MENU

エルピオ都市ガスの悪い評判は本当?口コミ通り安いのか料金を他社と比較して検証

エルピオ都市 評判のアイキャッチ画像

エルピオ都市ガスは、「ガス料金が安い」「キャンペーンがお得」と魅力的な口コミ評判のあるガス会社です。

東京ガスや他の大手ガス会社と比べると、利用量が多いほどエルピオ都市ガスの方が安い傾向にあります。

とはいえ「本当に自分の家でもお得になる?」「評判を詳しく知ってから契約したい」との意見も。

本記事では、エルピオ都市ガスの評判を詳しく取り上げ、料金プランからメリットやデメリットまで紹介します。

  • エルピオ都市ガスの料金プラン
  • エルピオ都市ガスのメリット・デメリット
  • エルピオ都市ガスに申し込むときの流れ
  • エルピオ都市ガスがおすすめな人の特徴
  • エルピオ都市ガスの評判に関するよくある質問

家族人数や使用量ごとの具体的な料金シミュレーションや、どのような家庭におすすめなのかも解説します。

エルピオ都市ガスの悪い評判の理由や注意点も紹介するので、参考にして乗り換えを検討しましょう。

目次

エルピオ都市ガスは評判通りガス代が安い?口コミとともに料金プランを紹介

エルピオ都市ガスは、SNSの口コミで「一人暮らしでも安い」「キャンペーンのキャッシュバックがお得」と評判です。

以下4エリアで都市ガスを供給しており、特に東京ガスエリアの人から料金の安さが注目されています。

  • 東京ガスエリア
  • 京葉ガスエリア
  • 東邦ガスエリア
  • 大阪ガスエリア

上記エリア在住で都市ガスが利用できる住居なら、一戸建てから賃貸住宅まで種類を問わず申し込めます。

エルピオ都市ガスの基本情報は以下の通りです。

エルピオ都市ガスの基本情報

エルピオ都市ガスの対象エリア画像
項目 詳細
公式サイト https://www.lpio.jp/gas/
販売会社名 株式会社エルピオ
所在地 千葉県市川市
支払方法 クレジットカード
契約期間 縛りなし
解約料 無料
その他事業 ・プロパンガス
・電気
・インターネット光
・ウォーターサーバー

電気やインターネットも扱っており、都市ガスとのセット割プランを用意しているのも特徴です。

「光熱費や固定費をまとめて管理したい」「割引でお得に利用したい」といった人にも向いています。

ガス料金を安くしたいなら使用量に応じたプラン選びが重要

エルピオ都市ガスには2つのプランがあり、それぞれ基本料金と従量料金が大きく異なります。

今よりお得になるのか判断するには、申し込み前に以下の項目を確認しましょう。

  • エルピオ都市ガスの料金プラン特徴
  • エリア別プラン料金を大手ガスと比較
  • エリア別・家族人数別で具体的な料金を大手ガスと比較
  • 11ヶ月後がお得なキャッシュバックキャンペーン

