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北海道でおすすめの電気会社ランキング!高騰する電気代を安くする電力会社を比較

北海道エリアの電力会社

北海道にお住まいの方で、電気代が例年より高く感じたことはないでしょうか?

実は、北海道の1年間の電気代平均は151,128円と算出されており、全国平均の141,041円から比較すると約1万円ほど高い計算となります。※1

理由は、暖房器具の使用頻度が多く、広大な道内をカバーできる電力会社が北電以外存在しないため、その分コストがかかってしまいます。※2

北海道に住んでいる方はもちろん、都内から北海道に引っ越す方は電気代がさらに高く感じるかもしれません。

電気代を少しでも安く抑えたいと思った時におすすめするのが新電力会社です。今では多くの新電力会社が存在し、電気代がお得になるプランを各社から打ち出しています。

そこで本記事では、北海道でおすすめの新電力会社を紹介します。

ご自身にあった新電力会社を見つけていただき、電気代節約にお役立てください。

※1 参考:統計局ホームページ/家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング 
※2 参考: 北海道電力の電気料金 値上げで世界一に⁉ | NHK北海道

電力会社おすすめランキングトップ3
  1. Looopでんき
    基本料金と解約金が0円!日中の時間帯なら電気代がお得に
  2. Japan電力
    電力料金がとにかく安い!北海道電気からの乗り換えで月10,800円も節約
  3. idemitsuでんき
    4人家族の電気代が年間9,380円もお得に!セット割で車の燃料代が年間2,400円の節約に
目次

北海道エリアで電気代を安くするなら新電力各社がおすすめ

北海道に住んでいる人で電気代を少しでも安く抑えるなら、新電力会社を検討してみるのもおすすめです。

北海道電力で30A利用の場合は基本料金が1,207円ですが、新電力会社のLooopでは基本料金無料であったり、ポイント還元でお得に利用できたりするためです。

実際に、政府が実施している「電気代軽減策」が2024年6月には終了し、電気料金がさらに値上げされます。
(参考:電気・ガス支援、5月で終了 ガソリンは延長

従来の電力会社をそのまま使うより、新電力会社が打ち出しているお得なプランの選択で、電気代をさらに安くできます。

では、数多くある新電力会社の中からどこに決めればいいのでしょうか?以下で解説していきます。

北海道のおすすめ新電力会社ランキング8選

電気代を年間数万円安くできたり、使用した電気量に応じてポイント還元されたりと、多くのメリットがある新電力会社。

しかし数多くある新電力会社の中から、どこを選んでいいのか迷ってしまうもの。

ここからは、北海道エリアで特におすすめの新電力会社8社を紹介します。

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電力会社料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
セット割提供エリア特徴詳細
Looopでんき
Looopでんき
料金プラン:スマートタイムONE
基本料金:0円
電気料金:30分毎の変動
あり47都道府県
(離島を除く)
30分毎に電気料金が変わるピークシフトでお昼の時間帯がお得に詳しく見る
Japan電力
Japan電力
料金プラン:くらしプランS
基本料金:0円
30.00円~/kwh
なし全国(沖縄、離島除く)電力量料金業界最安値。北電からの乗り換えで1万円お得に詳しく見る
idemitsuでんき
idemitsuでんき
料金プラン:くらしのためのSプラン
基本料金:10A402.60円~
電気料金:35.35円~/kwh
なし全国(沖縄、離島除く)オール電化住宅なら深夜時間帯の電気料金がお得に
楽天エナジー
楽天エナジー
料金プラン:プランS
基本料金:0円
電気料金:33.98円~/kwh
あり
楽天ポイント倍率UP
200円(税抜)につき1ポイント→100円(税抜)1ポイントに変更
全国電気基本料が0円で使った分だけ支払うシンプルプラン。楽天ポイントが倍率付与される詳しく見る
大阪ガス
大阪ガスの電気
料金プラン:ベースプランB
基本料金:10A400.60円~
電気料金:34.28円~/kwh
あり京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県(赤穂市市福浦を除く)、奈良県
和歌山県、福井県(三方郡美浜町以西)
三重県(熊野市、南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)
岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)
一部プランは北海道を含む関西エリア以外でも利用可能
大手企業が運営しているため、長く安心して利用できる他社からの切り替え
引っ越しでの新規供給
ソフトバンクでんき
ソフトバンクでんき

