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無添加キャットフードの人気おすすめ5選!安心なフードの選び方を解説

職に関する健康意識の高まりから、キャットフードでも無添加フードの需要が増えています。

保存性を高めるために使われている添加物や嗜好性を左右する香料ならともかく、着色料のような嗜好性にすら大きく影響しない添加物は避けたいですよね。

以前、国産の無添加キャットフードについても調べてみましたが、今回は輸入品も含めた無添加キャットフード(ドライ)の選び方と、おすすめ商品をご紹介します。

また、よく混同されがちな「無添加とオーガニックの違い」や気になっている方が多い「国産と輸入の違い」についてもまとめました。

無添加の国産キャットフードの4つの選び方

無添加の国産キャットフードを選ぶ上で、個人的に大切だとポイントを3つに絞りました。各ポイントについて、できるだけ完結に分かりやすくまとめました。

好みや飼育環境によってドライフードとウェットフードを使い分ける

キャットフードの種類 水分含有量
ドライフード 10%程度
ウェットフード 80%程度

キャットフードは水分を含む量によって種類が分かれています。(このページではドライフードについてご紹介します。)

ドライフードは水分量が少なく、ウェットフードに比べると開封後も腐敗が進みにくいという特徴があります。(出汁用の乾燥しいたけや昆布が腐りにくいのと同じ)

反対に、ウェットフードは水分量が多いので、猫が不足しがちな水分をフードと一緒に効率良く摂取できるのがメリットと言えます。

ドライ/ウェット共に無添加のフードもありますが、ウェットフードは開封してしまうと、その場で食べきるか、食べ残したものは廃棄したりする必要が出てきます。(口を付けて残したものは廃棄、口を付ける前ならラップをして冷蔵保存など)

どちらもメリット・デメリットがあるので、家庭環境や愛猫の好みによって選んで構いませんが、訓練すれば食べきるようになりますが、自然界にいる猫は小動物などを狩りながら、1日に10回程度食事をすると言われています。

犬とは違い、猫がごはんを完食せずに少しずつ食べる子が多いのは、この習性のためと考えられます。

訓練すれば決まった時間に食べきらせることもできるので、飼育環境や飼い主の都合で給餌方法やフードの種類を選ぶと良いでしょう。

必要な添加物と不要な添加物を把握する

添加物の種類 目的
ビタミンやミネラル 健康維持
酸化防止剤 脂質の酸化を防ぐ
保存料 細菌やカビの増殖を防ぐ
香料 食いつきや嗜好性を良くする
着色料 彩を良くする

ドライタイプのキャットフードには主に上記のような添加物が使われることが多いです。

一つの目安として、下の着色料から順に無添加のフードを選ぶと良いでしょう。

ウェットフードや半生タイプのフードには、また違った添加物が使われることもありますが、やはり目的としては食感を良くしたり、殺菌や色味を良くするために使われています。

パッケージや商品ページには各メーカーが「〇〇無添加」などと記載をしているので、具体的にどんな添加物が無添加なのか、飼い主であるあなた自身も把握しておきましょう。

猫の成長や健康を維持するために必要な40種類以上の栄養素が必要とされているので、ビタミンやミネラルなどの栄養素を添加するのは仕方ありません。

食材に含まれた栄養素を管理することで、栄養素も添加していないフードもありますが「総合栄養食」などの記載があるものや、FEDIAFというヨーロッパの栄養規格をクリアしているものだと安心です。

猫は食べ物の香りや食感、温度を大事にすると言われているので、着色料は最も不要な添加物と考えて良いでしょう。

好き嫌いの多い子は、香料が入っていた方が食いつきが良くなる場合もありますが、前項でも触れたように、猫は犬と違い自由に食べさせると1日に何度も少しずつ食べる「ムラ食い」や「ダラダタ食い」をします。

完食しないからといってそのフードが嫌いな訳ではないので、少しずつでも食べているなら好き嫌いを疑う必要はありません。

原材料がはっきりと分かるものを選ぶ


「国産」や「無添加」にこだわりのある人は、国産キャットフードでよく使われる「動物性油脂」や「フィッシュミール」なども避けた方が良いでしょう。

こういった原材料の不安はいくつかありますが、中でも心配なのは合成の酸化防止剤を使っている可能性があるという点です。

よく使われる抗酸化剤だとBHAやBHTは、人間の食品にも使われる添加物ですが、ラットを使った実験で発がん性や異変原性などを指摘されることがあります。

エトキシキンは日本では飼料用の抗酸化剤として認められていますが、食品添加物としては認められていません。

エトキシキンはキャットフードに直接使われることはあまりありませんが、飼料やペットフードに原材料として使われるフィッシュミール(魚粉)を輸出入する際に使われることの多い添加物です。

