ビットフライヤーとコインチェックの手数料やメリットを比較!セキュリティ面が優秀

今回はコインチェックとビットフライヤーを比較して分かった、それぞれの手数料やメリット、おすすめしたい人を紹介します。

どちらも機能性やセキュリティ面が優秀な、日本国内で人気の仮想通貨取引所です。

初めて仮想通貨の取引をする方にもおすすめの取引所なので、それぞれの特徴を理解して自分に合った方で取引をしましょう。

口座開設は無料でできるので、迷ったら両方の取引所の口座を開設してみるのもおすすめです。

コインチェックとビットフライヤーの概要を一覧で比較

人気と知名度が高い取引所がコインチェックとビットフライヤーです。

2つの取引所について、各種手数料や取扱通貨を比較していくので参考にしてみてください。

コインチェックとビットフライヤーの各種手数料を比較

大手仮想通貨取引所であるコインチェックとビットフライヤーを利用する上で、手数料がどれくらいかかるのか把握しておくことが重要です。

入出金で利用する銀行や、入出金する金額によって手数料が異なるため、普段利用する銀行や取引の規模を想定しながら手数料を確認しましょう。

それぞれの各種手数料を表にまとめました。

コインチェック ビットフライヤー
取引手数料 無料 無料
銀行振込 無料(銀行振込手数料は自己負担) 無料(銀行振込手数料は自己負担)
コンビニ入金 3万円未満:770円
3万円~30万円:1,018円
330円/件
クイック入金 3万円未満:770円
3万円~50万円未満:1,018円
50万円以上:入金金額×0.11%+495円
住信SBIネット銀行:無料
往信SBIネット銀行以外の金融機関:330円/件
出金手数料 一律407円
※1回あたりの出金上限額は5,000万円
【三井住友銀行】
3万円未満:220円
3万円以上:440円
【三井住友銀行以外の金融機関】
3万円未満:550円
3万円以上:770円
最低取引数量 販売所:500円(0.001BTC以上)
取引所:500円以上(0.001BTC以上)
販売所:0.00000001BTC
取引所:0.001BTC

※価格はすべて税込み表示です
※2021年11月10日時点の情報です

手数料で最も違いが見られるのは入金手数料でしょう。

コインチェックでクイック入金をする場合、1回あたりの入金上限額は手数料を含めて999,999円なので、入金最高額は998,405円、手数料の最高金額は1,594円です。

同じ金額をビットフライヤーで入金しても、手数料は最高330円しかかかりません。

コンビニ入金の場合でも手数料に大きな差があるので、銀行振込しかしない方以外はビットフライヤーの方がお得です。

出金手数料は出金額によって手数料に差がありますが、三井住友銀行の口座を持っていて、かつ毎回の出金額が3万円未満の方ならビットフライヤーの方が安く済みます。

コインチェックは出金額にかかわらず手数料が一律なので、大きな利益を狙っている方はコインチェックの方がお得かもしれません。

取引手数料は2社とも無料ですが、スプレッドと言われる購入価格と売却価格の価格差が存在しています。

スプレッドは実質的な取引手数料である点を理解しておきましょう。

コインチェックとビットフライヤーの取扱仮想通貨を比較

仮想通貨取引所によって取り扱っている仮想通貨の数や種類が異なります。

2022年8月時点で両社が取り扱っている仮想通貨は、コインチェックが17種類ビットフライヤーが19種類です。

世界には6,000を超える仮想通貨があり、通貨の安全性や将来性が認められれば金融庁に登録され、国内の取引所でも取引できるようになります。

そのため今後コインチェックやビットフライヤーが取り扱う仮想通貨はさらに増えることが期待できます。

コインチェックとビットフライヤーが取り扱っている仮想通貨は以下の表を参考にしてください。

コインチェック(17種類) ビットフライヤー(19種類)
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)※
リスク(LSK)
リップル(XRP)
ネム(XEM)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
ステラルーメン(XLM)
クアンタム(QTUM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
アイオーエスティー(IOST)
エンジンコイン(ENJ)
オーエムジー(OMG)
パレットトークン(PLT)
ザ・サンドボックス(SAND)
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
リスク(LSK)
リップル(XRP)
ネム(XEM)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
ステラルーメン(XLM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
イーサリアムクラシック(ETC)
テゾス(XTZ)
ポルカドット(DOT)
チェーンリンク(LINK)
シンボル(XYM)
ポリゴン(MATIC)
メイカー(MKR)
ジパングコイン(ZPG)
フレア(FLR)

※コインチェックではイーサクラシック(ETC)の購入・売却を販売所では一時停止しています。取引所では売買可能です。

それぞれの購入できる仮想通貨の種類を把握した上で、どちらの取引所が良いのか検討してみましょう。

コインチェックの特徴とメリットとは?

