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ジャパン(Japan)電力の口コミや評判とは?料金表や値上げ情報を紹介

ジャパン電力評判のアイキャッチ画像

ジャパン電力は、固定料金を抑えたい人や消費電力が多いファミリーにおすすめの新電力会社です。

電気料金を節約できる可能性はあっても、「本当に電気代が下がるか不安」「自分に合うか分からない」といった声もあります。

申込前に評判を確認しておくと、申し込むべきか判断しやすいです。

本記事ではジャパン電力の口コミを元に評判を分析し、以下の内容を取り上げました。

  • 供給エリアや違約金など基本情報
  • 電気料金プランの特徴と料金表
  • 他社のプランとの違い

ジャパン電力の特徴が分かるよう、基本情報やプランを紹介。

人数別にシミュレーションした電気料金も記載するので、電気代を抑えるために切り替えを検討している人は参考にしてジャパン電力に申し込むか検討しましょう。

目次

ジャパン(Japan)電力の口コミや評判は?

ジャパン(Japan)電力の口コミや評判を調査したところ、以下の声が寄せられていました。

分類 詳細
良い口コミ ・基本料金がかからない
・電気料金が下がった
悪い口コミ ・電気代の節約効果がなかった
・電気代が値上げされ値上げされた

ジャパン電力は基本料金がかからない電力会社で、利用によって電気料金が下がった人もいます。

一方で節約効果が出なかったとの声もありました。

今使用している電力会社や電気の使用量によって、電力会社の乗り換えによって節約効果が出るかは異なります。

ジャパン電力への切り替えを検討している人は、口コミの内容を確認して申し込むか判断しましょう。

ジャパン電力は基本料金0円が口コミで高く評価されている

ジャパン電力は、基本料金が0円で固定料金を節約できる点が高く評価されています。

外出頻度が高く家で過ごす時間が少ない人は、使用する電気の量が少ない分、支払いを最小に抑えられます。

ジャパン電力に切り替えた人からは、月々の電気代が数千円程度下がったとの声が寄せられていました。

電気会社変えてから3000〜5000くらい電気代下がってる!暖冬だったのは勿論あるんだろうけどそれでも嬉しい☺️ 去年は2万超えてた冬🥺 ミツウロコ→ジャパン電力 給湯器だけガスの家🏠ガス代は高い😣 引用元:X

😇ほくでん止めて市場連動型の電気会社に変えた結果… 6万円近く電気代安くなりました!!! うちはJapan電力ですが、Looopも安かったです。 ほくでんは高すぎます。 引用元:X

自宅の電気代が高いので、来月よりSB電気からJapan電力に変える。
直近1ヶ月(SB電気)は、 427kWh:17,647円(41.32円/kWh)💡 Japan電力だったら、 427kWh:11,102円(26.00円/kWh)💡

BEV買うんだったらもっと早く変えるべきだった😭 昨日利用したSCの45円/kWhと自宅充電に大差無いのがショック😭 引用元:X

ジャパン電力の電気料金プランは、400kWhを基準として2段階に分かれています。

電気の使用量が401kWh以上になると、1kWhあたりの電気代が安くなる仕組みです。

家族の人数が多いファミリー層でも、電気代の節約効果が期待できます。

「家族全員正社員や学生で家にいる時間が少ない」「家族が多く電気を401kWh以上使う」といった家庭は、ジャパン電力への乗り換えを検討しましょう。

ジャパン電力の悪い口コミや評判

ジャパン電力に切り替えて電気代が安くなった口コミがある一方で、節約効果が得られなかったとの声も寄せられていました。

9月分の電気代👁
電気料金:13,206円 使用電力量:362kWh 単価36.48円/kWh

電気代が過去最高になった💦 流石に使いすぎた感があるかな😂 あと単価はどんどん高くなっていく一方なのでジャパン電力はそろそろって感じ🥹 引用元:X

基本料金 30A 東京電力 935.25円 Japan電力 0円だけど容拠映金が高い オクトパス 31日で902.10円 1日あたり29.10円
1kWhあたり 0~120kWh~300kWh~ 東京電力 29.80円、36.40円、40.49円 Japan電力 一律27円 オクトパス 20.62円、25.29円、27.44円

オクトパスは3段階にいってもJapan電力相当(約27円) 引用元:X

2023年11月分 #Japan電力 (くらしプランS)と 大手電力会社(規制料金プラン)の 電気代を比較してみた💡
北海道エリアと 九州エリアを除いて、 Japan電力の方が高い⚠️