ペットフード安全法ではキャットフードへの使用量が「エトキシキン・BHA・BHAの合計が150ppm」(ドッグフードは75ppm)※1となっています。

また、これらの添加物を使った「動物性油脂」や「フィッシュミール」を使ってもキャットフードの原材料に表示する義務はありません。※2

原材料をチェックし、BHAやBHT、エトキシキンの表記が無くても、「動物性油脂」や「フィッシュミール」に使われていている可能性があるので、無添加にこだわりたい方は避けた方が良いでしょう。

基準値は毎日食べても健康に影響のないとされる量になっていますが、こだわったメーカーは「鶏油(ミックストコフェロールで酸化防止)」などと記載している場合もあります。

※1、参考:環境省_ペットフード安全法_基準規格等

※2、Q.15 ペットフードの原材料に含まれる添加物を表示する必要はありますか。
A.15 原材料名にはペットフードの製造に使用した添加物を記載しますが、原材料に含まれる添加物の表示は任意表示となります。例えば「かにかま」や「チーズ」などの食品をペットフードに配合する場合、「かにかま」、「チーズ」を原材料名として表示します。
「かにかま」に赤い色素が使用されている場合、色素を原材料として表示することは任意ですが、消費者からの問合せには対応できるようにしておくことが望ましいと考えられます。

目的にあうフードを選ぶ

キャットフードの種類 用途
総合栄養食 健康に問題の無い子におすすめ
おやつ/間食 食欲のない時
療養食 獣医指導の元
その他の目的食(ケアフードなど) 気になる症状がある時

キャットフードには「ドライ/ウェット」といった水分量の違い以外にも「総合栄養食」「おやつ/間食」「療法食」「その他の目的食(ケアフードなど)」があります

健康に問題の無い子におすすめなのは「総合栄養食」と書かれたフードか、FEDIAFというヨーロッパの規格をクリアし、主食として与えることができるフードです。

無添加のおやつなども探せば見つかりますが、おやつや間食などのフードは、猫の成長や健康維持を目的として作られていません。

おやつでお腹を満たしてしまうと、本来食べるべき栄養バランスのとれたフードを食べられなくなり、結果的に健康を維持できない可能性があります。

療法食は獣医指導の元、特定の病気の治療や症状を軽減する目的で与えるフードです。

その他の目的食やケアフードなどは、例えば体重を維持・管理したい子や尿路結石を患ったことがある子にあげるフードで、療法食ほどではありませんが特定の栄養素を調節してあるフードです。

尿路結石は一度患うと再発が多いので、予防的にケアフードをあげた方が良い子もいます。

また、犬とは違い室内飼いが多い猫の場合、運動での体重維持・管理が難しく、カロリーを調節してあるケアフードが適している子もいます。

国産キャットフードを3つのポイントで徹底比較!

商品名 無添加表示 原材料の詳細説明 目的
モグニャン 香料
着色料
全年齢対応
主食として給餌可能
カナガンキャットフード チキン 香料
着色料
全年齢対応
主食として給餌可能
アランズナチュラルキャットフード 香料
着色料
全年齢対応
主食として給餌可能
グランツ 保存料
着色料
香料
全年齢対応
総合栄養食
犬猫生活 合成保存料
合成香料
合成着色料
ライフステージ別
総合栄養食
ビューティープロ キャットフード 成猫用 1歳から フィッシュ味 ライフステージ別
その他目的別あり
総合栄養食
ラシーネ (LACINE) キャットフード 日本猫 着色料 ライフステージ別
その他目的別あり
総合栄養食
コンボ キャットフード ピュア まぐろ味・鶏肉・かつお節添え 着色料
香料
保存料
ライフステージ別
その他目的別あり
総合栄養食
銀のスプーン キャットフード ドライ 国産生かつおin 海の幸ブレンド シニア 15歳頃から 着色料
香料
ライフステージ別
その他目的別あり
総合栄養食
モンプチ バッグ 5種のフィッシュブレンド 合成着色料 ライフステージ別
総合栄養食
Nutro ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 室内猫用 アダルト チキン 香料
着色料
化学合成物
ライフステージ別
その他目的別あり
総合栄養食
メディファスアドバンス キャットフード グレインフリー 1歳から チキン&フィッシュ味 無着色 ライフステージ別
その他目的別あり
総合栄養食
ピュリナ ワン キャット ドライ グレインフリー1歳以上 白身魚 合成着色料
香料
ライフステージ別
その他目的別あり
総合栄養食
JPスタイル 和の究み セレクトヘルスケア 下部尿路低カルシウム 無着色 その他目的別あり
総合栄養食
Nutro ニュートロ シュプレモ 子猫用 チキン&サーモン 香料
着色料
化学合成物
ライフステージ別
その他目的別あり
総合栄養食

