ブランド総合研究所は30日、NTTドコモ/KDDI(au)/ソフトバンクモバイルのiPhone 5sを用いた「パケ詰まり調査」の結果を公表した。山手線6駅の駅構内ホームで「パケ詰まり率」を計測した結果、最もパケ詰まりが起きないのはKDDI(au)版iPhone 5sだった。

各キャリア別のパケ詰まり率。NTTドコモが16.8%、KDDI(au)が2.4%、ソフトバンクモバイルが3.9%と、KDDI(au)が最もパケ詰まりが起きなかった

今回の調査では、各キャリアのiPhone 5sを用いてYahoo!Japanのトップページが表示されるまでの速度を計測。表示に15秒以上かかる場合を「パケ詰まり」と定義した。その結果、各キャリアのパケ詰まり率はKDDI(au)が2.4%、ソフトバンクモバイルが3.9%、NTTドコモが16.8%と、KDDI(au)が最もパケ詰まりが起きなかった。

また、Yahoo!Japanのトップページが表示されるまでの平均時間を比較したところ、KDDI(au)とソフトバンクモバイルが約5.3秒と同タイムだった。一方、NTTドコモは約9.4秒で他の2キャリアと約2倍の時間差が出る結果になった。

本調査は山手線6駅(新宿/渋谷/品川/有楽町/東京/秋葉原)にて、Yahoo!Japanのトップページが表示されるまでの時間を計測したもの。調査期間は24日と25日の2日間。1駅での計測を朝/昼/夕の3回に分け、1端末につき各50回計測した(有楽町と秋葉原のみ、朝20回計測)。