原因は、 電気の卸市場価格との連動による 「燃料費等調整額の単価」の値上げ🖐️ 引用元:X

口コミや評判によると、基本料金は0円でも燃料費調整額や容量拠出金が高く、電気代が上がったという声が多くありました。

燃料費調整額は発電の燃料となる原油や液化天然ガスの価格変動に応じて、電気料金を調整する仕組みです。

原油や液化天然ガスの価格が上がっている時期は、利用している電力会社に限らず電気代が上昇します。

近年では以下の理由で電気料金の単価が高くなり、電気代が上がったと感じる人 が多い傾向です。

  • ウクライナ情勢によってエネルギーが不足している
  • 気温上昇により冷房の必要な期間が延びた

世界的なエネルギー不足により燃料の価格が上がったため、電気代も上がっています。

近年では、9月や10月初旬でも気温が高く、冷房を使用する期間が伸びたのも電気代高騰の原因です。

容量拠出金は電力の供給安定を目指して請求される費用。

燃料費調整額や容量拠出金は電力会社によって違います。

電気代の節約のために電力会社を切り替えるなら、基本料金や単価だけではなく、燃料費調整額や容量拠出金も考慮しなければいけません。

ジャパン電力の公式サイトでは料金シミュレーションができます。

しかし燃料費調整額はシミュレーション結果に含まれていないので、今の電気料金と比較する際は燃料費調整額も含めて計算しましょう。

旧運営会社は民事再生法適用になった

ジャパン電力の旧運営会社は、民事再生法の適用を受けた後に破産しています。

現在「Japan電力株式会社」が運営していますが、以前はアンフィニ株式会社が運営していました。

旧運営会社のアンフィニ株式会社は、事業再建を目指して民事再生法の適用を申請したものの、経営を立て直せず破産になった経歴があります。

破産となった原因は、会社の不祥事や経営の問題ではなく、以下の外的要因が影響しました。

  • 中国政府の方針転換
  • 補助金の影響で従業員の解雇ができない
  • 燃料費高騰

アンフィニ株式会社は、電気小売事業以外に、発電所事業や太陽光システムの製造販売事業を行っていました。

補助金により工場を設立するものの、中国政府が太陽光発電の拡大を停止し、中国で製造した太陽光発電機器の価格が急落。

工場の採算が合わなくなって経営難に陥りますが、補助金を受けているので従業員の解雇も難しい状況でした。

燃料費の高騰によりさらに経営難に陥り、事業の継続は難しいと判断され、破産という結果となりました。

ジャパン電力の旧運営会社が破産になった経緯は、不祥事や経営の問題ではありません。

旧運営会社が破産した事実から不審な会社ではないかと疑う人もいますが、怪しい会社か心配せずに申し込めます。

過去の5回の値上げは燃料費高騰や制度対応によるもの

ジャパン電力は、以下の理由で過去に5回の値上げを行っています。

値上げの回数 値上げの時期 理由
1回目 2022年9月 理由の明記なし(ウクライナ侵攻による燃料費の高騰と推測)
2回目 2022年9月 世界的なエネルギー資源価格の高騰
3回目 2023年4月 電力の安定供給を目的とし電力取引価格の変動を的確に電気料金へ反映する
4回目 2024年4月 容量拠出金の制定
5回目 2024年5月 各エリア送配電事業者の託送料金単価見直し

1回目は、2022年9月にくらしプランからくらしプランSへの変更により、電気料金の単価が上がりました。

新プランの提供は事前に報告されていたものの、値上げする理由は掲載されていません。

2022年はウクライナ侵攻が原因で燃料費が高騰したので、電気料金の単価アップにつながったと考えられます。

2回目は、1回目と同じ2022年9月には、世界的なエネルギー資源価格の高騰が原因で値上げされています。

3回目は、2023年4月に電力の安定供給を目的として電気代が引き上げられました。

4回目の値上げは、2024年4月の容量拠出金制度の導入によるものです。

容量拠出金制度は将来の電力供給を安定させる目的で導入され、すべての電気小売事業者で容量拠出金の支払いが必要になりました。

5回目は、2024年5月に各エリア送配電事業者の託送料金単価見直しの影響を受けて電気代が上がりました。

託送料金は送電網の利用料金です。

ジャパン電力の電気料金値上げの理由を確認すると、ほとんどの要因が外部にあると分かりました。

燃料費の高騰や新たな制度導入に対応するもので、ジャパン電力に限らず値上げをした電気事業者が多い傾向にあります。

資源エネルギー庁の資料によると、ジャパン電力が値上げに踏み切った2022年に大きく電気代が上がっていました。

資源エネルギー庁が出している電気料金平均単価の推移グラフの画像
引用元:電気料金の変化│経済産業省 資源エネルギー庁

ジャパン電力のみ電気代が高いわけではなく、全体的な傾向と言えます。

ジャパン電力は使えば使うほどお得な電力会社

ジャパン電力の電気料金は2段階に分かれていて、2段階目の単価が安いため、使うほど電気代がお得になる点が魅力です。

ジャパン電力への申込前に以下の基本情報を知っていると、スムーズに利用を始められます。

ジャパン電力のオリジナル商標画像

項目 概要
運営会社 Japan電力株式会社
供給エリア 全国(沖縄と離島を除く)
セット割引の有無 なし
オール電化住宅向けプランの有無 なし
調整費用の種類 燃料費等調整額
解約金 あり(契約後12か月以内)
契約手数料 なし
ポイント還元の有無 なし
支払い方法 クレジットカード
口座振替

ジャパン電力の供給エリアは沖縄と離島を除く全国で、地域を問わず利用できます。

ジャパン電力の料金プランはシンプルで、ガスとのセット割りやオール電化住宅向けのプランはありません。

セット割やオール電化プランを希望する人は、別の電力会社も当たってみましょう。

支払いにはクレジットカードや口座振替が利用できます。

事前に基本情報を確認して、自分に合う電力会社だと判断したら申し込みを始めましょう。

ジャパン電力の運営会社はJapan電力株式会社

ジャパン電力の運営会社は、Japan電力株式会社です。

Japan電力株式会社は、2005年11月に設立された新電力会社で、旧運営会社であるアンフィニ株式会社から事業を継承しました。

2024年9月時点で契約累計78,000件を突破し、2023年の契約累計52,000件と比べると、1年足らずで26,000件ほど契約者数が増えています。

「怪しい会社ではないか」「電気料金が高くなるのではないか」との不安があれば、多くの人には選ばれません。

利用者の増加状況を知っていれば、ジャパン電力が怪しい会社ではないかと不安な人も利用しやすいです。

供給エリアは沖縄や離島を除く北海道から九州まで

ジャパン電力の供給エリアは、以下の通り沖縄や離島を除く全国です。

  • 北海道電力エリア
  • 東北電力エリア
  • 東京電力エリア
  • 中部電力エリア
  • 北陸電力エリア
  • 関西電力エリア
  • 中国電力エリア
  • 四国電力エリア
  • 九州電力エリア