料金プラン:おうちでんき
基本料金:10A402.60円~
電気料金:35.35円~/kwh
あり全国ソフトバンク、ワイモバイルの契約者であれば、携帯料金が月額110円お得に
ドコモでんき
ドコモでんき
料金プラン:Mプラン Green
基本料金:10A902.60円~
電気料金:35.35円~/kwh
なし全国
(沖縄、離島を除く)
初期費用や解約手数料は0円で利用可能。電気使用量に応じてdポイントが貯まる詳しく見る
auでんき
auでんき
料金プラン:でんきM
基本料金:10A366円~
電気料金:32.13円~/kwh
あり全国ネット手続きであれば最短30秒で契約完了。電気使用量に応じてPontaポイントが貯まる

「Looopでんき」は基本料と解約費が0円!昼に電気を使う人におすすめ

Looopでんき
公式サイトhttps://looop-denki.com/home/
料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
基本料金:0円電力量料金:30分ごとに変動
セット割あり
※東京ガス(株)の「東京地区等」の区域のみ
提供エリア47都道府県
(離島を除く)

基本料金と燃料調整費が0円の新電力会社を使いたいと考える方は、Looop電気がおすすめです。

Looop電気であれば基本料金や燃料調整費に加え、解約費用も0円のため、電気代が今よりもお得になる可能性があります。

契約後に万が一合わないと感じても、契約期間に関係なくいつでも0円で解約できるため、安心して利用できるでしょう。

新電力の切り替えで気になるのが品質の問題です。Looop電気は、大手電力会社の送電網を利用しているため、電力供給には全く問題ありません。

さらに、Looop電気にあるプラン「スマートタイムONE」は、30分単位で料金単価が変動。電気代が安い時間帯に家事をして、年間9,500円の節約につながった実績があります。
(参考: スマートタイムONE | Looopでんきの市場連動型プラン)

家事など日中に電気を使う機会が多い人は、Looop電気がおすすめです。

実際に北海道電力との電気料金を、シミュレーションで比較した表が以下になります。

1カ月の平均電気代料金の比較

スクロールできます
世帯人数北海道電力Looopでんきお得になる平均金額(月額)お得になる平均金額(年額)
一人暮らし5,323円/月4,382円/月850円/月11,300円/年
二人暮らし10,105円/月8,410円/月1,695円/月20,300円/年
三人暮らし12,526円/月10,122円/月2,404円/月28,900円/年
四人暮らし14,134円/月11,398/月2,736円/月32,800円/年

(参考: ほくでん|電気料金シミュレーションLooopでんき|料金シミュレーション

二人暮らし世帯の場合、Looopでんきにすると月額で約1,700円ほどの計算に。

年間に換算すると2万円以上お得になり、家計の固定費削減に貢献できます。

Looopでんきのメリット
  • 電気代が安い時間を狙えば節約につながる
  • 基本料や解約手数料も無料で契約の縛りがない
Looopでんきのデメリット
  • 電気料金が把握しづらい
  • 電気を使用する時間帯によっては今までの電気代と変わらないことも

「Japan電力」は基本料が0円!電力料金の安さがトップクラス

Japan電力
公式サイトhttps://www.japaden.jp/
料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
【くらしプランS】基本料金:0円電力量料金:30.0円〜
セット割なし
提供エリア全国対応(沖縄・離島を除く)

とにかく毎月の電気代を安くしたい方は、「Japan電力」がおすすめです。

基本料金が0円に加え、電力単価も安く初期費用も無料。とにかく電気代を安くしたい方に向いています。

実際に他の電力会社と比較したところ、1カ月分の電気代が1万円安くなったという結果もあります。

電気料金の単価が安く、使った分だけを支払うシンプルなシステムのJapan電気。プランをあれこれ比較するのが面倒な方にもおすすめです。

Japan電力のメリット
  • 電気料金の単価が安く節約しやすい
  • 基本料や初期費用が無料
Japan電力のデメリット
  • 1年間の契約縛りがあり途中解約すると3,000円が発生する
  • プランの種類が少ない