コインチェックの公式キャプチャ

コインチェックは仮想通貨の取扱種類が国内最多で、アプリのダウンロード数も国内1位です。

またCoincheck NFT(β版)では、NFTトレカやNFTゲーム内で使用するアイテムなどを購入できます。

いろんな種類の仮想通貨を取引したい方や、NFTに興味のある方はコインチェックがおすすめです。

コインチェックの特徴やメリット、デメリットをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • 初めて仮想通貨の取引をする人にも使いやすい
  • アルトコインをたくさん取り扱っている
  • 積立やレンディングにも対応している

コインチェックは初めて仮想通貨の取引をする人にも使いやすい

初めて仮想通貨の取引をする方は、取引画面が専門的で操作が難しいと困ってしまうかもしれません。

コインチェックは取引初心者の方でも簡単に取引できるように、サイトやアプリがシンプルで直感的な操作ができる仕様になっています。

実績としてもコインチェックのアプリはダウンロード数1位(2019年1月~12月)を誇っているので、安心して仮想通貨の取引が行えるでしょう。

コインチェックはアルトコインもたくさん取り扱っている

アルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨のことを指します。様々な取引に対して有効な仮想通貨であるため、ビジネスなどで活躍が期待できるのが特徴です。

コインチェックでは、そんなアルトコインを多数取り扱っています

コインチェックは積立やレンディングにも対応している

コインチェックでは長期的な運用で利益が得られる、「積立」や「レンディング」のサービスが提供されています。

積立は月々1万円から投資できるサービスで、事前に設定しておけば自動で入金・購入を行ってくれるのが特徴です。

レンディングは利用者が持っている仮想通貨をコインチェックに貸し出すシステムとなっています。貸し出しの期間が満了すれば、貸し出した仮想通貨プラス利用料が取得できるのでお得です。

年率は最大で5%となっているため、長期的な取引であるほど利益が得られるサービスになります。

NFTトレカやNFTゲーム内で使用するアイテムなどを購入できる

コインチェックには、仮想通貨とは別でNFTトレカやNFTゲームで使用するアイテムなどを購入できる「CoincheckNFT(β版)」があります。

Sorareで使えるサッカー選手や人気アイドルのNFTトレカ、The Sandboxで使えるアイテムなどが購入可能です。

NFT元年といわれる2021年、NFTは今後ますます知名度と注目度が上昇するでしょう。

他の取引所にはないサービスなので、ぜひこの機会にコインチェックとNFTゲームを始めてみてください。

コインチェックにデメリットはある?

画面の使いやすさが特徴的なコインチェックですが、デメリットはあるのでしょうか。

主にデメリットと感じられる部分は、下記の通りです。

  • 販売所でしか買えないアルトコインが多く手数料が高め
  • コインチェックのレバレッジ取引は終了している
  • コインチェックのアプリには販売所しかない

具体的に、デメリットに感じる部分について解説していくので参考にしてみてください。

販売所でしか買えないアルトコインが多く手数料が高め

コインチェックの販売所では16種類の仮想通貨が購入できますが、取引所で取り扱っている仮想通貨は5種類のみです。

指値注文や成り行き注文といった、取引所形式での取引をメインで行いたい方は物足りないと感じるかもしれません。

コインチェックの取引所で取り扱っている仮想通貨は以下の通りです。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ファクトム(FCT)
  • モナコイン(MONA)
  • パレットトークン(PLT)

パレットトークン(PLT)は取引所のみでの取り扱いです。

また先ほども解説したとおり、入金方法や金額によっては手数料が高くなる点もデメリットに感じるでしょう。

コインチェックのレバレッジ取引は終了している

自己資金よりも高い金額で仮想通貨の取引が行えるレバレッジ取引は、予算が少なくても高額な利益を得る可能性があります。

コインチェックのレバレッジサービスは2020年3月で終了したため、レバレッジ取引を行いたい方には不向きです。

コインチェックのアプリには販売所しかない

コインチェックのアプリでは取引所形式の取引ができません。

ブラウザからログインすればスマートフォンでも取引所を利用できますが、板と注文画面を一緒に見れないため、不便に感じるでしょう。

ビットフライヤーの特徴とメリットとは?

