ビットコインは価格変動がとても大きい通貨です。価格変動の流れにうまく乗り、売買を繰り返せば億万長者も夢ではありません。
しかしここで忘れてはいけないのが「ビットコインや他の仮想通貨を売買するのに手数料が発生する」ということ。
この記事ではセキュリティ面でも信頼のおける仮想通貨取引所、bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料ついて解説します。
ビットフライヤーの入金、出金、売買手数料はいくら掛かるのか確認しましょう。
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ビットフライヤー(bitFlyer)の入金、出金の手数料
ビットフライヤーでビットコインを購入したいなら、まずはアカウント(口座)にお金を入金しなければなりません。
ビットフライヤーに入金する方法は、3通りあります。
ビットフライヤー(bitFlyer)の入金方法と手数料
- 銀行振込
- インターネットバンキングで入金
- コンビニで入金
「銀行振込」「インターネットバンキングで入金」「コンビニで入金」の入金手数料は、以下のとおりです。
銀行振込 | 金融機関により異なります ※住信SBIネット銀行であれば無料 |
---|---|
インターネットバンキングで入金 | 住信SBIネット銀行であれば無料、その他銀行は330円 |
コンビニから入金する | 330円 |
また、それぞれの入金方法によって手数料だけでなく反映時間などにも違いがあります。
銀行振込 | 原則、翌営業日までに反映 |
---|---|
インターネットバンキングで入金 | 原則、即時反映 ※住信SBIネット銀行以外から入金された場合、出金、仮想通貨の送付などに制限(7日間)がかかります。 |
コンビニから入金する | 原則、即時反映 ※出金、仮想通貨の送付などに制限(7日間)がかかります。 |
特に急ぎでなければ、銀行振込を利用するのもおすすめ。
他行宛の振込手数料が無料になる銀行口座から振り込めば、手数料をかけずに入金できますよ。
ビットフライヤー(bitFlyer)の出金手数料
ビットコインから日本円に換金し、日本円を引き出したいときに必要になる手数料が「出金手数料」です。
ビットフライヤーの入出金に関する手数料は、以下のとおりです。
出金手数料 (三井住友銀行) |
出金額が3万円未満220円(税込) 出金額が3万円以上440円(税込) |
---|---|
出金手数料 (三井住友銀行以外) |
出金額が3万円未満550円(税込) 出金額が3万円以上770円(税込) |
出金に関しては、ビットフライヤーと提携している三井住友銀行から出金するのが最も割安になります。
他社との入金・出金の手数料比較
ビットフライヤーとコインチェックは代表的な仮想通貨取引所として長く営業しています。2社について、入金及び出金の手数料を比較します。
ビットフライヤー | 金融機関により異なります ※住信SBIネット銀行か三井住友SMBCダイレクトであれば無料 |
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コインチェック | 各銀行ごとの振込手数料 |
ビットフライヤー | 330円 |
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コインチェック | ・3万円未満なら770円 ・3万円以上30万円以下なら1,018円 |
ビットフライヤー | 住信SBIネット銀行であれば無料、その他銀行は330円 |
---|---|
コインチェック | ・3万円未満なら770円 ・3万円以上50万円未満は1018円 ・50万円以上の場合「入金金額×0.11%+495円」 |
ビットフライヤー (三井住友銀行) |
出金額が3万円未満220円(税込) 出金額が3万円以上440円(税込) |
---|---|
ビットフライヤー (三井住友銀行以外) |
出金額が3万円未満550円(税込) 出金額が3万円以上770円(税込) |
コインチェック | 407円 |
ビットフライヤー(bitFlyer)の取引手数料
bitFlyer(ビットフライヤー)は、仮想通貨を売買することができる「販売所」と「取引所」があります。
「販売所と取引所は同じじゃないの?」と思っている人は、この違いをハッキリ把握しておかないと手数料で損をすることになりますよ!
販売所 | ・ビットフライヤーが保有するビットコインをビットフライヤーが提示した価格で売買 ・販売所が仲介するためビットコインの時価より購入価格は高く、売却価格は安い ・成行注文のみ |
---|---|
取引所 | ・ビットコインユーザーと直接やりとりする場所 ・ビットコインの時価で売買 ・指値・成行注文が使える |
販売所でビットコインを購入する場合、ビットフライヤーに仲介してもらう分、購入価格が割高になります。
そのためビットフライヤーでビットコインを売ったり買ったりするときは、「取引所」を利用するのが賢いやり方なんです。
ビットフライヤー(bitFlyer)のスプレッド
これは、あるときのビットコインの価格です。
購入価格と売却価格の差はけっこう大きいですよね。ビットフライヤーの販売所で仮想通貨を取引すると、(価格変動が激しい局面ではとくに)スプレッドが広くなる傾向に。
購入 | 売却 | 差額 | |
---|---|---|---|
Zaif | 5,938,354 | 5,478,565 | 459,789 |
bitFlyer | 5,867,561 | 5,536,285 | 331,276 |
Coincheck | 5,894,141 | 5,547,100 | 347,041 |
他社の販売所と比較するとビットフライヤーが一番お得に取引ができます。
簡単に取引したい!と販売所でビットコインを購入したい方は、スプレッドの差が一番少ないビットフライヤーを選択するのが賢い選択です。
ビットフライヤー(bitFlyer)の取扱仮想通貨一覧!