Amazonで「キャットフード 無添加」で検索して見つかったフード15種類を、選び方で紹介した項目で比較しました。

比較結果を元に、無添加でおすすめのキャットフードを5つご紹介します。

国産&無添加キャットフードのおすすめ5選

おすすめキャットフードを決めた基準

「無添加表示」「原材料の質についての詳細説明」に加えて、「1日あたりの費用」も考慮しました。「1日あたりの費用は」体重4kgの成猫にメーカーの給餌量通りにあげた場合の金額になっています。価格は全て税別表示になっています。

カナガンキャットフード チキン

項目 詳細
無添加の表記 香料・着色料不使用
原材料についての説明 ヒューマングレードの食品工場から仕入れた肉・魚を使用
乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用
目的 全年齢に対応
主食として給餌可能
目的別フードあり
ウェットフードあり
内容量 1.5kg
価格(税込)
  • 通常:5,038円
  • 最安値:4,030円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約167円
  • 最安値:約134円

カナガンキャットフードに使われるチキン生肉や生サーモンは、ヒューマングレードの食品工場で加工された、人間が食べらられるほど新鮮なものを使用しています。

原産国はイギリスなので、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合) の栄養基準を満たしていて、全年齢・ライフステージに対応した主食としてあげられるフードです。

穀物を使わないグレインフリーレシピが特徴で、原材料の60%以上にお肉・お魚を使った贅沢なフードです。

以前はチキン味のみでしたが、現在はサーモン味や目的別のフード(カナガンデンタル)も増えました。

サーモンの方が100gあたりのエネルギー量が低いので、体型を維持したい子はサーモンを選んでも良いでしょう。

アランズナチュラルキャットフード

項目 詳細
無添加の表記 香料・着色料不使用
フード生産時に人工添加物不使用
原材料についての説明 土壌成分まで分析した野菜類を使用
目的 全年齢に対応
主食として給餌可能
内容量 1.5kg
価格(税込)
  • 通常:5,456円
  • 最安値:4,364円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約181円
  • 最安値:約145円

アランズナチュラルキャットフードは、香料・着色料無添加に加えて、フード生産時に人工添加物を一切使用せずに作られています。

穀物を使わないグレインフリーレシピで、全体の70%にお肉を使用しています。

野菜や果物がもつ栄養価を管理することで、ビタミンやミネラルを加えることなく、作られているので添加物をできる限り避けたい方におすすめです。

原材料は厳選した10種類のみを使用しているので、食物アレルギーが気になる子にもおすすめです。

ビタミンやミネラルを加える製法に比べると、手間がかかるので値段が高くなっています。定期コースなどの割引があると嬉しいですね。

グランツ チキン&サーモン 全年齢用

項目 詳細
無添加の表記 保存料・香料・着色料不使用
原材料についての説明 ケージフリーで育てた鶏・鴨を使用
原材料のうちいくつかは、人間用の食品加工工場から直接工場へ納品
内容量 500g
目的 全年齢に対応
総合栄養食
価格(税込)
  • 通常:2,000円
  • 最安値:1,600円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約250円
  • 最安値:約200円

