「ソーシャルICT革命」を目指し、組織体制を強化 - NICTが新中長期計画を発表

[2016/04/08 12:00] ブックマーク ブックマーク

産学、地域、グローバル - 各方面との連携を強化

新計画2つ目の柱であるオープンイノベーションの拠点機能強化に関しては、イノベーション推進や研究プラン開発全体を統括する「オープンイノベーション推進本部」が設立された。伊丹氏は、「第3期は各々独立して行っていた研究活動に横串を入れ、連携しながらやっていく」と説明。これにより、NICT全体として産学連携、地域連携、グローバル連携のプロジェクトを推進し、内外の研究を戦略的に進めていくという。特に重視されているのが、ソーシャル・ビッグデータとAIの分野だ。

ソーシャル・ビッグデータ関連のプロジェクトとしては、国内約20カ所で行われているIoTセンサを使った実証実験が挙げられた。

ソーシャルビッグデータ関連プロジェクトマップ

ソーシャルビッグデータ関連プロジェクトマップ

「こうしたプロジェクトは、地域連携としても重要なので今後も推進していきたい」と伊丹氏は力を込める。

また、AIに関して言えば、産学連携で進めることを念頭に、AI・脳情報通信研究群に属すユニバーサルコミュニティ研究所に「データ駆動知能システム研究センター」を設置。また、新たに設けられた「統合的AI準備室」において経済産業省、文部科学省との連携を深め、3省連携でAIを推進していく。

3つ目の柱となるグローバル展開については、第3期から日米/日欧の共同研究スキームに加え、ASEANとの連携が進められている。

「バーチャル・オーガナイゼーションの枠組みを9カ国23機関で立ち上げて、共同研究プロジェクトを検討中している。日米/日欧では、仮想化ネットワークからスタートし、最近はビッグデータやAI関係のプロジェクトが出てきている。おそらく、アジアとしても方向性は同じで後追いになると思うが、そうした共同研究をさまざまな機関と行っていきたい」(伊丹氏)

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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