補聴器をレンタルできるおすすめサービス5選!月額制でシャープの補聴器を安く試せる

補聴器をレンタルできるサービス

「最近なんとなく耳が聞こえづらい気がする」
「補聴器を使ってみたいけど、高価なのは買えない」
「家族に補聴器をお試しで使ってみてほしい」

このような方は、補聴器を購入する前にレンタルするのがおすすめです。

この記事では、補聴器をレンタルできるおすすめサービス5選を紹介します。

補聴器をレンタルするメリットや補聴器の種類、集音器との違いについても解説します。

補聴器のレンタルを検討している方はぜひ参考にしてください。

補聴器のレンタルおすすめ5選

補聴器をレンタルできるおすすめサービス5選!補聴器を安くお試しできる

補聴器をレンタルできるおすすめのサービスについて、レンタル料金や期間を元に比較します。

1ヶ月単位で利用できるサービスが多く、補聴器を実際に使ってどのくらい聞こえるかを、購入前に確かめるといった使い方ができます。

サービス名 対象エリア レンタル最安値(税込) 1日当たりのレンタル料金(税込) 最短レンタル期間 送料(税込) 公式サイト
全国 3,800円 / 25日間 152円 25日間 無料
Rentio(レンティオ)Rentio 全国 3,280円 / 月 約109円 14泊15日 無料
メガネ本舗 9都道府県 4,000円 / 月 約133円 3ヶ月 無料(店舗での受け渡し)
メガネのパリミキ 全国 3,300円 / 月 110円 2ヶ月 無料(店舗での受け渡し)
メガネの愛眼 25都道府県 3,300円 / 2週間 約236円 2週間 無料(店舗での受け渡し)

kikitoではシャープの補聴器を3,800円でレンタルできる

kikito

公式サイト https://rental.kikito.docomo.ne.jp/
対象エリア 全国
レンタル最安値(税込) 3,800円 / 25日間
1日当たりのレンタル料金(税込) 152円
最短レンタル期間 25日間
送料(税込) 無料
補償・サービス ・原則修理費用なし
・コンビニや自宅で返却可
・100円(税抜)の利用ごとにdポイント1ポイントが貯まる
kikitoの特徴やメリット
  • SHARPの補聴器を2色から選べる
  • すべての手続きがインターネットで完結
  • dポイントを貯められる

kikito(キキト)は、ドコモが運営しているレンタルサービスです。

ドコモ回線を契約していなくても、dアカウントがあれば誰でも利用できます。

レンタル中に補聴器が破損した場合でも、原則として修理費の負担がないのもうれしいポイント。

高価な補聴器でも安心して使用できます。

また、店舗に行かなくてもレンタルの申し込みや返却ができるため、家族のために補聴器をレンタルしたい方にもおすすめです。

kikitoがおすすめの方
  • SHARPの補聴器を安くレンタルしたい方
  • 調整や相談をオンラインでしたい方
  • 購入前のお試しでレンタルしたい方

このような方は、ぜひkikitoでのレンタルを検討してみてください。

自宅にいながらプロにフィッティングしてもらえる

kikitoではレンタルの申込み・返却だけでなく、聴力チェックやフィッティング、使い方等のサポートまで全てリモートで対応しています。

レンタル期間中はプロによるオンラインサービスが、スマホアプリで何度でも受けられます。

補聴器の調整のために店舗に行かなくてよいため、仕事などで忙しい方におすすめです。

レンタルすると購入時に使えるクーポンがもらえる

kikitoでレンタルすると、シャープのオンラインストアで使えるクーポンをもらえます。

クーポンを利用すれば、補聴器のレンタル料金が実質無料になるためお得です。

詳しい内容はレンタル品に同梱しているチラシに記載されています。

kikitoで補聴器をレンタルした際は、ぜひチェックしましょう。

調整したデータは購入後にも引き継ぎ可能

レンタル期間中にプロにフィッティングしてもらったデータは、購入後もそのまま引き継ぐことが可能です。

そのため、kikitoのレンタルはSHARPの補聴器の購入を検討している方のお試しにもぴったり。

オンラインで対応してもらえるため、気になることがある際は、こまめに調整してもらいましょう。

kikitoでレンタルできるおすすめの補聴器

SHARP 補聴器 メディカルリスニングプラグ

商品名 SHARP 補聴器 メディカルリスニングプラグ
レンタル料金(税込) 3,800円 / 25日間
1日あたりの料金(税込) 152円
補聴器の種類 耳あな式
電源 充電式