「idemitsuでんき」はオール電化住宅なら深夜の電気料金がお得に

idemitsuでんき
公式サイトhttps://denki.idemitsu.com/
料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
【くらしのためのSプラン】基本料金:10A 402.60円〜電力量料金:35.35円〜
セット割なし
提供エリア供給エリアは北海道・東北・東京・北陸・中部・関西・中国・四国・九州電力管内

idemitsuでんきは、電気料金が安くなるだけではなく、オール電化住宅の電気代やガソリン代もお得になる新電力会社です。

自宅がオール電化住宅であれば、idemitsuでんきの「オール電化プラン」への乗り換えで、深夜時間帯の電気料金がお得になります。深夜に稼働するエコキュートの電気料金も抑えられるでしょう。

節約金額の一例として、idemitsuでんきのSプランは、年間9,380円の節約につながった実績があります。さらに自家用車の燃料費の割引も受けられて、ガソリン車やEV車にかかわらず、年間約2,400円の燃料費がお得に。

オール電化住宅や車をお持ちであれば、idemitsuでんきがおすすめです。

idemitsuでんきのメリット
  • オール電化プランであれば深夜時間帯の電気代がお得になる
  • 車の燃料費がお得になる「クルマ特割」がある
idemitsuでんきのデメリット
  • 他社と比較すると電気料金は最安値ではない
  • オール電化住宅や車を所有していないとメリットが小さくなる

「楽天エナジー」は基本料が0円で使った分だけ楽天ポイントが貯まる

楽天エナジー
公式サイトhttps://energy.rakuten.co.jp/
料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
【プランS】基本料金:0円電力量料金:33.98円〜
セット割あり楽天ポイントの倍率UP
※200円(税抜)につき1ポイント→100円(税抜)につき1ポイントに変更
提供エリア全国

楽天グループが運営している楽天エナジーは、基本料金が0円で電気使用量に応じて楽天ポイントが貯まる新電力会社です。

電気基本料や解約金は0円でさらに従量料金が一律のため、使った分の料金を支払うシンプルなプランが魅力です。

ポイント還元率は、通常であれば200円で1ポイント還元され、さらに楽天カードでの支払いなら100円で1ポイントが付与されます。

貯まった楽天ポイントは電気代の支払いにも利用できるため、電気料金をポイントで支払いたい人にもおすすめです。

楽天ポイントも溜まりやすく、シンプルな新電力会社をお探しの人におすすめです。

楽天エナジーのメリット
  • 楽天ポイントが貯まりやすく電気料金の支払いにも使える
  • 使った分だけ支払うため電気料金がわかりやすい
楽天エナジーのデメリット
  • 一般家庭向けのプランが2種類と少ない
  • 支払い方法はクレジットカードのみ

「大阪ガスの電気」安心の大手企業の電気がお得に使える

大阪ガス
公式サイトhttps://www.osakagas.co.jp/
料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
【ベースプランB】
※基本料金:10A 400.60円〜 電力量料金:34.28円〜
セット割あり
提供エリア京都府・大阪府・滋賀県兵庫県(赤穂市福浦を除く)・奈良県・和歌山県・福井県(三方郡美浜町以西)・三重県(熊野市、南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)・岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)
※一部の料金メニューは、北海道を含む関西エリア以外でも利用可能

供給件数が170万件を超える大阪ガスの電気は、大手企業が運営する安心の新電力会社です。

市場連動型ではない料金設定のため、急激な料金高騰もありません。

北海道エリアはプランBのみの契約となり、電気を比較的多く使用する家庭向けのプランです。

オプションで2年の長期契約を結べば、電気料金が2%引きになるお得なプランも用意されています。

燃料価格の高騰により新電力会社の倒産がある一方で、大阪ガスのような大手企業であれば長く安心して利用できるでしょう。

大阪ガスの電気のメリット
  • 市場連動型ではないため急激な値上げがない
  • 大手企業が運営しているため安心して利用できる
大阪ガスの電気のデメリット
  • 北海道エリアはプランの選択肢が少ない
  • 北海道では電気とガスのセット契約ができない

「ソフトバンクでんき」は基本料が0円!月額110円のスマートフォン割引もある

ソフトバンクでんき
公式サイトhttps://www.softbank.jp/energy/
料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
【おうちでんき】
※北海道電力エリア基本料金:10Aにつき 402.60円〜電力量料金:35.35円〜
※15A契約の場合
セット割おうちでんき契約者のみ
※SoftBank、ワイモバイルのスマホとおうち割でんきセットで通信費が月額110円割引
提供エリア全国