取引方法 | 取引できる仮想通貨 |
---|---|
販売所 | ・ビットコイン ・イーサリアム ・イーサリアムクラシック ・ライトコイン ・ビットコインキャッシュ ・モナコイン ・リスク ・リップル ・ベーシックアテンショントークン ・ネム ・ステラルーメン ・テゾス ・ポルカドット ・チェーンリンク ・シンボル ・ポリゴン ・メイカー |
ビットコイン取引所 | ・ビットコイン |
Lightning 現物取引 |
・ビットコイン ・イーサリアム ・ビットコインキャッシュ ・リップル ・モナコイン ・ステラルーメン |
Lightning FX/Futures |
・ビットコイン |
ビットフライヤーの取引所で売買できるのはビットコインのみ。自分が欲しい仮想通貨の種類で取引方法を選びましょう。
2021年4月1日からbitFlyer Lightning に以下 3つの現物通貨ペアを追加されました
- XRP/JPY ペア
- XLM/JPY ペア
- MONA/JPY ペア
コチラの現物通貨ペアの手数料は、取引量に応じた手数料体系(0.01~ 0.15 %)を採用しています。
ビットフライヤー(bitFlyer)の販売所以外の取引手数料
ビットフライヤーの取引所は、ビットコインの売買方法の難易度に合わせ、取引方法を選ぶことができます。
それぞれの違いは以下のとおりです。
ビットコイン取引所 | ・簡単な取引方法 ・指値注文が可能 |
---|---|
Lightning 現物取引 |
・詳細なデータや価格推移、出来高で分析しつつ取引することができる |
Lightning FX |
・難易度が高い ・ビットコインの証拠金取引 ・ロングだけでなくショートもでき、レバレッジは最大15倍 |
あまりリスクを好まず「長期投資でノンビリ」と考えている人は、「ビットコイン取引所」か、「Lightning現物取引」を選ぶとよいでしょう。
この2つの取引方法は、保有資金より多くの取引をしないので、元本を超えるほどの損失を被るリスクがなく安心です。
特に「ビットコイン取引所」と呼ばれている「ビットコイン簡単取引所」は、専門的な知識もいらず分かりやすい注文方法なので、ビットコイン初心者にはおすすめ。
ビットフライヤーライトニングには現物取引とFXがあり、クリック一つで画面を移動することができます。
「LightningFX」のほうは、預けている証拠金より多く(最大2倍まで)の取引ができ、ロング(買い)だけでなくショート(売り)もできるメリットがあります。
何度も取引を繰り返し利益を取りたい人は、売買手数料が無料になる「LightningFX」を利用するのがおすすめです。
「LightningFX」を利用する場合、保有資産に余裕をもって取引しましょう。
ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)についての詳しい解説はコチラをお読みください。
建玉 | スワップポイント |
---|---|
買建玉 | 0.04%/日の支払い |
売建玉 | 0.04%/日の支払い |
ビットコインは、買建玉を持っていても売建玉を持っていても、日付をまたぐと建玉の0.04%の金利を支払わなければなりません。
保有日数に応じて金利がかさむため、LightningFXははビットコインの長期投資には向きません。
毎日0時0分0秒の日付が変わるタイミングでポジションを保有していた場合に発生する手数料。外国為替のFX取引ではスワップポイントがもらえる場合もありますが、ビットフライヤーの場合は売りも買いも徴収されます。
ビットフライヤー(bitFlyer)の取引手数料を安く抑える方法
ビットフライヤーでビットコインを売買するには、ビットフライヤーでアカウントを作る必要があります。
またセキュリティ面で安全性の高いビットフライヤーですが、「ビットコインを取引するときの手数料が高いのではないか」といわれています。
しかしビットコインの取引方法を選ぶことで、手数料を抑えることができるんですよ。
ビットフライヤーのどの取引方法を使うと、どんな手数料が必要になるのでしょうか。ビットフライヤーの手数料をまとめました。
取引場所 | 手数料 | 備考 |
---|---|---|
ビットコイン販売所 | 無料 | 購入価格と売却価格の差額(スプレッド)がある |
取引所 Lightning 現物取引 |
0.01% ~ 0.15% | |
Lightning FX/Futures |
無料 (終了の2週間前に告知) |
スワップポイントが必要になる |
先ほども説明したとおり、販売所のビットコインの値段にはすでに手数料が含まれているイメージです。
ビットフライヤー(bitFlyer)が安全に利用できる理由
ビットフライヤーは手数料が安いだけではありません!「ビットフライヤーはセキュリティ面で信頼できる」というのが、人気の理由のひとつです。