エリアによっても料金が異なるため、家族人数や使用量に応じて最適なプランを見極めが必要です。

「なんとなく安そう」とイメージのみで契約すると、今より高く付いてしまう可能性もあります。

今契約しているガスの使用量や基本料金を明細から細かく確認し、シミュレーションを使用して比較しましょう。

エルピオ都市ガスではガス使用量に応じて2つの料金プランを用意

エルピオ都市ガスの料金プランは、ガス使用量に応じて2種類から選べます。

  • スタンダードプラン
  • 床暖プラン

スタンダードプランは一般的な使用量の家庭に向いており、従量料金が安く設定されています。

大手ガス会社の「一般料金」に相当するプランです。

床暖プランはガス使用量が多い家庭向きで、使用量が増えるほど従量料金の割引率が大きくなります。

冬場に床暖房を使う家庭や、家族の人数が多くガスの使用量が多い家庭は、冬季料金が安い床暖プランもチェックしましょう。

スタンダードプランは給湯器やガスコンロだけ使う家庭向き

スタンダードプランは、給湯器やガスコンロだけを使う一般家庭向けです。

使用量に応じた基本料金に、従量料金として使用量に応じた金額が加算されます。

大手ガス会社と比べると、従量料金の単価が安い傾向です。

例えば、東京ガスエリアなら最大で約5.0%割安な料金で利用できます。

東京ガスエリアの従量料金の例

ガス会社 使用量ごとの従量料金(/㎥)
~20㎥ 20.1㎥~80㎥
エルピオ都市ガス 125.11円 124.00円
東京ガス 145.31円 130.46円

使用量が多い家庭は、エルピオ都市ガスの利用を検討しましょう。

床暖プランは使用量が多い家庭向けで冬季料金が安い

床暖プランは、暖房や乾燥機でもガスを使用する家庭向けのプランです。

ガス使用量が増える冬季と他の季節で料金設定が異なり、使用量が20㎥以下ではスタンダードプランよりも割高。

東京ガスエリアの床暖プランとスタンダードプラン料金

使用量 料金種別 スタンダードプラン 床暖プラン
冬季 冬季以外
~20㎥ 基本料金 975.00円 759.00円 1,000.00円
従量料金 125.11円 145.2円 127.98円
20.1㎥~80㎥ 基本料金 1,015.00円 1013.66円 1265.00円
従量料金 124.00円 119.9円 125.13円

使用量が~20㎥では、シーズンを通して床暖プラン従量料金が高くなります。

冬季だけ集中してガス使用量が増える家庭で、20.1㎥~80㎥の利用量なら床暖プランがお得になる可能性があります。

現在のガスの使用量を把握し、自分に合ったプランを選びましょう。

供給エリアごとの料金プランを大手ガス会社と比較

供給エリアごとに違う料金プランを、以下大手ガス会社と比較しながら紹介します。

  • 東京ガスエリア
  • 東邦ガスエリア
  • 大阪ガスエリア
  • 京葉ガスエリア

引っ越しでガスの契約を迷っている人は、どちらが自分にとって安くなるか判断できます。

ガス料金の計算方法は以下の通りです。

基本料金+従量料金(/㎥)×使用量+燃料調整費

燃料調整費は、原料の価格変動をガス料金に反映させる制度です。

原料費は原油価格の変動や為替レートによって変わるため、燃料調整費によって調整を実施。

燃料調整費は会社ごとに異なり、毎月変動します。

今回は基本料金と従量料金を合計した料金でプランを比較しました。

東京ガスエリア

スタンダードプラン

ガス使用量 料金種別 エルピオ都市ガス 東京ガス
~20㎥ 基本 975.00円 759.00円
従量(/㎥) 125.11円 145.31円
20.1㎥~80㎥ 基本 1,015.00円 1,056.00円
従量(/㎥) 124.00円 130.46円
80.1㎥~200㎥ 基本 1,343.00円 1,232.00円
従量(/㎥) 123.00円 128.26円

東京ガスエリアでは、使用量20㎥以下と80.1㎥以上のときは基本料金がやや割高です。

東京ガスと比べたとき、使用量20㎥以下ではエルピオ都市ガスが約210円高額に。

従量料金の単価はエルピオ都市ガスの方が安く、1ヶ月の使用量が10.4㎥以上の家庭は東京ガスよりガス料金を抑えられます。

1人暮らしや給湯器の利用頻度が低い2人暮らし家庭は、現在の使用量を確認してエルピオ都市ガスを利用するか判断しましょう。

20.1㎥~80㎥の使用量では、基本料金と従量料金どちらもエルピオ都市ガスが安いです。

床暖プラン

ガス使用量 料金種別 エルピオ都市ガス 東京ガス
冬季 冬季以外 冬季 冬季以外
~20㎥ 基本 759.00円 1000.0円 759.00円 759.00円
従量(/㎥) 145.2円 127.98円 145.31円 145.31円
20.1㎥~80㎥ 基本 1,265.00円 1013.66円 1,265.0円 1,056.0円
従量(/㎥) 119.9円 125.13円 120.01円 130.46円
80.1㎥~200㎥ 基本 2,145.0円 1,182.72円 2,145.0円 1,232.0円
従量(/㎥) 108.9円 123.02円 109.01円 124.96円