国内でも大手仮想通貨取引所として人気が高いビットフライヤーは、利用者が多く安全性も高いのが特徴です。

主にビットフライヤーの特徴やメリットについては、下記の通りになります。

  • ビットコインの取引量が多く取引がスムーズにできる
  • セキュリティレベルが高い
  • 最大2倍のレバレッジ取引ができる

具体的に、ビットフラヤーの特徴やメリットについて解説していくので参考にしてみてください。

ビットコインの取引量が多く取引がスムーズにできる

ビットフライヤーは国内でのビットコインの取引量が多く、ビットコイン取引量が国内NO.1の実績を持っています。
※ Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

仮想通貨は買い手と売り手がいないと成立しないため、流動性が高いビットコインは取引がスムーズに行えるのが特徴です。

ビットフライヤーはセキュリティレベルが高い

仮想通貨取引所の中でも、ビットフライヤーのセキュリティ体制は厳重です。

一度もハッキング被害にあったことがなく、Sqreen社の調査では世界140の仮想通貨取引所においてNO.1のセキュリティレベルであると認められています。※2018年1月発表

ビットフライヤーでは最大2倍のレバレッジ取引ができる

ビットフライヤーでは自己資金に倍率をかけることで、高額な取引も可能になるレバレッジ取引が利用できます

最大2倍までなら取引できるので、うまくいけばより多くの利益を得られることもあるでしょう。

ビットフライヤーはやばいって本当?デメリットはある?

ビットフライヤーは国内でも利用者が多い取引所ですが、デメリットはあるのでしょうか。

主にビットフライヤーでデメリットに感じられる部分は、下記の通りです。

  • 取引所ではほとんどのアルトコインが取引できない
  • 仮想通貨積立はアプリからしかできない
  • 出金手数料が高い

ビットフライヤーの取引所ではほとんどのアルトコインが取引できない

ビットフライヤーは19種類の仮想通貨を取り扱っていますが、取引所形式では6種類のみ。

ビットフライヤーの取引所で取引できる仮想通貨は以下の通りです。

  • ビットコイン(BTC)
  • リップル(XRP)
  • イーサリアム(ETH)
  • ステラルーメン(XLM)
  • モナ(MONA)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)

基本的には円(JPY)との取引ですが、ビットコインキャッシュのみビットコインとの取引です。

イーサリアムは円とビットコインの両方と取引できます。

コインチェックでも取引所で取引できる仮想通貨が少ないデメリットを挙げましたが、ビットフライヤーはビットコインとも取引できるのが特徴です。

仮想通貨積立はアプリからしかできない

ビットフライヤーにも仮想通貨の積立ができる「かんたん積立」サービスがあります。

ビットフライヤーが取り扱う仮想通貨すべてが対象で、積立頻度や積立金額を自由に設定でき、無理なく仮想通貨の運用が可能です。

リスクを軽減した運用方法として人気のサービスですが、アプリからしか利用できないのが難点です。

かんたん積立をしたい方は、スマホでビットフライヤーのアプリをインストールしましょう。

金融機関や金額によっては出金手数料が高い

先ほど「コインチェックとビットフライヤーの各種手数料を比較」でも紹介しましたが、ビットフライヤーの出金手数料には幅があります。

三井住友銀行の口座を持っていない方が3万円以上出金する場合、出金手数料は770円です。

コインチェックの出金手数料は一律407円なので、300円以上の差が生じます。

三井住友銀行の口座を持っている方が3万円未満の出金をする場合の手数料は安いですが、出金額が3万円以上になるとコインチェックより高くなるので注意しましょう。

仮想通貨で儲けても、高い出金手数料が取られてしまってはもったいないです。

コインチェックはどのような人に向いている?