ビットコイン取引数日本一を誇る仮想通貨取引所です。ここではビットフライヤーが講じるセキュリティ対策を紹介します。
「bitFlyer セキュリティ・ファースト」主義で安心・安全
- 個人情報保護のため、ユーザーの全データを暗号化
- 世界最高の認証局「DigiCert」の証明書を採用
- セキュリティ強度の高いハッシュ関数SHA-2を採用
- システム内部の通信にもSSLを使用
- FW(ファイア・ウォール)で不正アクセスの防止
- WAF(ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール)で不正アクセスを監視
- DNSサーバーの性能や耐障害性向上のため、IP Anycastを導入
bitFlyerのセキュリティシステムは、大手金融機関よりも強固な暗号技術を使い、二重にも三重にも張り巡らされた防御壁でビットコインや個人情報を守っています。
また、ユーザーがログインパスワードを盗まれることのないような対策も取られています。
- パスワードの強度チェック機能
- ブルートフォースアタックから守るアカウントロック機能
- SMS、メールアドレス、認証アプリによる2段階認証機能設定
- 不正アクセスから守るログイン履歴の管理
- 第三者による不正動作を防ぐため長時間操作しなかった場合自動でログアウト
また新たに開発されているウィルスを想定し、ウィルス負荷試験をしたり、継続的にセキュリティのアップデートを行ったりしています。
ビットコインを取引するなら、セキュリティ面でしっかりした取引所を選ぶことが最も大切なんだぞ!
ビットフライヤーが安全な理由!潤沢な出資金で盤石な経営
ビットフライヤーが安全なのは、セキュリティ面だけではありません。ビットフライヤーはたくさんの企業に高い評価を受けていることが分かります。
その判断基準の一つが「資本金」です。
日本を代表するたくさんの大企業がビットフライヤーに出資しています。そのため資本金がほかの仮想通貨取引所と比較しても潤沢であると言えるでしょう。
もちろん資本金だけで、企業の価値を判断することはできませんがこれほどたくさんの企業から将来性を期待されている企業が、破綻するようなことはまず考えられないでしょう。
上の図はビットフライヤーの主な株主です。
ビットフライヤーは資本金(資本準備金を含む)は41億238万円を超えており、日本を代表する仮想通貨取引所といっていいでしょう。
これなら安心して自分の資産を預けられますね。
ビットフライヤーが海外展開!仮想通貨事業で世界に進出
ビットフライヤーは日本国内だけでなく海外進出もしています。2017年には海外進出事業としてアメリカにbitFlyer USA, Inc.を設立し、米国における仮想通貨交換業を開始しました。
2018年にはルクセンブルクに bitFlyer EUROPE S.A.を設立し、欧州連合における仮想通貨交換業を開始しました。
口座開設をまだしていない方は公式サイトを確認しましょう!
ビットフライヤー(bitFlyer)の手数料に関する質問
ビットフライヤー(bitFlyer)の手数料に関する質問をまとめました。
Q.ビットフライヤーアカウントに関する手数料は?
アカウント作成手数料 | 無料 |
---|---|
アカウント維持手数料 | 無料 |
Q.ビットコイン送付手数料は?
ビットコイン送付手数料 | 0.0004BTC |
---|---|
bitWire | 無料 |
ビットコイン送付手数料とは、ビットコインを誰かに送るとき必要になる手数料です。
送付手数料が無料になるbitWireとは、ビットフライヤーのアカウントを持っている同士で使える、ビットコイン送付方法。
bitWireは煩わしいビットコインアドレスの入力が必要がなく、メールアドレスの入力でビットコインの送金がすぐにできるというメリットがあります。
【まとめ】ビットフライヤー(bitFlyer)の手数料は高くない
ビットコイン取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の「高い手数料」について、また「手数料を安くする方法」について解説してきました。
ビットフライヤーは資本提携先がいずれも名だたる大企業ばかりで安定しており、セキュリティ面でも安心です。
ビットコインを取引したり、保有したりするうえで最も大切な要素を満たした取引所だといえるんですよ。そのメリットを利用しつつ、もっともコストをかけないで取引するには、以下の3点に注意しましょう。
・「住信SBIネット銀行」で入金する
・「ビットコイン取引所」か「bitFlyer Lightning」で取引する
・「三井住友銀行」で出金する
取引方法を選べば、コストに大きな違いが出ます。あなたもぜひビットコインの取引を「安全」に、かつ「オトク」に取引してみてくださいね!
万が一の被害に合わない為にも安心できる、この取引所で仮想通貨を購入しましょう!