セミナーインフォ× TECH+ フォーラム 金融業×セキュリティ Day 2024 Nov. 金融サイバーセキュリティ

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サイバーセキュリティ対策が、経営上の重要な課題
~AI時代のセキュリティガバナンス構築~


2022年より、金融庁及び日本銀行は、金融機関のサイバーセキュリティ管理態勢の強化を促すため、他の金融機関対比での自組織の立ち位置や課題となる領域を特定する自己評価ツールを整備し、金融機関に対し、サイバーセキュリティセルフアセスメント(Cyber Security Self-Assessment、CSSA)の実施を求め、その集計結果を還元する取組を実施。

また、量子コンピュータの実用化により、現行の公開鍵暗号の安全性が損なわれる可能性が指摘されています。

金融業界では、量子技術を用いた攻撃者による暗号解読に備え、2030年までに耐量子計算機暗号(PQC)への移行が求められている。
変化の著しいAI時代に、加速するサイバー攻撃の高まりが、金融機関を翻弄しています。
経営上の重要な課題が、サイバーセキュリティ管理態勢の整備や実効性の確保といっても過言ではないでしょう。

「テクノロジーとビジネスの課題解決を”つなげる” メディア」を掲げるTECH+では、エンジニアやIT管理者に限らず幅広い全てのビジネスパーソンに向け、日々情報発信しています。

特に生成AI技術においてビジネス発展に不可欠な要素と考え、連載記事を筆頭に積極的な情報提供を行っております。
本セミナーは「金融サイバーセキュリティ」をテーマに、ご視聴いただく対象を金融業にお勤めの方に限定して開催します。
サイバー攻撃の脅威の高まりを踏まえ、どのようにサイバーセキュリティ管理態勢の整備や実効性の確保をすればよいのか。
識者や先進的な事例機関・企業とともに、AI時代のセキュリティガバナンスを構築するヒントを提供いたします。

プログラムProgram

13:00-13:40

13:00-13:40

A-1基調講演サイバーセキュリティ管理態勢の強化に向けて

わが国金融機関においては、デジタル技術を活用した顧客サービスの向上や業務の効率化に取り組んでいくうえで、サイバーセキュリティ管理態勢の整備や実効性の確保が重要な課題となっています。本セッションでは、最近のサイバーインシデント事例を取り上げつつ、金融機関に求められる対策について概観します。

日本銀行金融機構局 参事役兼上席考査役(システム・業務継続担当)徳高 康弘 氏

【プロフィール】
1996年に日本銀行に入行。これまで、新日銀ネット構築プロジェクトPM、情報システム開発課長、業務局総務課長、大分支店長などを歴任し、2024年5月から現職。金融機関のサイバーセキュリティ対策に関する調査・モニタリング等に取り組んでいる。

13:50-14:20

13:50-14:20

A-2安全・効率的なセキュリティ対策をパスワード管理から考える

近年、日本で増加の一途を辿るサイバー攻撃による被害。その背景には組織のパスワード管理の脆弱性が大きく関わっています。パスワード管理の重要性の理解、直面する課題、その解決策となるKeeperのパスワードマネージャーを使用して、安全で簡単に開始できるセキュリティ対策の向上をデモを交えて解説いたします。

Keeper Security APAC株式会社営業部
APAC地域営業
大原 和宏 氏

【プロフィール】
通信キャリア出身、時代に合わせたネットワークの構築やクラウドサービスの導入、それによるセキュリティ対策の推進へ携わる。外資大手ソフトウェアベンダーを経てKeeper Security APACの立ち上げメンバーとして参画。現在もAPACセールスとして、日本を中心に、パスワード管理によるセキュリティ対策を推進している。

14:30-15:00

14:30-15:00

A-3AI時代のセキュリティ戦略 ~可観測性のある統合型セキュリティ運用態勢~

金融業界は依然としてリスク管理や規制対応などが課題となっている中、IT環境の近代化でハイブリッド/マルチクラウド環境へと複雑化しています。またサイバー脅威は地政学的問題や新たなテクノロジーの導入などによって進化し、深刻化しています。このような状況下で、顧客ニーズにも応えなければなりません。本講演では、進化するサイバー脅威に対峙する高度で低負荷の可観測性のある統合型セキュリティ態勢について説明します。

フォーティネットジャパン合同会社マーケティング本部
フィールドCISO-エンタープライズ
登坂 恒夫 氏

【プロフィール】
フォーティネットジャパンにてフィールドCISOエンタープライズとして現職を務める。前職IDC Japanで10年以上国内のセキュリティ市場調査アナリストとして国内のセキュリティ市場全般に深い洞察を持つ。その他、SE業務、コンサルティング業務、サポート業務と幅広くIT業務を20年以上にわたり経験。

15:10-15:50

15:10-15:50

A-4特別講演金融機関におけるサイバーセキュリティの課題と対策

〈みずほ〉では、サイバー攻撃を経営のトップリスクの1つに位置づけ、サイバーセキュリティ対策にグループを挙げて取組んでいます。フィッシング詐欺やサプライチェーン攻撃等金融機関ならではの課題、対応に向けた組織体制、現在取組んでいる具体的な事例等をご紹介します。

みずほフィナンシャルグループグループ執行役員 情報セキュリティ担当(グループCISO)寺井 理 氏

【プロフィール】
新卒で銀行のシステム子会社に入社、銀行のロンドン支店でみずほ統合プロジェクトに参画。
野村総合研究所へ転職、データセンター移転からデリバティブシステムの導入まで幅広く経験。
みずほ証券に転職。IT基盤の部長、持株会社のサイバーセキュリティ統括部署の部長を経て2022年4月よりグループ共同CISO、2024年4月より現職

16:00-16:40

16:00-16:40

A-7特別講演耐量子計算機暗号への移行の取組み状況と対応の主なポイント

量子コンピュータによる暗号の安全性低下リスクに対抗するために、耐量子計算機暗号への移行に向けた取組みが活発化しています。本講演では、海外のセキュリティ当局や金融業界における取組みの状況を紹介するとともに、対応の主なポイントを説明します。

日本銀行金融研究所
参事役
宇根 正志 氏

【プロフィール】
1994年に筑波大学を卒業して日本銀行に入行。システム情報局、出向(産業技術総合研究所)などを経て、2023年6月より現職。金融サービスで用いられる情報技術や情報セキュリティ技術の研究に従事。2003年に横浜国立大学大学院工学研究科博士課程後期を修了。博士(工学)。

開催概要Overview

イベントタイトル
セミナーインフォ× TECH+ フォーラム 金融業×セキュリティ Day 2024 Nov.
金融サイバーセキュリティ
開催日程
2024年 11月 19日(火) 13:00~
開催場所
webセミナー
申込締切
2024年 11月 19日(火) 10:00 まで
参加費用
無料
主催
株式会社セミナーインフォ
株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局
お問い合わせ先
株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局
news-techplus-event@mynavi.jp