使いやすさが特徴のコインチェックは、どんな人におすすめできる仮想通貨取引所なのでしょうか。

向いている方の特徴としては下記の通りです。

  • 仮想通貨の取引に初めて挑戦する人
  • 取引手数料をかけずにビットコインを取引したい人
  • ビットコイン以外の仮想通貨にも投資をしたい人

仮想通貨の取引に初めて挑戦する人

コインチェックは仮想通貨の取引が初めてという方でも使いやすいよう、操作がわかりやすく設計されているのが特徴です。

アプリであれば、購入取引やチャート確認が外出先でも簡単にできるので、初心者の方でも気軽に利用できます。

取引手数料をかけずにビットコインを取引したい人

コインチェックの取引所では、ビットコインの取引には手数料がかかりません。

そのためビットコインの売買を何度も行う方にとってはメリットが大きいでしょう。

ビットコイン以外の仮想通貨にも投資をしたい人

コインチェックは取り扱っている仮想通貨の種類が多く、国内の取引所でも取り扱いの数はトップクラスです。

アルトコインの取り扱いが多いので、ビジネスや投資の役に立つでしょう。

ビットフライヤーはどのような人に向いている?

日本国内でビットコインの取引量が多いビットフライヤーは、どのような人に向いている仮想通貨取引所なのでしょうか。

主に向いている方の特徴としては、下記の通りです。

  • 仮想通貨取引所のセキュリティレベルを重視したい人
  • ビットコインを軸に仮想通貨の取引をしたい人
  • 仮想通貨のレバレッジ取引に挑戦したい人

具体的に、ビットフライヤーでの取引に向いている人の特徴を紹介していくので参考にしてみてください。

仮想通貨取引所のセキュリティレベルを重視したい人

ビットフライヤーのセキュリティは、世界的に見ても安全性が高いと評価されています。

そのため、より安全に仮想通貨の取引を行いたいという方に、ビットフライヤーでの取引がおすすめです。

ビットコインを軸に仮想通貨の取引をしたい人

日本国内でビットフライヤーは、ビットコインの取引量がNO.1という実績を持っています。

手数料も無料であるため、ビットコインの取引を主軸に考えている方におすすめです。

仮想通貨のレバレッジ取引に挑戦したい人

ビットフライヤーは最大2倍までのレバレッジ取引ができます。

少額資金でも利益を上げられるチャンスなので、うまく活用して仮想通貨の取引に挑戦したいという方は、ぜひ利用してみてください。

コインチェックとビットフライヤーに関するFAQ

コインチェックとビットフライヤーのどちらを利用すれば良いのか、色々と悩んでいる人も多いでしょう。

そんな方のために、2つの取引所に関する質問にいくつか回答していきます。

取引する上での参考にしてみてください。

コインチェックとビットフライヤー人気なのはどっち?

コインチェックとビットフライヤーは、どちらの方が人気が高いのでしょうか。

コインチェックは公式サイトでアプリの「ダウンロード数NO.1」と公表しているので、アプリのダウンロード数では、コインチェックの方が人気度があるといえます。

しかしAppStore内での評価はどちらも5段階中4.3の高評価を受けており(※2022年4月時点)、レビュー数はbitFlyerの方が約2万件多いです。

どちらも高評価を受けているので、決してbitFlyerのアプリが不人気なわけではありません。

またそれぞれにメリット・デメリットがあり、ユーザーによって向き不向きもあります。

コインチェックもビットフライヤーのアプリも無料で利用できるので、口座を開設したらぜひアプリもインストールしてみましょう。

誰でも口座開設はできる?審査基準はある?

口座開設は18歳以上で、国内在住であることが条件です。

また審査については、仮想通貨取引所それぞれに独自の基準が設けられています。

基本的に年齢条件を満たしており、本人確認書類が揃っていれば問題なく口座開設できるでしょう。

仮想通貨取引の手数料を安く抑えるにはどうすればいい?

手数料を抑えるコツとしては、スプレッド幅が大きい販売所での取引は控える方法があります。

何度も取引していると、スプレッドで損失が増える恐れがあるでしょう。

また入出金は、計画的にまとめて行う方法がおすすめです。

まとめて入出金を行えば、その分手数料を安く済ませられます。

各取引所の特徴やメリットを比較してトレードをしよう

仮想通貨取引所によっては特徴やメリットが違うため、事前に確認しておくことが大切です。

今回紹介したコインチェックとビットフライヤーも、取り扱っている仮想通貨などが異なるので、どちらが良いか吟味してから取引しましょう。

手数料などの違いもあるので、取引所を比較した上でトレードを行ってみてください。

アフィリエイト表記

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