ソフトバンクでんきは、ソフトバンクグループ企業である、SBパワー株式会社が提供する新電力会社です。

ソフトバンクやワイモバイルの回線を利用していれば、電話回線の割引が受けられる「おうちでんき」プランに加入できます。

「おうちでんき」プランとは、スマートフォンやタブレット、インターネットの使用料が2年間、1回線ごとに月額110円の割引が適用されるお得なサービスです。

家族全員がソフトバンクやワイモバイルユーザーであれば、その分の割引も受けられます。

再生エネルギー100%とCO2排出量ゼロで電気を生み出す「自然でんき」のプランも用意。

「自然でんき」プランは基本料金が0円である上、電気料金も一律であるため、環境に配慮しながらお得に電気の使用ができます。

ソフトバンクやワイモバイルユーザーであれば、メリットが大きい新電力サービスです。

ソフトバンクでんきのメリット
  • ソフトバンクやワイモバイルユーザーであれば携帯使用料金が月額110円割引になる
  • 自然でんきは基本料金0円で使用できる
ソフトバンクでんきのデメリット
  • 「おうちでんき」プランは解約事務手数料が550円(税込)かかる
  • 「自然でんき」プランにはセット割がない

「ドコモでんき」はdポイント還元がありドコモユーザーにおすすめ

ドコモでんき
公式サイトhttps://denki.docomo.ne.jp/
料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
【ドコモでんきMプラン Green】
※北海道電力エリア基本料金:10A 902.60円〜電力量料金:35.35円〜
セット割なし
提供エリア全国(沖縄や離島を除く)

ドコモでんきはNTTドコモが提供する新電力サービスです。

ドコモを契約していなくても利用できますが、ドコモユーザーであればdポイントが還元されるなどのメリットがあり、初期費用や解約金は一切かかりません。

料金プランにおいては、再生エネルギーを使用した電力の「ドコモでんきGreen」と、火力や天然ガスを使用した従来の電力である「ドコモbasic」の2種類となっています。

「ドコモでんきGreen」は、最大10%のポイント還元となり、「ドコモbasic」は最大3%のポイント還元と違いがあります。

最大10%のポイント還元を受けるには、「ドコモでんきGreen」を選択し、携帯電話プランのギガホやギガライト、ahamoやdカードGOLDを契約している人が対象です。

ドコモユーザーであれば電気代と携帯電話の請求がまとめられるため、料金が把握しやすい利点もあります。

ドコモでんきのメリット
  • 電気使用量に応じてdポイントが貯まる
  • 安心と信頼がある大手企業が運営している
ドコモでんきのデメリット
  • 還元されるのがdポイント一択になる
  • 料金プランが2種類と少ない

「auでんき」は最短30秒で手続きが完了!電気使用量に応じてPontaカードの還元あり

auでんき
公式サイトhttps://www.au.com/energy/
料金プラン
(基本料金・電気料金/kWh)
【でんきM(北海道D)】
※北海道電力エリア基本料金:10A 366円〜電力量料金:32.13円〜一般向けプラン
セット割ほくでんガスfor auがあり
※毎月のガス料金5%分のPontaポイントが還元される
提供エリア全国

auでんきKDDIが提供する新電力サービスです。

au電気の最大のメリットは、au契約者本人でなくても家族にauユーザーがいれば契約が可能で、使用に応じて最大5%のPontaポイントが貯まります。

申し込みは近くのauショップ、またはインターネットから可能で、ネット申し込みであれば最短30秒で完了し、初期費用もかかりません。

au傘下であるUQモバイルでは、auでんきと一緒に契約すると携帯料金がお得になる「でんきセット割」があります。UQモバイルの「プランくりこしS」との兼用で、通常月額料金1,628円のところ、月額990円までお得になるプランです。

auでんきアプリを使用することでリアルタイムに電気使用量が確認できるため、節電効果にもつながるでしょう。

ただし、auでんきは電気料金を下げるのではなく、ポイントで還元するため、現在の電気料金を下げたい人には不向きかもしれません。

auでんきのメリット
  • 電気使用量に応じてPontaポイントが貯まる
  • UQモバイルユーザーなら携帯電話料金の節約にもなる
auでんきのデメリット
  • 電気料金が下がるわけではない
  • 電気使用量が少ないとポイント還元率も小さくなるためお得感が低い