床暖プランは、冬季なら東京ガスとほぼ料金差がなく大きな節約にはつながりません。

燃料調節費を加えて計算すると、エルピオ都市ガスの方が高くなる可能性もあります。

冬季以外の料金は、使用量20㎥以下のときは基本料金が240円高額です。

使用量が20.1㎥~80㎥の家庭では、基本料金に加えて従量単価が東京ガスより5円以上安く、ガス代が抑えられます。

床暖プランを契約する予定の人は、使用量が20.1㎥になるか確認してからエルピオ都市ガスに申し込みましょう。

東邦ガスエリア

スタンダードプラン

ガス使用量 料金種別 エルピオ都市ガス 東邦ガス
~20㎥ 基本 714.00円 759.00円
従量(/㎥) 198.00円 210.52円
20.1㎥~50㎥ 基本 1,495.0円 1,588.88円
従量(/㎥) 159.00円 169.03円
50.1㎥~100㎥ 基本 1725.0円 1,833.33円
従量(/㎥) 154.00円 164.14円

東邦ガスエリアでは、ガス使用量を問わず基本料金と従量単価のどちらもエルピオ都市ガスの方が安く設定されています。

特に従量単価は1㎥あたり10円程度安いため、使用量が少ない1人暮らしから家族人数が多い世帯まで節約につながりやすいです。

1ヶ月30㎥使う家庭では、年間3,000円以上節約になる可能性があります。

ガス暖プラン

ガス使用量 料金種別 エルピオ都市ガス 東邦ガス
冬季 冬季以外 冬季 冬季以外
~20㎥ 基本 950.00円 714.00円 990.0円 759.00円
従量(/㎥) 166.00円 198.00円 175.69円 210.52円
20.1㎥~50㎥ 基本 1,200.00円 1,495.00円 1,265.00円 1,588.88円
従量(/㎥) 153.00円 159.00円 161.94円 169.03円
50.1㎥~70㎥ 基本 1,200.00円 1,725.00円 1,265.00円 1,833.33円
従量(/㎥) 153.00円 154.00円 161.94円 164.14円
70.1㎥~100㎥ 基本 2,800.00円 1,725.00円 3,052.50円 2,077.77円
従量(/㎥) 132.00円 154.00円 136.41円 164.14円

東邦ガスエリアでは、ガス暖プランも使用量を問わずエルピオ都市ガスの方が安いです。

冬季の従量単価は8~9円程度、冬季以外は10円程度安いため、使用量が多いほどお得感が増します。

最も価格差が大きいのは、ガス使用量が70.1㎥~100㎥の家庭です。

エルピオ都市ガスは特に冬季以外の料金設定が安いため、年間通してガス乾燥機や給湯器の利用頻度が高い家庭に向いています。

大阪ガスエリア

スタンダードプラン

ガス使用量 料金種別 エルピオ都市ガス 大阪ガス
~20㎥ 基本 720.29円 759.00円
従量(/㎥) 165.89円 174.81円
20.1㎥~50㎥ 基本 1295.20円 1,364.81円
従量(/㎥) 137.15円 144.52円
50.1㎥~100㎥ 基本 1568.67円 1,635.74円
従量(/㎥) 133.40円 139.10円

大阪ガスエリアでは、使用量が少ないほどエルピオ都市ガスの従量単価が安いです。

使用量が20㎥以下の家庭では、従量単価が約9円安く大阪ガスよりも節約できる可能性があります。

1ヶ月あたり20㎥使用時、ガス料金を年間で最大約2,600円節約可能です。

床暖プラン

ガス使用量 料金種別 エルピオ都市ガス 大阪ガス
冬季 冬季以外 冬季 冬季以外
~20㎥ 基本 758.24円 720.29円 759.00円 759.00円
従量(/㎥) 174.64円 165.89円 174.81円 174.81円
20.1㎥~50㎥ 基本 1,489.84円 1,295.20円 1491.33円 1,364.81円
従量(/㎥) 138.05円 137.15円 138.19円 144.52円
50.1㎥~100㎥ 基本 3,305.69円 1,568.67円 3,309.00円 1,635.74円
従量(/㎥) 101.72円 133.40円 101.82円 139.1円

