる量(給餌量)も同じことが言えます。同じ体重5kgの子でも骨格によって大きさや脂肪の量、必要とするエネルギー量が異なります。

そのため、まずは給餌量通りにあげてみてうんちの硬さをみながら量を調節することで、その子にあった1日の量が分かります。

一般的にキャットフードはパッケージに体重を目安とした給餌量が記載されています。

ですが、前項でも書いたように、同じ体重5㎏でも体の大きさによってBCSの1~2と4~5の場合もあるでしょう。

そのため、体重だけで給餌量を決めるのではなく、体形や体重の増減などを見ながらその子にあった(適正体形を維持できる)量を探っていきましょう。

高カロリーなキャットフードへの切り替え方法は?

高カロリーなキャットフードに限らず、食べなれたフードから切り替えるときは1~2週間かけて少しずつ新しいフードの割合を増やしながら切り替えましょう。

急に新しいフードに切り替えると、下痢や吐き戻す原因になることがあります。

特に、高カロリーなフードは脂質が高いものが多いので、急な切り替えによって今までと同じ量を食べてしまった場合、脂質を消化しきれずに軟便になってしまうことがあります。

そのため、飼い猫の様子(嘔吐していないか)やうんちの状態を見ながら、時間をかけて少しずつ切り替えてあげましょう。

まとめ

ここでは小食な子や痩せ気味な猫のために、高カロリーなキャットフードの選び方とおすすめ商品をまとめました。

一言に「痩せ気味」といっても体重だけでは判断ができません。

「BCS(ボディ・コンディション・スコア)」を使って、体形をチェックしたうえで痩せ気味なのかどうかを判断し、必要に応じて高カロリーなフードに変えてみてください。

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