北海道で新電力に乗り換えするメリット

電力自由化により、従来の大手電力会社以外でも参入ができることになった新電力会社。電力の小売業として各社さまざまなメリットを打ち出しています。

ここからは、北海道電力などの大手電力会社から新電力会社に乗り換えるメリットを見ていきましょう。

電気代が節約できる

新電力会社に乗り換える最大のメリットとして、電気代の節約があげられます。

電力自由化により新電力会社が次々と参入。それにより電気料金の競争がはじまり、各社お得なプランを打ち出しました。

実際に、大手電力会社から新電力会社への乗り換えで、月に数千円節約につながったケースもあります。

新電力会社が打ち出しているプランを上手に利用して、今より電気代が節約できます。

ポイント還元やセット割がある

新電力会社に契約すると、ポイント還元やセット割などお得なリターンが受けられます。

電気使用量に応じたポイントの還元や、ガスやインターネット、携帯電話などと一緒に契約すると電気代が割引になる「セット割」があることも新電力の魅力です。

電気を使用した後にお得な特典が受けられるのは、新電力のメリットと言えるでしょう。

環境に配慮したプランがある

再生可能エネルギーで発電した電力を扱っている新電力会社であれば、利用者は環境保全にも貢献できます。

太陽光発電や風力発電などで生み出された電力を使用することで、二酸化炭素の排出が抑えられるため、環境への負担軽減につながります。

新電力にするデメリット

電気料金がお得になったり環境保全に役立ったりなど、メリットが多い新電力。しかし一方で、新電力に乗り換える際、知っておきたいデメリットも存在します。

ここからは、新電力のデメリットを見ていきましょう。

さまざまなプランから選ぶ必要がある

新電力にはお得なプランが数多くある一方で、それぞれのプランから選ぶ必要があります。

実際に、電気料金の違いや契約条件などがそれぞれ異なっており、数多くある中から自身に合ったプランの選択が必要です。

情報収集や比較検討する際は、時間と手間がかかるでしょう。

自身に合った新電力会社を見つけるには、比較サイトの利用や新電力会社のホームページにある、電気料金のシミュレーションを利用することがおすすめです。

違約金が発生する場合がある

新電力会社の中には契約期間が設けられており、途中で解約をすると違約金が発生する場合があります。

契約からすぐに解約すると、高額な違約金が発生する場合もあるから、新電力会社を解約したくても解約できないことにもつながるでしょう。

しかし、新電力会社の中には、解約金が0円に設定しているところもあるため、契約前に確認しておくことをおすすめします。

賃貸物件は契約ができない場合もある

賃貸物件にお住まいである人は、場合によって新電力に乗り換えができないこともあります。

すでに管理会社や大家さんの方で電気代を一括管理している場合、一部屋だけを新電力に切り替えることはできません。

ただし、賃貸でも新電力会社と個別契約できることが一般的であるため、契約する前に電気料金の支払形態を確認しておくと安心です。

新電力の乗り換えで失敗しない!北海道に住んでいる人向けの電力会社の選び方

数多くある新電力会社の中から、自身に合ったプランを見つけることは大変です。

北海道エリアにお住まいで、新電力会社を選ぶポイントは以下の通りです。

世帯数や電気使用量からシミュレーションをしてみる

候補となる新電力会社が決まったら、世帯人数や普段使用している電気使用量からシミュレーションしてみることがおすすめです。

新電力会社のホームページには、項目を入力するだけで電気代のシミュレーションができます。候補となる各社ホームページからシミュレーションをすることで、ご自身に合った新電力会社が見つかるでしょう。

基本料金や解約手数料0円から選ぶ

新電力会社を選ぶ上でひとつの基準となるのが、基本料金や解約手数料が0円の会社から選ぶことです。

暖房の使用頻度が高い北海道では、全国と比較して電気料金が高い傾向にあります。そのため、基本料金や解約手数料がかからないところを基準にして選ぶのがおすすめです。

基本料は毎月かかるものであり、解約手数料は数千円以上になることもあるため、基本料金と解約手数料に気をつけながら選んでみてください。

電力会社の信頼性を見る

新電力会社を比較する際は、大手企業や信頼できる会社も比較検討してみましょう。

電力事業の自由化に伴い、中には経営規模が小さい会社も参入しています。社会情勢の影響から電力事業から撤退する会社も多く、契約している企業が倒産や撤退をすれば、新たに契約先を探さなければなりません。

