楽天EdyとTFペイメントサービスは17日、"おサイフケータイ"機能を搭載したスマートフォンで、電子マネー「楽天Edy」を利用できるプラットフォームを開発したと発表した。外部デバイスを使わず、スマートフォンを電子マネー決済端末として利用できるようになる。明日18日より順次運用を始める。
本サービスは、"おサイフケータイ"機能搭載スマートフォンの読み取り機能を利用した決済アプリと、クラウド型プラットフォーム「Thincacloud(シンカクラウド)」を連携させることで実現した。事業者は、楽天Edyの加盟店契約を締結し、専用アプリをスマートフォンにダウンロードすれば、スマートフォンを電子マネー決済端末にすることができる。
決済サービスは、「楽天Koboスタジアム宮城」で18日に開催される、北海道日本ハムファイターズ戦から提供を始める。運用開始当初は、バックネット裏付近でのビール購入時の利用に限られるが、2014年夏頃までに同スタジアムの全エリアに拡大させる。また、屋外イベントや運輸・宅配サービスなどの幅広い分野への普及も目指す。
(記事提供: AndroWire編集部)