大阪ガスエリアの床暖プランは、冬季料金はほとんど差がありません。

冬季以外は基本料金、従量単価とも大阪ガスより安いため、年間通してガス使用量が多い人はエルピオ都市ガスがお得です。

スタンダードプランと比べると、使用量が50.1㎥以上のときの冬季基本料金が2倍以上に跳ね上がっています。

使用量が50㎥をわずかに超えた程度では、床暖プランよりもスタンダードプランの方が安くなりやすいです。

50.1㎥使用時の冬季ガス料金

契約プラン 1ヶ月あたりのガス料金
スタンダードプラン 8252.01円
床暖プラン 8401.86円

冬の使用量が50㎥前後なら、基本料金が高くなる可能性がある床暖プランよりもスタンダードプランを選びましょう。

京葉ガスエリア

スタンダードプラン

ガス使用量 料金種別 エルピオ都市ガス 京葉ガス
~10㎥ 基本 789.83円 815.1円
従量(/㎥) 164.55円 169.81円
10.1㎥~15㎥ 基本 773.53円 815.1円
従量(/㎥) 161.15円 169.81円
15.1㎥~20㎥ 基本 1,111.75円 815.1円
従量(/㎥) 138.77円 169.81円
20.1㎥~100㎥ 基本 1,111.75円 1,171.50円
従量(/㎥) 138.77円 151.99円

京葉ガスエリアでは使用量ごとに料金が細かく設定されており、ガスの使用量に関わらずエルピオ都市ガスが安くなりやすいです。

使用量が15.1㎥~20㎥のときのみ、エルピオ都市ガスの方が基本料金は約300円高くなります。

しかし、従量単価は30円以上安いため、合計のガス料金はエルピオ都市が安い結果となりました。

使用量が20.1㎥以上のときも従量単価は13円以上安くなるため、使用量を問わずガス料金を節約したい人に向いています。

床暖プラン

ガス使用量 料金種別 エルピオ都市ガス 京葉ガス
冬季 冬季以外 冬季 冬季以外
~20㎥ 基本 789.83円 789.83円 815.1円 815.1円
従量(/㎥) 164.55円 164.55円 169.81円 169.81円
20.1㎥~50㎥ 基本 1,522.64円 1,283.34円 1,571.35円 1,324.40円
従量(/㎥) 127.92円 139.88円 132.01円 144.35円
50.1㎥~100㎥ 基本 2077.97円 1,283.34円 2,144.45円 1,324.40円
従量(/㎥) 116.80円 139.88円 120.54円 144.35円

床暖プランは、1年を通してエルピオ都市ガスの方が安く設定されています。

冬季以外の料金がスタンダードプランよりも割高に設定されているため、時期ごとの使用量を具体的に把握してから料金プランを選びましょう。

使用量20.1㎥~50㎥のときの料金比較

プラン 使用量別のガス料金(ひと月)
20.1㎥ 50㎥
スタンダードプラン 3901.03円 8050.25円
床暖プラン(冬季以外) 4094.93円 8277.34円
床暖プラン(冬季) 4093.83円 7918.64円

使用量が20㎥程度のときは、年間通してスタンダードプランがお得です。

使用量が50㎥と多いときは、冬季以外は割高になるものの冬季はひと月100円以上安くなります。

冬季だけ極端にガス使用量が増える家庭は、床暖プランの利用も検討しましょう。

家族人数別の月額料金を供給エリア別に他社と比較

家族人数別の月額料金について、以下の使用量を目安として各エリアで比較します。

世帯人数 ガス使用量目安
1人 14m³
2人 26m³
3人 34m³
4人 43m³

参照元:関西電力

利用プランはスタンダードプランとし、燃料調整費を含まずに計算しました。

今利用しているガス会社や引っ越し先で選べる大手ガス会社の料金と比較し、自分の家庭に合ったガス会社を選びましょう。

東京ガスエリア

世帯人数 ひと月のガス料金
エルピオ都市ガス 東京ガス 差額
1人 2,726.54円 2,793.34円 66.8円
2人 4,239円 4,447.96円 208.96円
3人 5,231円 5,491.64円 260.64円
4人 6,347円 6,665.78円 318.78円

1人暮らしでは、1ヶ月あたりのガス料金の差額は70円以下で、大きな節約効果はありません。

世帯人数が2人以上になると、従量単価の安さが影響して年間で2,000円以上の節約になる可能性があります。

1人暮らしでエルピオ都市ガスがお得になるのは、給湯器の使用頻度が高く1ヶ月の使用料平均が20.1㎥以上の人です。

自分の利用傾向と照らし合わせ、お得なガス会社を選びましょう。

東邦ガスエリア

世帯人数 ひと月のガス料金
エルピオ都市ガス 東邦ガス 差額
1人 3,486円 3,706.28円 220.28円
2人 5,629円 5,983.66円 354.66円
3人 6,901円 7,335.9円 434.9円
4人 8,332円 8,857.17円 525.17円