人気家電メーカーSHARPの、軽度から中等度難聴者向けの耳あな型補聴器です。

日常生活はもちろん、ビジネスシーンでの使用を想定して設計されています。

スマートフォンの音楽が聴けるストリーミングモード、オンライン会議やスマホ通話が可能となるハンズフリー通話などの機能が充実。

また、アクセサリーのようなスタイリッシュなデザインも魅力のひとつ。

おしゃれで耳にしっかりフィットする形状なため、いつでもどこでも違和感なく使用できます。

Rentioでは耳あな式の補聴器を3器種から選べる

Rentio(レンティオ)

公式サイト https://www.rentio.jp/
対象エリア 全国
レンタル最安値(税込) 3,280円 / 月
1日当たりのレンタル料金(税込) 約109円
最短レンタル期間 14泊15日
送料(税込) 無料
補償・サービス ・通常利用範囲の修理費負担なし
・不注意で壊しても負担は最大2,000円まで
Rentioの特徴やメリット
  • 耳あな式補聴器の取り扱いが充実
  • 集音器もレンタルできる
  • 2種類のレンタルプランがある

Rentioは、補聴器や集音器を多数取り扱っているレンタルサービスです。

Rentioには、以下の2種類のレンタルプランがあります。

  • 月額制プラン(最低利用期間6ヶ月)
  • ワンタイムプラン(14泊15日)

商品によってプランが違うため、レンタルしたい日数に合わせて選べます。

また、保証が充実しているところもおすすめポイント。

不注意で補聴器を壊した場合でも、負担は最大2,000円までで済みます。

補聴器は日常的に使用するアイテムのため、うっかり壊してしまうこともあるかもしれません。

Rentioなら負担額の上限が決まっているため、安心して様々なシーンでお試しができます。

Rentioがおすすめの方
  • 多数の補聴器や集音器から選びたい方
  • 用途に合わせてレンタル期間を選びたい方
  • 保証がしっかりしているサービスを使いたい方

Rentioでレンタルできるおすすめの補聴器

Signia(シグニア) Active 補聴器

商品名 Signia(シグニア) Active 補聴器
レンタル料金(税込) 6,800円 / 14泊15日
1日あたりの料金(税込) 約407円
補聴器の種類 耳あな式
電源 充電式

雑音をしっかりカットした、高品質な音が魅力のシグニアの補聴器です。

スマートフォンが補聴器のリモコンになるため、アプリを使って簡単に操作できます。

Rentioでレンタルすると、シグニア アクティブの「デモ品」が届きます。

通常は一人ひとりの聴力に合わせて調整してから使用しますが、デモ品は多くの人に合うように調整されたものです。

レンタル中は自分で調整ができるため、購入前のお試しで補聴器を使いたい方におすすめです。

メガネ本舗では5器種から好きな補聴器を選べる

メガネ本舗

公式サイト https://www.meganehompo.co.jp/
対象エリア 京都、奈良、大阪、兵庫、徳島、香川、愛媛、岡山、長崎
レンタル最安値(税込) 4,000円 / 月
1日当たりのレンタル料金(税込) 約133円
最短レンタル期間 3ヶ月
送料(税込) 無料(店舗での受け渡し)
補償・サービス ・利用状況の相談
・補聴器の調整
・毎月の電池交換
・通常利用での修理保証

メガネ本舗は、メガネの販売や補聴器のレンタルをしている視聴覚専門店です。

高価で手が出しづらい補聴器を気軽に使えるように作られた「補聴器定額制サービス」が特徴的です。

調整の相談や故障した場合の修理費、電池代などの追加料金が一切かからないため、安心して利用できます。

メガネ本舗でレンタルできる補聴器は以下の5器種です。

器種名 月額料金(税込)
充電式 耳あな型(既製ワイヤレスイヤホン型)充電式 耳あな型(既製ワイヤレスイヤホン型) 5,000円
充電式 耳かけ型(外耳道レシーバー型(RIC))充電式 耳かけ型(外耳道レシーバー型(RIC)) 7,000円
BTE補聴器BTE補聴器 4,000円
外耳道レシーバー型補聴器 (RIC)外耳道レシーバー型補聴器 (RIC) 7,000円
小型耳あな補聴器小型耳あな補聴器 7,000円

