山形カシオは、レジャーダイビング向けの水中小型トランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)に関する講習コースが、世界最大規模のスキューバダイビング教育機関「PADI」(Professional Association of Diving Instructors)の「ディスティンクティブ・スペシャルティ・コース」として承認されたことを発表した。
Logoseaseは、ダイビングで使う一般的な水中マスクに装着し、レギュレーターをくわえたままで水中会話できる機器。音声の伝送には超音波、マイクとスピーカーには骨伝導を採用することで、水中での音声会話を可能とした。
今回、山形カシオは「LogoseaseダイバーズPADIディスティンクティブ・スペシャルティ・コース」を新たに策定。ダイビング中の感動や発見、安全の喚起、テクニックなどを水中で伝える方法として、資格を持つPADIのインストラクターが、Logoseaseの効果的な使い方を教える講習コースとなっている。
定額の受講料は定められていないが、参考価格(講習/申請料)は12,600円で、実習費が別途必要。概要は下表の通り。
最小インストラクター等級 | Logosease ダイバーズ PADI ディスティンクティブ・スペシャルティ・インストラクター |
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インストラクターの前提条件 | PADIオープンウォーターのインストラクター以上の資格 |
講習生の前提条件 | PADIオープンウォーターダイバーもしくはPADIジュニアオープンダイバー |
年齢制限 | 10歳以上 |
オープンウォーター割合 | 8:1 |
水深 | 最大水深 18m / 60ft |
時間 | 約2時間30分 |
最小ダイビング本数 | 1本 |