エリアによって電気料金の単価が異なるので、利用前にジャパン電力の公式サイトに用意されたシミュレーションを活用して料金の目安をチェックしましょう。

ジャパン電力は沖縄と離島を除いたほぼ全国展開なので、引っ越し先でも利用可能です。

引っ越し時の手続きもWebで手軽にでき、手間がかかりません。

「転勤が多いから新電力の契約を迷っている」「大学卒業間近だけど早めに新電力を利用したい」といった人は、ジャパン電力を利用しましょう。

燃料費等調整額が調整費用としてかかる

ジャパン電力では、調整費用として燃料費等調整額の請求を受ける仕組みです。

ジャパン電力の燃料費等調整額は、使用電力量×燃料費等調整単価で算出されます。

2024年12月使用分に適用する燃料費等調整単価は、以下の通りです。

エリア 燃料費等調整単価
北海道 2.68
東北 8.06
東京 7.18
中部 2.39
北陸 1.55
関西 1.99
中国 3.63
四国 3.53
九州 0.01

参考:燃料費等調整額について|Japan電力【公式】
例えば北海道エリアに住んでいる人が月300kWhの電気を利用すると、以下の計算により燃料費等調整額は804円と分かります。

300×2.68=804

ジャパン電力の燃料費等調整額は、東北エリアがもっとも高く、九州エリアがもっとも低くなっています。

地域によって燃料等調整費額に差が出るのは、電気を確保するためのコストが違うからです。

発電所からの距離や発電に利用する原料の違いを元に決定されているので、自分の住んでいる地域の料金をチェックしましょう。

契約手数料はかからないけど解約金はかかる

ジャパン電力の契約手数料は、エリアに関わらず無料です。

ジャパン電力への切り替えに、初期費用や設備費用もかかりません。

しかし、電気の供給が開始された日が属する月から12か月目の末日までは、解約すると税抜3,000円がかかります。

例えば、2024年1月10日が供給開始日とすると、2024年12月31日までは解約金がかかる期間です。

ジャパン電力は、一度利用してから継続を検討したい人には向いていません。

1年以上利用する予定の人や、解約金が気にならない人は、ジャパン電力に申し込みましょう。

申し込んだ結果以前より電気代が高くなった人は、ジャパン電力で1年間契約するか、解約金を支払う場合どちらが安く済むか計算しましょう。

ジャパン電力で1年間使い続けても合計3,000円以下しか値上がりしないなら、ひとまず解約金がなくなるまで契約を続けましょう。

値上げが3,000円以上になるなら、解約金を払って元の電力会社に戻した方が安く済みます。

支払い方法はクレジットカードか口座振替か選べる

ジャパン電力の支払い方法は、クレジットカードまたは口座振替から選べます。

どちらの支払い方法も、手数料が発生しません。

支払日は以下の通りです。

支払い方法 支払日
クレジットカード 各会社の規約に基づく指定日
口座振替 毎月27日(土日祝日は翌営業日)

通常、検針日の約10日後に請求が確定されますが、検針日や請求確定のタイミングによっては2か月分を合わせての請求となるケースがあります。

月々の支払いに対して、ポイント還元は発生しません。

ポイント付与率を気にする必要はないので、自分にとって便利な方法を選んで支払いましょう。

ジャパン電力の電気料金プランの特徴と料金表

ジャパン電力では以下5種類の電気料金プランを提供しています。

電気料金プラン 向いている家庭
くらしプランS 一般家庭
しごとプランS ・大家族
・在宅ワークが多い人
どうりょくプランS 業務用機器を導入している家庭
くらしプランT 家電の破損や修理に備えたい
しごとプランT 電力使用量の変動が大きい

電気の使用量が特に多い家庭にはしごとプランSが向いています。

店舗を経営していて業務用機器があるなら、どうりょくプランSを契約しましょう。

ジャパン電力には、基本料金を支払うと家電の修理を依頼できるプランも提供されています。

ライフスタイルに合ったプランを選び、電気料金の節約につなげましょう。

くらしプランSは一般家庭におすすめの低価格プラン

くらしプランSは、以下の通り一般家庭向きの低価格プランです。

エリア 基本料金 1〜400kWh 401kWh〜
北海道 0円 30.00円/kWh 29.00円/kWh
東北 0円 27.00円/kWh 26.00円/kWh
東京 0円 27.00円/kWh 26.00円/kWh
中部 0円 27.00円/kWh 26.00円/kWh
北陸 0円 26.00円/kWh 25.00円/kWh
関西 0円 26.00円/kWh 25.00円/kWh
中国 0円 26.00円/kWh 25.00円/kWh
四国 0円 26.00円/kWh 25.00円/kWh
九州 0円 26.00円/kWh 25.00円/kWh

参照:電気を買いたいお客様(低圧)|Japan電力【公式】

くらしプランSは従量電灯B(関西・中国・四国は従量電灯A)に相当するプランです。

電気料金の単価は、1〜400kWhと401kWh〜の2段階で変わり、2段階目の方が安くなります。

基本料金はかからず、使用した電力分だけ支払いをするシンプルなプランです。

例えば東京電力と電気料金を比較した結果は以下の通り。

電力会社 基本料金 電力量料金
ジャパン電力 0円 26.00円/kWh~27.00円/kWh
東京電力 契約アンペア数により311.75円~1,870.50円 29.80円~40.49円

