山形カシオは、レジャーダイビング向けの水中小型トランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)に関する講習コースが、世界最大規模のスキューバダイビング教育機関「PADI」(Professional Association of Diving Instructors)の「ディスティンクティブ・スペシャルティ・コース」として承認されたことを発表した。

LGS-RG004

LGS-RG004

LGS-RG005BA(2個セットの普及モデル)

使用イメージ

Logoseaseは、ダイビングで使う一般的な水中マスクに装着し、レギュレーターをくわえたままで水中会話できる機器。音声の伝送には超音波、マイクとスピーカーには骨伝導を採用することで、水中での音声会話を可能とした。

今回、山形カシオは「LogoseaseダイバーズPADIディスティンクティブ・スペシャルティ・コース」を新たに策定。ダイビング中の感動や発見、安全の喚起、テクニックなどを水中で伝える方法として、資格を持つPADIのインストラクターが、Logoseaseの効果的な使い方を教える講習コースとなっている。

定額の受講料は定められていないが、参考価格(講習/申請料)は12,600円で、実習費が別途必要。概要は下表の通り。

最小インストラクター等級 Logosease ダイバーズ PADI ディスティンクティブ・スペシャルティ・インストラクター
インストラクターの前提条件 PADIオープンウォーターのインストラクター以上の資格
講習生の前提条件 PADIオープンウォーターダイバーもしくはPADIジュニアオープンダイバー
年齢制限 10歳以上
オープンウォーター割合 8:1
水深 最大水深 18m / 60ft
時間 約2時間30分
最小ダイビング本数 1本