東邦ガスエリアは、他のエルピオ都市ガス対応エリアと比べてガス料金が高い傾向です。

エルピオ都市ガスを選ぶと、1人暮らしでも年間2,000円以上の節約になる可能性があります。

4人暮らし世帯では1ヶ月500円以上の差が生まれるため、少しでもガス料金を抑えたい家庭はエルピオ都市ガスを検討しましょう。

大阪ガスエリア

世帯人数 ひと月のガス料金
エルピオ都市ガス 大阪ガス 差額
1人 3,042.75円 3,206.34円 163.59円
2人 4,861.11円 5,122.33円 261.22円
3人 5,958.3円 6,278.49円 320.19円
4人 7,192.65円 7,579.17円 386.52円

大阪ガスエリアでエルピオ都市ガスを利用すると、世帯人数が2人より多い家庭で年間3,000円以上の節約につながる可能性があります。

従量単価の差額が大きいエリアのため、使う量が多いほどエルピオ都市ガスの方が安くなりやすいです。

ただし、時期によっては原材料費調整額の影響で上記よりもガス料金が増える可能性があります。

ガス料金が高いと感じたら、最新の原材料費調整額を確認しましょう。

京葉ガスエリア

世帯人数 ひと月のガス料金
エルピオ都市ガス 京葉ガス 差額
1人 3,029.63円 3,192.44円 162.81円
2人 4,719.77円 5,230.16円 520.39円
3人 5,829.93円 6,339.16円 509.23円
4人 7,078.85円 7,707.07円 628.22円