安さだけではなく、大手企業であることや経営状況がしっかりしている新電力会社から選択してみましょう。

セット割より電気代の安さを比較する

新電力のプランを選ぶ際は、セット割よりまずは電気代の安さを比較検討してみましょう。

新電力会社各社が提供するサービスには、電気やガス、インターネットと一緒に契約すると電気代が割引になるプランがあります。

しかし、中には元々の電気代が割高であり、その分をセット割でお得にしているプランもあります。

北海道エリアは電気代が高い傾向にあるため、セット割ではなく、まずは基本となる電気代が安いところを比較してみましょう。

サポート体制が整っていれば万が一のトラブルも安心

新電力会社を導入する際は、電力会社のサポート体制も確認しておきましょう。

サポート体制が整っていると、契約に関する疑問やトラブルについての相談が受けられます。

今ではインターネットで簡単に加入できるため、サポート体制が整っていないこともあります。

事前に評判や口コミなどからサポート体制を確認しておくのもおすすめです。

新電力会社を選ぶ際によくある疑問

新電力に切り替えはさまざまな疑問が思い浮かびます。ここからは、新電力会社を選ぶ際によくある質問について回答していきます。

新電力会社が安い理由はなぜですか?

新電力会社が電気代を安く提供できる理由は、発電設備や送電設備などの設備投資が不要のため、その分電気代を安く還元できます。

新電力会社は発電会社や市場から電気を購入し、大手電力の送電線を利用して契約者に安く電気を届けているためです。

今までの大手電力会社とは異なり、設備にかかるコストがないため、電気を安く提供できます。

電気代の計算方法はどのようになっているのですか?

新電力における電気代の計算方法は以下の通りです。

「1時間の消費電力(kw)×使用時間(時間)×料金単価(円)」となります。

消費電力は使用する電化製品によって異なり、料金単価は電力会社や契約内容、お住まいの地域によって違いがあります。

新電力の方が高くなることはありますか?

新電力を契約する際、ライフスタイルに合っていないプランを契約すると、電気代が高くなることもあります。

たとえば、一人暮らしの人が電気使用量が多い家族向けプランを選ぶと、電気代が下がったとは感じられず、むしろ今までと変わらないこともあるでしょう。

日中に電気を使用する人が、深夜時間帯割に加入してしまうと電気代が高くなる可能性もあります。

ライフスタイルに合わせたプランに加入しないと、電気代が高くなることもあります。

新電力に乗り換えたら質が落ちたり停電したりしませんか?

新電力に乗り換えても、電気の質が落ちたり停電したりはしません。

今まで通りの送配電設備を利用して電気が届けられるため、電力会社を切り替えても質の低下や停電にはなりません。

新電力に切り替えても今まで通り安心してご利用いただけます。

乗り換える際の手続きや工事はどうなりますか?

新電力会社に乗り換える場合、手続きはインターネットや電話、窓口などから切り替えが可能です。

その際、既存の電力会社への解約手続きは不要で、新規申し込みのみを行うと手続きはすべて完了となります。

通信機能を持った電力計「スマートメーター」の設置がなければ、電力会社が無料で設置を行います。

大手電力会社と新電力の違いがわかりません

大手電力会社と新電力会社の大きな違いは、電気を届けるための設備を保有しているかしていないかの違いです。

大手電力会社は、送電するための設備を保有している一方で、新電力会社は大手電力会社の送配電部門に使用料を支払って運営しています。

新電力会社は、送電設備の設備管理にコストがかからないため、電気代を安くしたりポイント還元したりといった付加価値がつけられます。

北海道で電気代を節約するなら新電力を検討しよう

ここまで北海道で電気代を節約するために、新電力について説明しました。

新電力は各社さまざまなサービスを展開しており、ライフスタイルに合わせたプランを選択すると電気代の節約につながります。

送電元は大手電力会社であるため、今まで通りに電気が使用できて品質にも問題なく利用ができます。

新電力への乗り換えは、インターネットから簡単に手続きできたり、工事も特に必要なかったりと手軽さが自慢です。

電気代が安くなることやポイントがもらえるなど、各種サービスを展開している新電力会社。まずは検針票をもとに、シミュレーションからはじめてみてはいかがでしょうか。

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