最初に、店舗でカウンセリングや聴力測定をし、レンタル期間中に補聴器の調整をします。

申し込み店舗に商品を返却すれば、3ヶ月目以降はいつでも解約可能です。

メガネ本舗がおすすめの方
  • 様々な器種から選びたい方
  • わかりやすい料金プランがよい方
  • 店舗で直接相談したい方

メガネのパリミキでは補聴器の機能によって4つの料金コースから選べる

メガネのパリミキ

公式サイト https://www.paris-miki.co.jp
対象エリア 全国
レンタル最安値(税込) 3,300円 / 月
1日当たりのレンタル料金(税込) 110円
最短レンタル期間 2ヶ月
送料(税込) 無料(店舗での受け渡し)
補償・サービス ・調整、相談無料
・電池交換
・器種変更可
・最長3年の修理保証

メガネのパリミキは、眼鏡や補聴器などを主に取り扱っている眼鏡専門店です。

国内に620店舗と多数あるため、全国各地の最寄りの店舗を利用できます。

補聴器を気軽に使えるようにと、レンタル期間は2か月から3年間と幅広く設定されています。

メガネのパリミキには、以下の4つのコースがあります。

コース名 レンタル機種 形状・性能
月額税込3,300円コース
ノーマルタイプ
キー2 EZキー2 EZ ・耳あな型
・電池式
月額税込5,500円コース
雑音抑制(弱)機能付
・インティス3 クリック・キー3 RIE・MKF4 ミニRITE・MKF4 BTE PP・インティス3 クリック
・キー3 RIE
・MKF4 ミニRITE
・MKF4 BTE PP
・耳あな型
・耳かけ型
・電池式
月額税込8,800円コース
雑音抑制(中)機能付
・ジルコン2 ミニRITE・インティス4.1M BTE・ジルコン2 ミニRITE
・インティス4.1M BTE
・耳かけ型
・電池式
月額税込11,000円コース
雑音抑制(強)機能付
・ジルコン1 ミニRITE-R・Pure312 2AX・ジルコン1 ミニRITE-R
・Pure312 2AX
・耳かけ型
・充電式/ジルコン1
・電池式/Pure312

メガネのパリミキの特徴は、自分に合ったコースを選べるところ。

「補聴器の性能・形状」と「月額レンタル料金」を比較して、自分に合ったコースを選びましょう。

メガネのパリミキがおすすめの方
  • レンタル期間が決まっていない方
  • 自分に合ったレンタルコースを選びたい方
  • 自宅に近い店舗でレンタルしたい方

メガネの愛眼では2週間3,300円の定額で補聴器をレンタルできる

メガネの愛眼

公式サイト https://www.aigan.co.jp/
対象エリア 北海道、宮城、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、岡山、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、長崎、宮崎
レンタル最安値(税込) 3,300円 / 2週間
1日当たりのレンタル料金(税込) 約236円
最短レンタル期間 2週間
送料(税込) 無料(店舗での受け渡し)
補償・サービス ・調整無料
・レンタル料金すべて一律

メガネの愛眼は、眼鏡や補聴器、サングラスなどを取り扱っているメガネ専門店です。

店舗で耳の状況を相談してから、レンタルするか購⼊するかを選べるため、補聴器のことをよく知らない方でも安心して利用できます。

メガネの愛眼でレンタルできる補聴器は、以下の3種類です。

補聴器の種類 レンタル料金(税込)
電池式 耳かけ型 耳あな型 3,300円 / 2週間
電池式 オーダーメイド 耳あな型 3,300円 / 2週間
充電式 耳かけ型 耳あな型 3,300円 / 2週間

