NTTドコモは8日、京都錦市場商店街にある京漬物店「桝俉」と、2015年1月16日までの日程で、外国人旅行者向けに外国語を使った接客が行えるソリューションの実証実験を開始した。スマートフォンやタブレットに専用ソフトを入れ、販売効率などを検証する。

同社は、外国人の接客時に、よく使う単語や文章を日本語から英語・中国語に訳したものを「文例集」を搭載し、「文例集」で対応できない場合に「はなして翻訳」の翻訳機能と連携できるソフトウェアを開発。このソフトを搭載したスマートフォンやタブレットを応対支援端末として、実証実験に使用する。

店舗で同端末を活用することで、販売効率の向上やきめ細やかな接客にどの程度寄与できるかを検証する。また、小規模店舗に導入する際に必要なソフトウェアの拡張性や使用する端末の条件等に関する検証も行う。