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Hadoop生みの親と「ウェブ魚拓」を開発した握力王が異色の対談! テーマはITと健康管理、そして医療

[2016/11/18 15:10]山田井ユウキ ブックマーク ブックマーク

ヘルスケア・医療分野のデータ活用、日米の展望

話はここからヘルスケア・医療分野へと展開していく。

米国ではデータが同分野で大きな役割を果たしており、例えば患者がベッドで何をしているかをモニタリングしたり、がん治療のゲノム解析を行ったりと、「問題を特定すること」や「どうすれば対処できるのかを理解すること」などに役立っているという。

新沼氏は、「日本でも、ヘルスケア・医療分野におけるデータやテクノロジーの効果は大きい」と予測しており、その理由の1つとして自身が慢性的な腰痛であることを交え、次のように語った。

「大きな問題は、慢性的であることです。(慢性的な)腰痛を持っている人のほうがそうでない人よりも自殺率が高いというデータもあります。運動を始める人の動機には、太り過ぎたからとか、健康になりたいからといったもののほかに、何らかの慢性痛を解消したいというものも少なからずあります。慢性痛の緩和・解消に本当に運動は効くのか、データがたまっていくことで医療が改善される可能性があるでしょう」(新沼氏)

また、今後10年を見据えた展望として、「パーソナライズ治療(オーダーメイド治療)が重要になる」とはカッティング氏の弁だ。氏は、遺伝情報なども利用し、一人一人に向けてカスタマイズした治療法が確立されると予測する。

もっとも、医療従事者と診断情報を共有するにあたってはプライバシーの確保が大きな課題となるだろう。「これを技術によって解決するのがCloudera」(カッティング氏)だ。

「Clouderaでは多くのセキュリティ機能を提供しているため、プライバシーを担保した上で診断情報を検索できるのが特徴です」(カッティング氏)

データを活用することで、これまでよりもパーソナライズされた治療が可能になることは間違いない。テクノロジーはフィットネスなど個人の運動体験だけでなく、医療やヘルスケアの分野にも大きな影響を与えていくのだろう。

特別対談後には、新沼氏とカッティング氏による腕相撲対決が実施された。結果は見事に新沼氏が勝利を収め、会場を大いに盛り上げていた。

新沼氏とカッティング氏による腕相撲対決がスタート!

カッティング氏に攻められるも、まだ余裕の表情を見せる新沼氏

接戦の末、新沼氏が押し込んで勝利!

激戦を終えた2人。レフェリーは、フィットビットジャパン 社長 福田強史氏(写真中央)が務めた

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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