京葉ガスエリアでエルピオ都市ガスを選ぶと、2人暮らし以上の家庭で年間5,000円以上節約できる可能性があります。

使用量が15.1㎥以上となると、従量料金単価は13円以上安くなるのが原因です。

他のエリアよりも地域ガス会社との差が大きいため、光熱費を節約したい家庭はエルピオ都市ガスへの乗り換えを考えましょう。

エルピオ都市ガスは定期的に最大1万円のキャッシュバックキャンペーンを実施

エルピオ都市ガスは、SNSでキャッシュバックキャンペーンがお得だとの口コミ評判も見られます。

キャンペーンは、供給開始から11ヶ月後のガス料金を割引する内容です。

キャッシュバック金額は以下の通りエリアごとに異なります。

エリア キャッシュバック(割引)金額
東京ガス 8,000円
東邦ガス 3,000円
大阪ガス 3,000円
京葉ガス 10,000円

東京ガスや京葉ガスのエリアでは、1ヶ月分のガス料金全額がキャッシュバック対象となる可能性もあり、よりお得に感じやすいです。

キャンペーン対象月のガス料金がキャッシュバック金額を下回るとき、残りは翌月分の割引として繰り越されます。

割引適用までに解約するとキャンペーン対象外となるため、乗り換えは11ヶ月以上継続利用してから検討しましょう。

口コミ評判から分かるエルピオ都市ガスのメリット

エルピオ都市ガスの口コミ評判から見えた3つのメリットは以下の通りです。

  • 従量料金が安い
  • 契約期間の縛りがない
  • 電気とのセットプランで割引がある

エルピオ都市ガスは、地域の大手ガス会社よりも従量料金単価が安い傾向にあります。

使用量によっては分かりやすく電気料金を下げられるため、節約できたと前向きな反応が多い傾向。

契約期間の縛りがないため、利用開始後に不満があるときに乗り換えしやすい点もメリットです。

電気やインターネットといった他のインフラとセットで契約でき、割引が適用されるのも評価されています。

自分の利用傾向から、エルピオ都市ガスのメリットが十分に生かせるか確認しましょう。

従量料金が安くガスの消費量が多いほどお得

エルピオ都市ガスは、対応するエリアの大手ガス会社と比べて従量料金単価が安く設定されています。

30㎥使用時、従量料金単価の差は以下の通りです。

地域 大手ガス会社との従量料金単価の差
東京ガスエリア 6.46円
東邦ガスエリア 10.3円
大阪ガスエリア 7.37円
京葉ガスエリア 13.22円

東邦ガスや京葉ガスのエリアでは従量料金単価が10円以上も安くなり、使用量が多いほど地域ガス会社より節約しやすいです。

ひと月平均30㎥使う家庭では、従量料金だけで年間3,000円以上節約できる可能性があります。

従量料金は使用量に応じて設定金額が変わり、ガス器具が多い家庭では床暖プランがお得なケースも。

毎月の利用傾向を確認し、お得になる可能性が高い契約プランに申し込みましょう。

契約期間の縛りがなく解約金はいつでも無料

エルピオ都市ガスには、契約期間の縛りがなく解約金や事務手数料も無料です。

不満を感じたらどのタイミングでも解約できるため、どれだけ安くなるかとりあえず試してみたい人にも向いています。

手続きもWebですぐに済むため、面倒な手書きの書類や郵送の対応も必要ありません。

乗り換えであれば、開栓手続きや工事も不要で負担が少ないです。

乗り換えるときは、乗り換え前のガス会社にエルピオ都市ガスが直接連絡をして手続きしてくれます。

解約の電話を自分でする必要もなく、解約したいのに電話がつながらない心配もありません。

不満があればすぐに解約できるとはいえ、キャンペーンのキャッシュバックは11ヶ月以上継続利用してからしか反映されません。

キャッシュバックを受けたい人は、11ヶ月後の割引適用を待ってから他社への乗り換えを検討しましょう。

エルピオでんきとセットで契約すると年間1,200円割引

エルピオは、都市ガスだけでなく電気やインターネットも取り扱っており、セット契約で割引もあります。

都市ガスと組み合わせてセット割が適用されるのは以下のサービスです。

セット対象 割引額(ひと月)
電気 100円
インターネット 150円
ウォーターサーバー 100円
電気+インターネット 200円
電気+ウォーターサーバー 150円
インターネット+ウォーターサーバー 200円
4つのサービスすべて 250円

エルピオでんきをセットで契約したときは、年間で総額1,200円の割引となります。

4つのサービスすべてをエルピオでまとめると、年間3,000円と割引額も大きいです。

エルピオ都市ガス対応エリアであれば、どのサービスも申し込めます。

興味のある人は、メールまたは近くのカスタマーセンターで相談しましょう。

エルピオ都市ガスの申込前に知っておきたいデメリット

エルピオ都市ガスのデメリットは以下の3点です。

  • 基本料金と従量料金に加え、原料費調整額が追加で発生
  • 支払方法は原則クレジットカードのみ
  • 使用量が少ないと割高になるケースがある

ガス料金には、使用量に応じて原料費調整額がプラスされます。

燃料の調達にかかった費用が価格に反映され、時期により変動するのが特徴です。

支払いは原則クレジットカードのみで、他の方法が選べないのもデメリット。

クレジットカードを持っていない学生や主婦は、自分名義での契約ができません。

プランと原料調整額の組み合わせ次第では、地域の大手ガス会社よりも割高になるケースも。

契約後に後悔しないよう、デメリットについても事前に知っておきましょう。

原料費調整額の影響で料金が高いと感じる月もある

エルピオ都市ガスでは、基本料金と従量料金に原料費調整額を加えた価格が請求されます。

原料費調整額とは、都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)の輸入価格の変動に応じて変動する料金です。