グランツキャットフード安心は保存料・香料・着色料不使用で作られたキャットフードです。

また、グランツに使われる鶏や鴨肉は、ケージではなく鳥たちが自由に動けるケージフリーで飼育されたお肉を使用しています。

お肉は人間用の食品工場で食肉部分が取り除かれ、残りの部分を冷蔵や冷凍で工場に納入され、製造に使われるので鮮度は人間のお肉と同等です。

野菜や果物については記載がありませんが、原材料にこだわったメーカーであることが分かります。

AAFCO(米国飼料検査官協会)とFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)両方の基準を満たしているので、全年齢・ライフステージにあげられる総合栄養食です。

たんぱく質が40%以上と超高たんぱくなので、切り替えは十分期間をとってゆっくりと変えてあげましょう。

グランツは初回が送料無料&980円でメインの1袋と他の味のサンプル2袋が貰えるので、変色や好き嫌いの多い子も試しやすいのが嬉しいですね。

犬猫生活 キャットフード

項目 詳細
無添加の表記 着色料・保存料・香料不使用
原材料についての説明 金沢港直送の朝どれ魚使用
目的 ライフステージ別
総合栄養食
内容量 750g
価格(税込)
  • 通常:6,908円
  • 最安値:5,258円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約276円
  • 最安値:約210円

犬猫生活キャットフードは国産のキャットフードです。

着色料・保存料・香料の他、ホームページ上では調味料や防腐剤・防カビ剤なども不使用と記載があります。

とは言え、防腐剤や防カビ剤はあまり使われません。原材料がどのように作られたかまではは記載がありませんが、原材料の産地を公表してくれているのは安心できるポイントです。

金沢港の近くに製造工場があるようで、魚は金沢港直送の朝どれ魚を使っているそうですが、他の食材については特に記載が見られませんでした。

初回は送料無料&税込み980円で160gが2袋試せます。

モグニャン

項目 詳細
無添加の表記 着色料・香料不使用
原材料についての説明 ヒューマングレードの食品工場から仕入れた魚を使用
乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用
目的 全年齢に対応
主食として給餌可能
内容量 1.5kg
価格(税込)
  • 通常:5,038円
  • 最安値:4,030円
1日あたりの費用(税込)
  • 通常:約167円
  • 最安値:約134円

モグニャンキャットフードは香料・着色料・穀物不使用のイギリス産キャットフードです。

ベースとなるのはヒューマングレードの食品工場から仕入れた白身魚で、全体の65%に魚が使われています。(乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用)

お魚ベースということもあり、カナガンに比べると100gあたりのエネルギーが控えめになっているのも嬉しいポイントです。

全年齢の猫に主食としてあげられるフードですが、味のバリエーションやライフステージ別の商品展開はありません。

今なら初回は50%オフの半額でたっぷり1.5kg試せるので、まだ試したことのない子は一度試してみると良いでしょう。

無添加キャットフードでカナガン キャットフードをおすすめする理由

※2021年6月頃からパッケージデザインがリニューアルされました。

  • 香料・着色料不使用
  • 香料不使用でも嗜好性アンケートの結果が良い
  • FEDIAFの栄養基準を満たしているので全年齢の猫に主食として毎日あげられる
  • チキン味とサーモン味がある
  • 香料・着色料不使用のウェットフードもある
  • 香料・着色料不使用の目的別フードもある

 

    カナガンキャットフードは香料・着色料不使用で作られた、グレインフリー(穀物不使用)レシピのフードです。

    香料は食いつきを左右する添加物ではありますが、カナガンキャットフード チキンは自社でアンケートを行っていて、その結果をHP上で公開しています。

    FEDIAFというヨーロッパの基準を満たしたフードなので、主食として全年齢の猫に毎日あげられます。

    チキン生肉や生サーモンは、ヒューマングレードの食品工場で加工された、人間が食べられるほど新鮮なものを使用しています。(※乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用)

    チキンベースと魚ベースの2種類があり、ウェットフードや目的別のフードもあるので、飼育環境や好みによって使い分けることもできます。

     

    今なら初回は半額で1袋お試しできるので、まだ試したことのない方は一度試してみてはどうでしょうか。

    \今なら初回限定で1袋50%オフ/

    カナガンキャットフードの公式HPを見る

    キャットフードの「無添加」と「オーガニック」の違いは?