レンタル料金は、すべての種類が2週間で一律3,300円。

レンタル品は、メーカー国内工場にて清掃・点検・消耗品の交換を行っているため、衛生面でも安心です。

メガネの愛眼がおすすめの方
  • レンタルか購入か迷っている方
  • 2週間お試しで補聴器を使いたい方
  • 店舗で直接相談したい方

補聴器をレンタルするメリットは?高価なのに安く気軽に使える

補聴器をレンタルするメリットは、以下の3つです。

  • 高価な補聴器でも安く使える
  • 日常の様々なシーンで補聴器を試せる
  • 自分に合った補聴器をじっくり探せる

補聴器をレンタルすると、実際の使い心地や効果を体験することで得られるメリットがあります。

メリットを知った上で、補聴器のレンタルを検討しましょう。

高価な補聴器でも安く使える

1つ目のメリットは、高価な補聴器でも安く使えるところです。

補聴器は価格が安いもので3万円程度、高価なものだと50万円以上するものもあります。

以下の表では、「SHARP メディカルリスニングプラグ」を購入した価格とレンタル料金を比較しました。

金額(税込) 送料(税込) 合計(税込)
Amazonで購入 98,000円 無料 98,000円
kikitoでレンタル 3,800円(25日間) 無料 3,800円

Amazonで「SHARP メディカルリスニングプラグ」を購入すると、98,000円かかります

一方、kikitoでレンタルした場合の初期費用は、25日間のレンタル料金の3,800円のみです。

レンタルなら初期費用が購入した場合の25分の1に抑えられるため、kikitoの方が気軽に利用できます。

いきなり高価な補聴器を購入するのはハードルが高いと感じる方には、レンタルがおすすめです。

日常の様々なシーンで補聴器を試せる

2つ目のメリットは、日常の様々なシーンで補聴器を試せるところです。

具体的には、以下のようなシーンが考えられます。

  • 自宅での家族との会話
  • 外出中の車のクラクションの音
  • 仕事での大人数の会議
  • 運動中のフィット感 など

レンタルであれば、日常生活や仕事、趣味などのそれぞれの生活に合ったシーンで実際に使用感を試せます

「レンタル期間中に自宅と仕事では使ってみたけど、運動中に試せなかった」といったこともあるかもしれません。

その点、レンタルであれば、期間の延長や再レンタルで対応できます。

納得がいくまでじっくりとお試しできるのが、レンタルならではの魅力です。

自分に合った補聴器をじっくり探せる

3つ目のメリットは、自分に合った補聴器をじっくり探せるところです。

補聴器には多くの種類があり、聴こえ方や耳の形状によって合う器種は異なります。

その点、レンタルであれば実際に使用しながら、自分に合った補聴器が見つかるまで何度も試せるのが魅力です。

もし、レンタルした補聴器が合わなければ、返却して違う種類を再度レンタルできます。

補聴器が合わなかったときの心配をしなくて良いところも、レンタルのメリットです。

補聴器をレンタルする際の注意点は?細かい調整には長期間かかる

補聴器のレンタル

補聴器をレンタルする際の注意点は、細かい調整には長い期間が必要なところです。

補聴器は個人の聴力はもちろん、それぞれの生活環境に合わせてプロが調整するものです。

初めて補聴器を使用する際は、小さな音にも敏感になるため、うるさく聴こえないよう音量を小さめに設定します。

その後、耳が補聴器に慣れていくにつれて、徐々に音量を上げていきます。

しかし、レンタル期間が設定されている場合、補聴器の調整中でも期間内に返却しなくてはいけません。

短いレンタル期間では補聴器の調整が終わらないことがあるため、レンタルする前に把握しておきましょう。

補聴器の種類は?3つのタイプを徹底比較!

ここからは、補聴器の3つの種類の特徴を比較します。

種類 価格 メリット デメリット
耳あな型 5万〜60万円 ・小さい
・聴こえ方が自然
・マスクやメガネをしやすい
・失くしやすい
・ハウリングする
耳かけ型 5万〜60万円 ・機能が豊富
・耳の閉塞感がない
・大きな音を出せる
・雨や汗に弱い
・マスクやメガネの邪魔になる
ポケット型 3万〜13万円 ・価格が安い
・操作しやすい
・大きな音を出せる
・大きくて目立つ
・耳から離れた場所にマイクがある