輸入価格が反映されるため、世界情勢や為替の変動によって高騰するケースもあります。

原料費調整額はエリアによって金額が異なり、1㎥ごとにかかる仕組みで、使用量が多いほどガス料金への影響も大きいです。

以下に2025年1月検針分の原料費調整額を一覧にしました。

地域 2025年1月の原料費調整額(/㎥)
東京ガスエリア 31.09円
東邦ガスエリア 8.01円
大阪ガスエリア 25.21円
京葉ガスエリア 13.45円

参照元:エルピオ

各エリアの地域ガス会社でも、同額の原料費調整額が加算されます。

例えば、東京ガスエリアでひと月30㎥使用する家庭では、プラン料金に約930円の追加料金がかかる計算です。

東京ガスエリアで30㎥使った場合のガス料金

項目 料金
基本料金 1,015円
従量料金 3,720円
原料費調整額 932.7円
合計(請求額)
※その他費用を除く
5667.7円

1年間同額の原材料費調整額が追加されると、プラン料金から年間1万円以上の追加料金が発生するため高額だと感じやすいです。

近年は原材料費調整額が高騰しているため、乗り換えの有無に関わらずガス料金は高額になっています。

原材料費調整額の推移グラフ

参照元:経済産業省

よりガス料金を安くしたい人は、使用量自体を少なくしたり電化製品を組み合わせたりして工夫しましょう。

支払方法はクレジットカード払いしかない

エルピオ都市ガスの支払方法は、クレジットカード払いのみです。

口座引き落としやコンビニ払いには対応していないため、クレジットカードを持っていない人は利用できません。

クレジットカードを持っていない学生は、自分名義のカードを発行するか、家族カードを発行してもらってから申し込む必要があります。

専業主婦でクレジットカードを持っていないなら、カードを持っている配偶者名義で契約しましょう。

クレジットカードが引き落とし不能になったときは、コンビニ払い用の払込票が郵送されます。

しかし、払込票発行費用として300円(税抜)が発生するため、余計な費用が上乗せされてしまいます。

ガス料金に大きな差がない地域では、払込票発行費用のせいで、乗り換え前より高くつく可能性も。

口座の残高不足やクレジットカード限度額オーバーを起こさないよう、計画的に利用しましょう。

使用量が少ないと割高になるエリアもある

使用量が少ない家庭では、エルピオ都市ガスへの乗り換えで割高になるケースがあります。

具体的には、基本料金が地域ガス会社より高いとき、使用量が少ない人は割高になりやすいです。

スタンダードプランでは、東京ガスエリアの使用量20㎥以下が該当します。

床暖プランは、冬季とそれ以外の季節で料金設定が大きく異なるため、事前に過去の利用傾向からシミュレーションが必要です。

エルピオガスでは、公式サイトで自分の状況に合わせて料金を算出するシミュレーターがありません。

今支払っているガスの検針票をチェックして、当てはまるプランの料金から自分で計算する必要があります。

都市ガスの料金計算式
基本料金+従量料金(単位料金×ガス使用量)