電力量料金を比較すると、使用量に関わらずジャパン電力の方が安く、電気代を節約できる可能性が高いです。

1月に400kWh電気を使用する家庭でシミュレーションしたところ、年間3,650円程度電気料金を引き下げられるとの結果が出ました。

ただしシミュレーションには燃料費等調整額が含まれていません。

乗り換えを検討するなら、燃料費等調整額も含めて計算し、お得になるか比較する必要があります。

多くの家庭に向いたプランなので、「電力使用量が多い」「業務用機器を導入している」といった事情がなければ、くらしプランSを選びましょう。

大家族や在宅ワークが多い家庭ならしごとプランS

しごとプランSは家族の人数が多い、在宅ワークで使う電気量が多いといった家庭におすすめのプランです。

しごとプランSの料金表は、以下の通り。

エリア 基本料金 1〜400kWh 401kWh〜
北海道 0円 32.00円/kWh 31.00円/kWh
東北 0円 28.00円/kWh 27.00円/kWh
東京 0円 28.00円/kWh 27.00円/kWh
中部 0円 28.00円/kWh 27.00円/kWh
北陸 0円 27.00円/kWh 26.00円/kWh
関西 0円 27.00円/kWh 26.00円/kWh
中国 0円 27.00円/kWh 26.00円/kWh
四国 0円 27.00円/kWh 26.00円/kWh
九州 0円 27.00円/kWh 26.00円/kWh

参照:電気を買いたいお客様(低圧)|Japan電力【公式】
しごとプランSは従量電灯C(関西・中国・四国は従量電灯B)に相当します。

くらしプランSと同様に基本料金は0円で、401kWh以上の電気料金の単価はそれぞれ1円/kWh安いです。

1月に500kWh電気を使用する家庭でシミュレーションしたところ、東京電力エリアで年間124,200円程度電気料金を引き下げられるとの結果が出ました。

401kWhより電力使用量が多いと電気料金が安くなるため、電力使用量の多い家庭はくらしプランSより節約効果が高い可能性も。

事務所や飲食店の経営も、しごとプランSが適用されます。

電力使用量が401kWhより多いなら、しごとプランSに申し込みましょう。

どうりょくプランSはしごとプランとセットで契約が必要

どうりょくプランSは、消費電力が大きい業務用機器に対応しているプランで、しごとプランと併せて契約する必要があります。

どうりょくプランSの料金表は、以下の通りです。

エリア 基本料金 夏季 冬季
北海道 1,100円/kW 22.50円/kWh 22.50円/kWh
東北 1,100円/kW 17.00円/kWh 15.50円/kWh
東京 1,100円/kW 17.00円/kWh 15.50円/kWh
中部 1,100円/kW 16.50円/kWh 15.00円/kWh
北陸 1,100円/kW 14.00円/kWh 13.00円/kWh
関西 1,100円/kW 14.00円/kWh 13.00円/kWh
中国 1,100円/kW 14.50円/kWh 13.50円/kWh
四国 1,100円/kW 15.50円/kWh 14.00円/kWh
九州 1,100円/kW 16.50円/kWh 15.00円/kWh

参照:電気を買いたいお客様(低圧)|Japan電力【公式】
北海道エリアは、夏季と冬季ともに22.50円/kWhですが、その他のエリアは冬季の単価が安くなります。

どうりょくプランSは、どのエリアも1,100円/kWの基本料金が発生します。

工場や店舗で動力を使用する際に必要なプランなので、事業を営んでいる人は合わせて契約しましょう。

くらしプランTは家電の破損や故障が不安な方におすすめ

くらしプランTは、家電や住宅設備機器が破損・故障したら、電話で簡単に修理手配ができるプランです。

くらしプランTの料金は、以下のとおりです。

エリア 基本料金 0〜120kWh 121〜300kWh 301kWh〜
北海道 0円 32.00円/kWh 29.50円/kWh 28.00円/kWh
東北 0円 29.00円/kWh 26.50円/kWh 25.00円/kWh
東京 0円 29.00円/kWh 26.50円/kWh 25.00円/kWh
中部 0円 29.00円/kWh 26.50円/kWh 25.00円/kWh
北陸 0円 28.00円/kWh 25.50円/kWh 24.00円/kWh
関西 0円 28.00円/kWh 25.50円/kWh 24.00円/kWh
中国 0円 28.00円/kWh 25.50円/kWh 24.00円/kWh
四国 0円 28.00円/kWh 25.50円/kWh 24.00円/kWh
九州 0円 28.00円/kWh 25.50円/kWh 24.00円/kWh

参照:安いでんきといえばJapan電力|公式ジャパン電力【Tプラン】

くらしプランTは、従量電灯B(関西・中国・四国は従量電灯A)に当たります。

付帯サービス料として、上記の電気料金とは別に税込550円が必要です。

無償修理サポートは、上限に達するまで何回も利用できます。

  • 1回税込5万円まで
  • 年間15万円まで

無償修理の対象となる家電や住宅設備機器は、以下の5年以内に購⼊した15品⽬です。

  • 給湯器
  • IHクッキングヒーター
  • ガスコンロ
  • エアコン
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • テレビ
  • BD/HDD/DVDレコーダー
  • 掃除機
  • 電子/オーブンレンジ
  • 空気清浄機
  • 除湿/加湿器
  • 炊飯器
  • 食器洗い/乾燥機
  • コンボ