レンタルする前に、自分に合った補聴器の種類を把握しておきましょう。

耳あな型はメガネやマスクをしても使いやすい

1つ目の種類は「耳あな式」です。

耳あな式は、イヤホンのように耳の中に入れて使用する補聴器です。

小さくフィット感があるため、付けていても目立たず、マスクやメガネをしていても邪魔になりません

また、音を拾うマイクが耳の中にあるのも特徴のひとつ。

自然に聴こえるメリットがある一方、マイクとスピーカーが近いためハウリングしやすいデメリットもあります。

ハウリングしやすいことから大きな音を出すのは難しく、重度の難聴には向いていないタイプです。

耳かけ型は種類や機能が豊富

2つ目の種類は「耳かけ式」です。

耳かけ式とは、耳の後ろにかけて使用する補聴器のことをさします。

耳あな式とは違い、耳の閉塞感がないところがメリット。

また、大きな音が出せるため、軽度の難聴から重度の難聴まで幅広く対応しています。

デメリットは、以下の2点です。

  • 雨や汗に弱いところ
  • マスクやメガネの邪魔になりやすい

しかし、最近では邪魔になりにくい小型のものや、防水タイプの補聴器も出ています。

耳かけ型を検討している方は、レンタルする前に機能を確認するのがおすすめです。

ポケット型は操作が簡単で使いやすい

3つ目の種類は「ポケット型」です。

ポケット型は、胸ポケットなどに入れて使用します。

本体を手で持って使えるため、操作がしやすいところがメリット。

他にも大きい音を出せることで、重度の難聴の方でも使用でき、他の2種類と比べて価格が安いのも魅力です。

デメリットは、以下の2点です。

  • 大きくて目立つ
  • 耳から離れた場所にマイクがある

耳から離れた場所で音を拾うため、聴こえ方が不自然だったり、服が擦れる音が聴こえたりすることがあります。

ポケット型は限られたシーンでのみ補聴器を使用する方や、補聴器の操作に慣れていない方に最適です。

補聴器と集音器の違いは?医療機器と家電で商品のカテゴリーが違う

ここからは「補聴器」と「集音器」の違いを解説します。

カテゴリー 機能 価格
補聴器 医療機器 個人の聴力に合わせて調整する 3万〜60万円
集音器 一般家電 音を一律大きくする 1万〜5万円

補聴器と集音器はどちらもレンタルでも取り扱いのある商品です。

ぜひ実際に使用して、比較してみてください。

医療機器と家電でカテゴリーが違う

1つ目の違いは、商品のカテゴリーが違うところです。

補聴器は医療機器のため、厚生労働省の厳しい検査を通過して医療機器認定を受けています。

品質や安全性についても、一定の基準をクリアしてから製造販売している商品です。

一方、集音器は一般家電に分類されるため、検査等はなく、家電量販店などで簡単に販売・購入ができます。

安全性についても特に基準が設けられていないため、使用する際は音量が大きくなりすぎないよう自分で管理しなければなりません。

音を調整する機能が違う

2つ目の違いは、音を調整する機能が違うところです。

補聴器は、個人の聴力に合わせて調整しながら使用します。

高い音が聞き取りにくい場合、高い音のみ大きく聴こえるように調整が可能です。

したがって、重度の難聴の方や音によって聴こえ方が違う方は、補聴器を使うのがおすすめです。

一方、集音器はすべての音を一律に大きくします。

細かい調整はいらず、すぐに誰でも使えるところが集音器のメリットです。

しかし、突然大きな音がした際には、驚くほどうるさく聞こえることがあるため注意が必要です。

集音器の使い方によっては、聴力の悪化につながる恐れもあるため気をつけましょう。

集音器は補聴器より価格が安い

3つ目の違いは、商品の価格です。

  • 補聴器の相場 → 3万〜60万円
  • 集音器の相場 → 1万〜5万円

集音器は補聴器よりも価格が抑えられています

補聴器には様々な種類や機能があるため、集音器と比べると価格の幅が広く、高価です。

一方、集音器は価格が安いため、気軽に購入できるのが魅力です。

最近耳が聞こえづらいと感じ始めた方は、最初は安く、気軽に使える集音器をお試しで使うのもおすすめです。