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ヤフーがSplunk導入に踏み切った入り口は「MakeとUseの使い分け」

[2017/06/22 10:55]末岡洋子 ブックマーク ブックマーク

数百TBデータを取り扱う時が懸念するポイント

この秋にも正式なローンチを予定しているが、それに向けて取り組んでいるのがトレーニングだ。「Splunkは自由度が高く、機能が豊富なので、正しく使ってもらいたい」と服部氏。同社は2000人のエンジニアを擁するが、まずはトレーナー人材を育成し、さらにこのトレーナーが裾野を広げていく取り組みをスタートしている。

また合わせて、Cloud Foundryから拡大してSplunkの導入を進めていく。「現在、毎日数十TBで問題なく動いているが、これが数百TBと桁が増えた時に、ログデータをきちんと集めることができるかは課題」と服部氏。このような規模の拡大に加えて用途についても、同時検索数の拡大を図っていく。これは、社内でSplunkを使いこなす人が増えると検索入力もあわせて増えることが想定されるためだ。こちらについては、「ニーズを見ながら解決を図っていく」という。

ヤフーは、プレミアムソリューションとして「Splunk IT Service Intelligence(ITSI)」の導入についての検討も始めているという。ITISはITのKPIを視覚化できるモニタリング・分析ソリューションで、狙いは「検索結果の高度な表現」だという。

「各サービスごとにログを集め、独自にログからサービスの状態などを把握できる画面を作っているが、ここにITISを使えないかと検討している」と服部氏。アプリケーションのメトリクスをSplunkに任せることで、エンジニアは本来の作業に集中できると続ける。

このように、ツールを使うか開発するかの判断は常に重要で、「”Make”と”Use”を使い分けることを重視している」と服部氏はヤフーのポリシーを説明する。「特殊な部分とそうでない部分を分け、特殊な部分ではベンダーなどとやりとりしながら、そうでない部分は(ツールやパッケージを)買ったほうが効率が良い。そこを見極めることが大切」と服部氏は述べた。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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