国内外200以上のメーカーの製品に対応しています。

「海外製品を多く使用している」「修理依頼をしてもなかなか対応してもらえない」といった人でも、スピーディーな対応を期待可能です。

修理できないときは、交換機での対応となります。

「困ったときすぐ修理に来てほしい」「家電の延長保証に入るか迷っている」といった人は、複数の家具家電の故障に備えられるくらしプランTを活用しましょう。

しごとプランTは月々の電気の使用量が変動しやすい家庭向き

しごとプランTは、月々の電気の使用量が100kWh未満や300kWh以上と変動しやすい家庭におすすめのプランです。

しごとプランTの料金表は、以下の通りです。

エリア 基本料金 0〜120kWh 121〜300kWh 301kWh〜
北海道 0円 34.00円/kWh 31.50円/kWh 30.00円/kWh
東北 0円 30.00円/kWh 27.50円/kWh 26.00円/kWh
東京 0円 30.00円/kWh 27.50円/kWh 26.00円/kWh
中部 0円 30.00円/kWh 27.50円/kWh 26.00円/kWh
北陸 0円 29.00円/kWh 26.50円/kWh 25.00円/kWh
関西 0円 29.00円/kWh 26.50円/kWh 25.00円/kWh
中国 0円 29.00円/kWh 26.50円/kWh 25.00円/kWh
四国 0円 29.00円/kWh 26.50円/kWh 25.00円/kWh
九州 0円 29.00円/kWh 26.50円/kWh 25.00円/kWh

参照:安いでんきといえばJapan電力|公式ジャパン電力【Tプラン】

しごとプランTは、従量電灯C(関西・中国・四国は従量電灯B)が対象です。

電気料金の単価は以下の通り段階が細かく分かれています。

  • 0〜120kWh
  • 121〜300kWh
  • 301kWh〜

電気使用量が0〜120kWhのときは、しごとプランSの方が安いです。

121kWh以上ならしごとプランTの方が電気料金を抑えられます。

しごとプランTには、くらしプランTと同様に、家電や住宅設備機器の無償修理サポートが付いています。

サポート代として、上記の電気料金とは別に付帯サービス料として税込550円が必要です。

「料金に基本料金を加えた金額でも電気代が安くなりそう」「料金に関わらず修理サポートを受けたい」といった人は、しごとプランTを契約しましょう。

ジャパン電力と他社の電気料金プランを比較

他社からジャパン電力に切り替えて電気代を安くしたい人は、他社と比較して基本料金や電力量料金が安くなっているか確認しましょう。

ジャパン電力のくらしプランSと、他社の電気料金プランを比較した結果は以下の通りです。

大手電力会社の料金表と比較

ジャパン電力と大手電力会社の料金表の比較では、各社の一般家庭向けの従量電灯Bと比較します。

電力会社 基本料金 電力量料金
ジャパン電力 0円

【北海道エリア】
1〜400kWh:30.00円/kWh
401kWh〜:29.00円/kWh

【東北・東京・中部エリア】
1〜400kWh:27.00円/kWh
401kWh〜:26.00円/kWh

【北陸・関西・中国・四国・九州】
〜400kWh:26.00円/kWh
401kWh〜:25.00円/kWh

北海道電力 402.60円(10A)〜 〜120kWh:35.35円/kWh
120kWh超過280kWh:41.64円/kWh
281kWh超過:45.36円/kWh
東北電力 314.60円(10A)〜 〜120kWh:29.62円/kWh
120kWh超過300kWh:36.37円/kWh
300kWh超過:40.32円/kWh
東京電力 311.75円(10A)〜 〜120kWh:29.80円/kWh
120kWh超過300kWh:36.40円/kWh
300kWh超過:40.49円/kWh
中部電力 321.14円(10A)〜 〜120kWh:21.20円/kWh
120kWh超過300kWh:25.67円/kWh
300kWh超過:28.62円/kWh
北陸電力 302.50円(10A)〜 〜120kWh:30.86円/kWh
120kWh超過300kWh:34.75円/kWh
300kWh超過:36.46円/kWh
関西電力 447.21円 〜120kWh:17.81円/kWh
120kWh超過300kWh:21.02円/kWh
300kWh超過:23.52円/kWh
中国電力 669.92円 15kWh超過120kWh:32.01円/kWh
120kWh超過300kWh:39.43円/kWh
300kWh超過:41.55円/kWh
四国電力 397.10円 〜120kWh:27.25円/kWh
120kWh超過300kWh:32.78円/kWh
300kWh超過:35.70円/kWh
九州電力 316.24円(10A)〜 〜120kWh:18.37円/kWh
120kWh超過300kWh:23.97円/kWh
300kWh超過:26.97円/kWh

部電力と九州電力は、300kWhまでの電力量料金がジャパン電力よりも安いです。

300kWh超過分の電力料金はジャパン電力の方が安いので、月300kWh以上の電気を使う家庭は、ジャパン電力へ切り替えましょう。

関西電力は、すべての段階の電力量料金がジャパン電力よりも安いです。

基本料金が447.21円かかる点を考慮しても、ジャパン電力に切り替えると電気代が上がる可能性があります。

基本料金はどの大手電力会社でもかかり、アンペア数によって基本料金が高くなる電力会社もあります。

公式サイトのシミュレーションで電気代を比較できるので、自分のエリアで費用を抑えられる可能性があるか確認しましょう。

新電力会社の料金表と比較

ジャパン電力と新電力会社の料金は、東京エリアで比較しました。

電力会社 基本料金 電力量料金
ジャパン電力 0円 〜400kWh:27.00円/kWh
401kWh〜:26.00円/kWh
たのしいでんき 550円 28.60円/kWh
ミツウロコでんき 311.75円(10A)〜 〜120kWh:31.91円/kWh
120kWh超過300kWh:33.13円/kWh
300kWh超過:35.79円/kWh
idemitsuでんき 311.75円(10A)〜 〜120kWh:29.80円/kWh
120kWh超過300kWh:34.76円/kWh
300kWh超過:37.10円/kWh
シン・エナジー 796.06円(30A)〜 〜120kWh:19.67円/kWh
120kWh超過300kWh:24.78円/kWh
300kWh超過:27.71円/kWh

