日本ヒューレット・パッカードは7月29日、ノートPCのように利用可能な一台二役のAndroidタブレット「HP SlateBook10 x2」を発表した。ラインナップは計3種類で、ストレージサイズとカラーがそれぞれ異なる。最小構成モデルの同社直販サイトでの価格は50,000円前後。9月上旬に販売を開始する予定。

HP SlateBook10 x2は、10.1インチIPS液晶(1,920×1,200ドット)を搭載したタブレット端末。標準で着脱可能なキーボードドックを搭載する点が特徴で、タブレット単体として利用するほか、ノートPCのようなスタイルで利用することも可能。

HP SlateBook10 x2。本体カラーはスモークシルバー(左)とスノーホワイトの2種類

CPUはNVIDIA Tegra 4(最大1.80GHz)で、メモリは2GB。OSはAndroid 4.2(Jelly Bean)を採用する。機能面では、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetoothに対応。標準でKINGSOFT Office for Androidをプリインストールする。

バッテリ駆動時間はタブレットのみの場合が約8時間45分、キーボードドック装着時が約14時間45分。重量はタブレット単体が600g、キーボードドック装着時が1.2kg。インタフェースは、タブレット本体にマイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート×1、キーボードドックにHDMI出力端子×1、USB2.0×1、マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート×1。

カラーバリエーションはスモークシルバーとスノーホワイトの2種類。ラインナップは本体カラーがスモークシルバーでストレージが16GBの「HP SlateBook 10-h016RU x2」、本体がスモークシルバーで64GBの「HP SlateBook 10-h017RU x2」、本体がスノーホワイトで64GBの「HP SlateBook 10-h018RU x2」。同社直販サイトでの価格はHP SlateBook 10-h016RU x2が50,000円前後、HP SlateBook 10-h017RU x2とHP SlateBook 10-h018RU x2が60,000円前後。