料金表は地域によって異なるので、対象地域も確認したうえで比較しましょう。

エルピオ都市ガスに申し込むときの流れと注意点

他社からの乗り換えでエルピオ都市ガスに申し込むときの流れは以下の通りです。

他社から乗り換えるとき

  1. Webの申込フォームから申し込む
  2. エルピオ側で前契約会社に解約手続きと切り替え手続きを実施
  3. 申し込みから1~2ヶ月後に供給開始

申込時に以下の情報が必要なため、あらかじめ検針票やマイページで確認して番号を控えておきましょう。

  • 前事業者でのお客様番号
  • 供給地点特定番号

申込手続きがすべて完了後、次の検針日の翌日からエルピオ都市ガスでの供給が開始されます。

引っ越し先で新たに開栓するときは、以下の流れで申し込みましょう。

引っ越しで新たに開栓するとき

  1. Webの申込フォームから申し込む
  2. 現場に立ち合い、開栓手続きを行う
  3. 開栓作業をした日から供給開始

開栓手続きを行う日は、申込日から8営業日以降で希望できます。

2~4月の引っ越しシーズンは混みあう恐れもあるため、早めに申し込んで開栓日を希望しましょう。

他社から乗り換えるときは解約手続きや工事が不要

ガスを他社から乗り換えるときは、前の契約先との解約手続きは必要ありません。

エルピオ都市ガスに申込後、エルピオ側で解約手続きと新規契約手続きが同時に行われます。

手続きをスムーズに進めるためにも、申込時に入力する番号は間違わないようよく確認してから送信しましょう。

申込完了日と検針日の兼ね合いで、供給開始まで最長2ヶ月程度かかるケースもあります。

供給開始にあたり、ガスメーターの交換といった特別な工事はなく、都市ガスの供給網自体は既存の設備をそのまま使います。

引っ越し先で利用するなら開栓時に立ち会いが必要

引っ越しを伴う契約なら、申込後に開栓時の立ち合いが必要です。

契約者または委任した人の立ち合いなしで契約はできないため、必ず予定を合わせて申し込みましょう。

所要時間は30分ほどで、契約書も発行されます。

開栓手続きを行わないと、給湯器やガスコンロが使えず不便です。

希望日に作業が完了できるよう、引っ越し日が決まったらすぐに申し込み手続きを行いましょう。

評判から分かるエルピオ都市ガスの契約がおすすめな人の特徴

口コミ評判やメリットとデメリットを元にすると、以下の人がエルピオ都市ガスに向いています。

  • ガス使用量が多く少しでも節約したい
  • 契約内容に不満が出たときは身軽に乗り換えしたい

エルピオ都市ガスは、ガスの使用量が多い人や手軽に乗り換えられるガス会社を探している人に向いています。

一方で、ガス使用量が極端に少ない人は、乗り換えるメリットが少ないです。

おすすめな人の特徴に当てはまったら、キャッシュバックキャンペーンを利用して申し込みましょう。

単価が安く解約料も無料で少しでも節約したい人向き

エルピオ都市ガスはどのエリアでも従量料金単価が安いため、ガスの使用量は減らせないけれど節約したい家庭にぴったりです。

特に東邦ガスエリアと京葉ガスエリアは、地域の大手ガス会社の従量料金より10円以上安い価格帯もあります。

京葉ガスエリアは、キャッシュバックキャンペーンの割引額が1万円と大きいのもおすすめポイント。

契約期間の縛りはなく解約手数料も無料なため、より料金の安いガス会社が見つかったら即乗り換えたいと考えている人にも向いています。

光熱費を今より安くしたい人は、エルピオ都市ガスに申し込みを検討しましょう。

1人暮らしでガスの使用量が極端に少ない人には不向き

ガスの使用量が極端に少ない人は、従量料金が安くてもメリットが少なく乗り換えは不向きです。

特に東京ガスエリアは20㎥以下の基本料金が高めのため、乗り換えで損をする可能性があります。

1ヶ月の使用量が10㎥のとき、エルピオ都市ガスと東京ガスの料金はそれぞれ以下の通りです。

ガス会社 1ヶ月のガス料金
エルピオ都市ガス 2,226.1円
東京ガス 2,212.1円

上記の通り、使用量が10㎥以下のときは基本料金が安い東京ガスのほうがガス料金は節約できます。

一人暮らしで以下に当てはまる人は、乗り換えは慎重に検討しましょう。

  • 家のお風呂やシャワーはほとんど使わない
  • ガスコンロを使った自炊はしない
  • 在宅時間が極端に少ない

ガスは給湯器の利用時に多く消費するため、家でお湯をほとんど使わない人は使用量が少なくなりがちです。

検針票で毎月の使用量を確認し、乗り換えが必要か判断しましょう。

エルピオ都市ガスの評判に関するよくある質問

エルピオ都市ガスの評判に関するよくある質問をまとめました。

  • エルピオ都市ガスの悪い口コミの真相は?
  • エルピオ都市ガスの料金が高い口コミもあるけど?
  • 災害やトラブルのときの対応はどうなる?

エルピオ都市ガスの悪い口コミや高いとの意見を見て不安な人や、災害時の対応が気になる人は、疑問を解消して納得してから申し込みを始めましょう。

エルピオ都市ガスに最悪との口コミがある原因は?

エルピオ都市ガスに関する悪い口コミの大半は、2022年の電気小売事業撤退に関するものです。

通知からサービスの停止まであまり時間がなく、問い合わせが殺到したため当時の契約者で不満が残る人は少なくありません。

現在は契約数を調整しながら電気小売事業を再開していますが、当時の不信感から都市ガスとのセット契約を躊躇する口コミも。

エルピオ都市ガスに関しては、今まで事業停止はしておらず安定して供給が続いています。

エルピオ都市ガスは料金が高い?

エルピオ都市ガスは、地域ガス会社よりも料金は安い傾向です。

過去のガス料金より高く感じるのは、原材料費調整額の高騰が影響しています。

どのガス会社を利用していても燃料費の高騰で料金は高くなっているため、過去のガス料金との比較はあまり意味がありません。

現在の料金プランで比較して、エルピオ都市ガスへの申し込みを検討しましょう。

災害やトラブル発生時にも問題なく対応してもらえる?

災害でのガス管破損やガス漏れトラブルが発生したときは、今まで通り設備を管理する地域ガス会社が対応します。

契約先の違いで対応が後回しにされることはないため、安心して利用しましょう。

定期的に行われるガス管やガス機器の調査も、地域ガス会社の関連グループが行います。

ガスの品質や安全対策は、今までと変わりません。

目次