    食品の安全は、3つの危害要因(異物などの物理的危害、菌類などの生物的危害、農薬や重金属等による化学的危害)が一定以下に抑えられているときに実現します。
    このうち、物理的危害と生物的危害は、食品衛生法の下ですべての食品の安全性が担保されており、オーガニックが特別すぐれているわけではありません。しかし、化学的危害リスクは明確に異なります。

    オーガニックは、田畑で使う資材をはじめ、加工食品の添加物についても、可能な限り化学的なものを排除していますから、化学的危害リスクは一般の食品に比べて極めて低くなっているのです。

    引用:特定非営利活動法人 日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会

    「無添加」と「オーガニック」にはいくつか違いがあります。

    より安心安全という意味ではオーガニックの方が優れていると言えますし、探せばオーガニック認証を受けたキャットフードもあります。

    「必要な添加物と不要な添加物を把握する」でも解説したように、健康維持や品質保持のために使われている添加物もあるので、フードの価格や入手性などを考慮して決めると良いでしょう。

    「無添加」とは特定の添加物を使わずに作られたフードに使われる言葉で、パッケージなどに「着色料無添加」と書かれていれば、言葉の意味通り着色料を使わずに作られていることが分かります。

    「オーガニック」は農薬や化学薬品・肥料を使わずに栽培や製造された原材料や、それを使って作られたフードのことを言います。

    「無添加」はメーカーが製造時に使っていない添加物を独自に表記が可能なのに対して、オーガニックを表記するためには国や認証機関の承認が必要です。

    「選び方」でも紹介したように、猫には健康を維持するために必要な栄養素が40種類以上あります。

    キャットフードに使う原材料は産地や取れる時期によって、原材料がもつ栄養素が上下します。

    そのため、栄養基準を満たすためにフードを製造する過程で、ビタミンやミネラルをサプリメントという形で加えます。

    100%無添加と書かれたフードの場合、ビタミンやミネラルも加えていないことになるので「総合栄養食」の基準を満たしていない商品もあります。

    オーガニック認証を受けたフードの場合は認証を受けた機関によりますが、オーガニック認証を受けたビタミンやミネラルを加えている商品や、ビタミンやミネラルを加えていない商品があります。

    無添加のフードを選ぶなら、着色料や(なんでもよく食べてくれる子なら)香料など、避けられるものから不使用なフードを選ぶと良いでしょう。

    無添加キャットフードは「国産」と「輸入」でどちらが安心安全?


    ペットフードに関しては食品とは違い、国産だから衛生的で安心安全とは言えません。

    日本で「総合栄養食」と表示するには、AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)の栄養基準を満たさなければいけません。

    裏を返せば、日本には猫が必要とする栄養バランスなどを研究する十分な機関がなく、他国の基準を採用しているということになります。

    衛生面も海外(特にヨーロッパ)の方が優れていて、海外はペットに対する意識が高く、動物愛護やペットフードに対する法律なども厳しく決められています。

    例えば、ドイツではペットフードも人間が食べられる原材料を使わなければいけない法律があります。(規則 178/2002/EC)

    また、ヨーロッパでは添加物だけでなく、原材料が育った土地や使った農薬などもチェックしています。

    最近はヒューマングレードの材料を使った国産キャットフードも出てきましたが、海外のフードと比べるとまだまだ割高なフードが多いのが現状です。

    日本でもペットフードへの関心が高まりつつありますが、栄養学や衛生基準は海外の後を追っている状況なので、輸入フードの方が安心安全と言われています。

    総合栄養食とは

    犬や猫が必要とする栄養基準を満たした、「毎日の主要な食事」として与えるためのフードです。新鮮な水と一緒に与えるだけで、それぞれの成長段階における健康を維持することができるように、理想的な栄養素がバランスよく調製されています。

    おすすめの無添加キャットフードと選び方まとめ

    ここでは無添加キャットフードを探すために、15商品を比較しおすすめの無添加キャットフードを5つご紹介しました。

    また、よく混同されがちな「無添加とオーガニックの違い」や「国産と輸入フードの違い」についてもまとめました。

    キャットフードに使われている添加物は、かなり安全マージンをとっていて、毎日摂取しても健康被害のない使用量が決められています。

    とは言え、健康維持や品質保持に不要な添加物は避けたいですよね。

    ぜひこのページを参考に、飼育環境や愛猫の好みにあった無添加フードを選んでみてください。

    ◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。
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