シン・エナジーは、300kWhまでならジャパン電力よりも電力量料金が安いですが、300kWhを超過するとジャパン電力の方が安いです。

シン・エナジー以外の電気料金プランを見ると、ジャパン電力のほうが1段階・2段階ともに料金が安いと分かります。

5社の新電力会社のなかでは、基本料金が0円のところはジャパン電力のみです。

料金を重視して乗り換えるなら、ジャパン電力を利用しましょう。

ジャパン電力の電気代を人数別でシミュレーション

ジャパン電力への切り替えを検討している人は、家族の人数によってどれくらいの電気代がかかるのかリサーチしたうえで判断しましょう。

乗り換えの判断に役立つよう、ジャパン電力の電気代を家族の人数別でシミュレーションしました。

シミュレーションしている電気代は、東京都を例に、各世帯の平均消費電力で計算しています。

シミュレーションの結果、1人暮らしや3人以上の世帯で節約効果が期待できるとの結果が出ました。

当てはまる世帯は、節約できる電気料金の目安をチェックして、乗り換えを検討しましょう。

1人暮らしは基本料金0円が影響しやすい

1人暮らしの電気の平均使用量は、一戸建てが219kWh/月、集合住宅が186kWh/月です。

ジャパン電力のくらしプランSの料金表を元に計算した結果は、以下の通りです。

住まいのタイプ 月々の電気代 東京電力の電気代
一戸建て 219kWh × 28.00円/kWh = 6,132円 8,115円程度
集合住宅 186kWh × 28.00円/kWh = 5,208円 6,914円程度

※東京電力は30Aで試算
※電気量料金以外は除く

ジャパン電力はどちらも月々6,000円程度に収まる計算で、基本料金0円が影響していると考えられます。

冷暖房の使用頻度が少ない春や秋は、算出した月々の電気代よりも安く抑えられ、月々5,000円を下回る可能性があります。

電気量料金は東京電力と比較して2,000円近く抑えられる結果になりました。

燃料費等調整額や容量拠出金反映額も含めて確認し、費用を抑えられる可能性が高い人はジャパン電力に申し込みましょう。

2人暮らしは節約効果があまり期待できない

2人暮らしの電気の平均使用量は、一戸建てが331kWh/月、集合住宅が272kWh/月です。

それぞれジャパン電力のくらしプランSの料金表で計算すると、以下の通りです。

住まいのタイプ 月々の電気代 東京電力の電気代
一戸建て 331kWh × 28.00円/kWh = 9,268円 12,630円程度
集合住宅 272kWh × 28.00円/kWh = 7,616円 10,356円程度

※東京電力は40Aで試算
※電気量料金以外は除く

一戸建ては月9,000円程度、集合住宅は月7,400円程度の予想です。

一戸建てでも電気の使用量は350kWhにも満たされません。

401kWhから単価が安くなるジャパン電力のくらしプランSでは、節約効果が十分に得られない可能性があります。

とはいえ東京電力と比較すれば電気料金を引き下げられると予想できるため、シミュレーションしてみましょう。

3人暮らしからは節約効果が期待できる

3人暮らしの電気の平均使用量は、一戸建てが386kWh/月、集合住宅が313kWh/月です。

それぞれジャパン電力のくらしプランSの料金表で計算すると、以下の通りです。

住まいのタイプ 月々の電気代 東京電力の電気代
一戸建て 386kWh × 28.00円/kWh = 10,808円 14,957円程度
集合住宅 313kWh × 28.00円/kWh = 8,764円 12,001円程度

※東京電力は40Aで試算
※電気量料金以外は除く

一戸建ての電気の平均使用量は386kWhです。

在宅ワークが多い家庭や消費電力の大きい家電を複数設置している家庭では、1か月の電気の使用量が400kWhを超える可能性があります。

ジャパン電力は401kWhから電気料金の単価が安くなるので、一戸建てで3人暮らししている家庭は節約効果を期待できるケースも。

東京電力は301kWh以上の電気代が40.49円と高いため、該当する家庭は節約効果が大きいです。

燃料費等調整額や容量拠出金反映額を除いて、一戸建てなら4,000円程度負担を軽減できる可能性もあります。

電気の使用量が301kWh以上の家庭は、ジャパン電力の利用を検討しましょう。

4人暮らしは2段階目の格安プランが影響しやすい

4人暮らしの電気の平均使用量は、一戸建てが436kWh/月、集合住宅が316kWh/月です。

それぞれジャパン電力のくらしプランSの料金表で計算すると、以下の通りです。

住まいのタイプ 月々の電気代 東京電力の電気代
一戸建て 400kWh × 28.00円/kWh + 36kWh × 27.00円/kWh = 12,172円 17,293円程度
集合住宅 316kWh × 28.00円/kWh = 8,848円 12,435円程度

※東京電力は50Aで試算
※電気量料金以外は除く

一戸建てで3人暮らししている家庭と、4人暮らししている家庭を比較しました。

電気の使用量は400kWhを超えているものの、月々の電気代は1,300円程度しか変わりません。

400kWhを超える4人暮らしは、2段階目の格安プランが影響して負担を抑えらえるケースも。

東京電力との比較では5,000円程度費用を節約できる可能性があり、切り替えると月々の電気代を大幅に抑えられる可能性が高いです。

電気使用量が400kWhを超えている家庭は、ジャパン電力を積極的に利用しましょう。

ジャパン電力のメリットは主に3つ

ジャパン電力ならではのメリットは以下の通りです。

  • 基本料金が0円
  • 400kWhを超えると電気料金が安くなる
  • 家電修理サービス付きプランがある

基本料金がなければ電気使用量の少ない家庭は負担を軽減しやすいです。

400kWhを超えると電気料金が安くなるので、電気使用量の多い家庭程節約できる可能性も。

家電が急に壊れたときでも、修理サービスがあれば慌てずに済みます。

ジャパン電力のメリットに魅力を感じる人は、申し込み手続きを行いましょう。

基本料金0円で固定料金が発生しない

ジャパン電力のプランは、基本料金0円で固定料金がかからない点が魅力です。

一般的な大手電力会社は、契約アンペア数に応じて基本料金が発生し、電気を使わなくても固定料金が発生します。

ジャパン電力は基本料金が発生しません。

外出頻度が多く家にいる時間が少ない人は、電気の使用量が少ないので、基本料金の発生するプランでは基本料金分の負担が大きくなります。

ジャパン電力は基本料金が0円でありながら電力量料金も安く設定されているので、切り替えで電気代が安くなる可能性が高いです。

電気使用量が少ない人は、一度シミュレーションして比較しましょう。

400kWhを超えるとお得に利用できるので人数が多い家庭向き

ジャパン電力は、電気の使用量が400kWhを超えると、電力量料金の単価が安くなります。

電気の使用量が多いほど節約効果が十分に期待できるため、以下の家庭におすすめです。

  • 家族の人数が4人以上
  • 在宅ワークや子育て中で在宅時間が長い
  • ペットを飼っていてエアコンを稼働しっぱなし

エアコンの稼働時間が長い家庭や、在宅ワークで電力の使用時間が長い家庭は、電気代を抑えやすくなります。

今支払っている電力会社の明細を見て、毎月の使用電気量を確認しましょう。

地域によって電力量料金が異なりますが、一般家庭向けであるくらしプランSなら、1段階目よりも1kWhあたり1円安い価格で利用できます。

電気の使用量が400kWhを超えるなら、ジャパン電力で電気料金を節約しましょう。

家電修理サービス付きのプランがある

ジャパン電気のくらしプランTとしごとプランTは、家電修理サービスが付いており、電話1本で無償修理の依頼が可能です。

購入または製造から5年以内の15品目の家電や機器が無償修理の対象となるため、以下の人におすすめです。

  • 引っ越しを機に家電や住宅設備機器を新品に買い揃える
  • メーカー保証のみでは不安
  • どこに問い合わせたらよいか分からない

家具や家電の量が多いと、故障の可能性も高まります。

家具や家電をまとめて買い替えた人や、メーカー保証だけでは不安な人も、修理サービスが付いていれば不安なく利用可能です。

メーカーやブランド関係なく電話1本で修理サポートを受けられるので、どこに問い合わせたら良いかわからない人にもぴったり。

万が一の故障に備えたい人も、ジャパン電力のサービスを活用しましょう。

ジャパン電力のデメリットは主に3つ

ジャパン電力は、メリットだけではなく以下のデメリットもあります。

  • プランの選択肢が少ない
  • 短期解約は違約金が発生する
  • 燃料費等調整額が高い傾向にある

ジャパン電力にはセット割りやオール電化プランがなく、シンプルなプランのみです。

家庭の状況によっては、電気代の節約効果が期待できません。

ジャパン電力は1年未満で解約すると違約金が発生します。

電気料金は低めですが、燃料費等調整額が高い傾向にあるため、乗り換える際は総合的な費用で比較しなければいけません。

メリットとデメリットをどちらも把握した上で、切り替えを検討しましょう。

プランの選択肢やセット割がない

ジャパン電力は、シンプルな料金設定とプランが特徴で、選択できるプランが限られています。

ガスやインターネットとのセット割引や、オール電化住宅向けのプランは扱っていません。

電気やガス、インターネットの契約を1社に絞ってセット割引を適用させたい人は、セット割が提供されている電力会社が向いている可能性も。

ジャパン電力の電気料金は2段階設定で、2段階目は1段階目よりも単価が安い設定です。

401kWhの利用が2段階目に当たり、毎月の電気の使用量が多いほど電気代が引き下げられます。

電気の使用量が多くなりがちなオール電化の家庭では、オール電化住宅向けプランと同様の 同じような節約効果が期待できるケースもあります。

ただし使用量によっては今より電気代が上がる可能性も。

オール電化プランをご利用中のお客様は、現在よりも電力料金が割高になってしまう可能性がございます。 引用元:お申込みにあたって│ジャパン電力

オール電化の人は事前にシミュレーションを行い、納得の上で契約しましょう。

契約後1年未満の解約は違約金が発生する

ジャパン電力の契約期間は1年で、契約期間中に解約すると違約金が発生します。

違約金は、1地点につき税抜3,000円です。

違約金を回避するには、最低でも1年間は契約しなければいけません。

電気代が思ったよりも節約できなかったときを考慮して契約するなら、違約金が0円の電力会社も選択肢に入ります。

比較した結果ジャパン電力の方が電気料金を節約できそうなら、1年間利用するつもりで契約しましょう。

ジャパン電力の違約金は高い?他社と比較

ジャパン電力の解約金は税抜3,000円ですが、他社の違約金よりも高いのか比較しました。

電力会社 違約金
ジャパン電力 税抜3,000円
北海道電力 0円
東京電力 契約期間1年は税込3,000円
契約期間2年は税込5,000円
九州電力 0円
たのしいでんき 税込2,200円(解約理由が引っ越しの場合は発生しない)
ミツウロコでんき 0円
シン・エナジー 0円

違約金が0円の電力会社がいくつか存在するので、ジャパン電力の違約金は高いと感じる人もいます。

特に新電力会社は、電力会社を気軽に乗り換えられるよう解約金無料としているケースが多いです。

ただし、東京電力の違約金は契約期間が2年なら税込5,000円かかり、たのしいでんきでも税込2,200円必要です。

ジャパン電力の税抜3,000円の違約金は、高すぎるわけではありません。

どうしても解約金を避けたいなら、解約金のない電力会社を選ぶか、1年以上契約を続けましょう。

他社よりも燃料費等調整額が高い

ジャパン電力の燃料費等調整額は、他社よりも高いという口コミがいくつかありました。

燃料費等調整額は電力会社によって異なります。

例えば2024年9月の燃料費等調整額は、ジャパン電力が3.74円/kWhですが、東京電力が-10.37円/kWhです。

1kWhあたり10円以上の差額が生じており、基本料金が0円で電力量料金の単価が安く設定されていても、結果的に電気代が上がるケースがあります。

乗り換えを検討するときは、燃料費等調整額も含めて試算しましょう。

ジャパン電力に申し込む方法

ジャパン電力の申込方法は、以下の通りです。

  • インターネットの申込フォームからメールアドレス認証を行う
  • 支払方法を選ぶ
  • 申込受付完了メールを受け取る
  • マイページ初回ログインと支払設定を行う
  • スマートメーターの交換工事を行う
  • 電力の供給を開始する

ジャパンネット電力への申し込みはWebで完結し、手間がかかりません。

「忙しいので電力会社の切り替えをためらっている」「電話する余裕がない」といった人でも、切り替えを行いやすいです。

スマートメーターの交換が済んでいれば、工事は必要ありません。

地域によっては、電力を切り替えた後にスマートメーターの交換工事が行われるケースがあります。

手続きを始めたい人は、公式サイトをチェックしましょう。

用意しておく物は検針票と支払いに関する情報

ジャパン電力への申し込みには、検針票とクレジットカード情報または口座情報の支払いに関する情報を用意しておく必要があります。

検針票で確認が必要な情報は以下の通りです。

  • お客様番号
  • 供給地点特定番号

供給地点特定番号は22桁の番号で、電気が供給されている場所の特定に使用されます。

上記の情報がないと、電気の切り替え手続きができません。

検針票は一般的に毎月送付されますが、電力会社によってはWebサイトで見られるように電子化されているケースもあります。

手元に検針票がない時はWebサイトで確認してみましょう。

入力する内容は事前に調査しておくとスムーズ

ジャパン電力への申し込みで入力が必要な内容は、以下の通りです。

  • 供給エリア
  • 現在契約中の電力会社
  • 地点番号
  • お客様番号
  • 現在契約中のアンペア数
  • 契約者の氏名・利用場所の住所・電話番号
  • メールアドレス
  • クレジットカード情報または口座情報

地点番号やお客さま番号、契約中のアンペア数は、検針票に記載されています。

メールアドレスを間違えると以下の重要な連絡が受けられないので、ミスなく入力しましょう。

  • 申し込み完了メール
  • マイページに関する連絡

迷惑メール設定をしている人は、次のドメインを受信可能に設定しましょう。

  • @japaden.com
  • @econo-crea.com
  • @p01.mul-pay.com

携帯電話会社のメールアドレスは正しく受信できない可能性があるため、使用を避けましょう。

ジャパン電力についてよくある質問

ジャパン電力についてよくある質問を6つ紹介します。

  • ジャパン電力の利用で停電は増えますか?
  • ジャパン電力にはキャンペーンがありますか?
  • 賃貸でもジャパン電力を利用できますか?
  • 乗り換えの際は工事が必要ですか?
  • 申し込みから何日程度で電気が使えますか?
  • 支払いが遅れたときはどうすればいいですか?

新電力への切り替え時には「停電が増える?」「工事が必要?」との疑問を持つ人も多いです。

住んでいる家の形態によっては、ジャパン電力が利用できないケースもあります。

まだジャパン電力についてわからないことがある人は、申込手続きを行う前に疑問を解消しておきましょう。

ジャパン電力に乗り換えると停電が増える?

ジャパン電力に乗り換えても、停電が増えたり電気の質が変わったりはしません。

電線や電柱の保守管理は一般送配電事業者が行うので、電力会社に関わらず今まで通り電気が使えます。

ジャパン電力に乗り換えてから停電した時は、地域の電力会社が復旧に対応します。

ジャパン電力はキャンペーンを実施している?

2024年12月時点では、12月と1月にプランTを契約した方を対象に、最大5,000円の値引きキャンペーンを実施中です。

契約した翌月から、4か月の電気の平均使用量が300kWh以上の家庭が対象。

条件を満たすと7か月目から毎月1,000円の値引きが適用されます。

ジャパン電力に申し込む時、公式サイトに記載されているキャンペーンコードを入力して適用を受けましょう。

賃貸でもジャパン電力に乗り換えられる?

ジャパン電力は、賃貸でも乗り換えが可能です。

建物全体が高圧一括受電契約をしていると、切り替えられないので、事前に管理会社に確認しましょう。

ジャパン電力へ乗り換える時は電気工事が必要?

ジャパン電力への乗り換え時、メーターの取り替えを行う必要がありますが、電気工事は不要です。

メーターの取り替える日が決まったら、地域電力会社の下請け会社から連絡が来ます。

メーターの取り替えは、基本的に立ち会いは必要ありません。

乗り換えてからどれくらいで電気が使えるようになる?

ジャパン電力に乗り換えてから、最短2週間程度で電気が使えるようになります。

引っ越すなら、現在契約している電力会社に退去日を伝える必要があります。

電気代の支払いが遅れたらどうなる?

ジャパン電力の支払いが遅れても、すぐに電気を止められることはありません。

支払い期限を過ぎ一定期間経っても支払わないと、電気が供給されなくなる可能性があります。

支払いが遅れた時は、電気の供給が停止されるのを回避するために、早めに支払うようにしましょう。

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