NTTドコモは26日、同社のAndroidスマートフォン/タブレット合計18機種にAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)へのバージョンアップを提供すると発表した。7月以降、順次提供を開始。各製品のバージョンアップ開始時期や実施方法、利用可能な機能などは、同社Webサイトで順次告知するとしている。

今回明にかにされた、Android 4.0へのバージョンアップ対象機種は、発売予定の製品含む合計18機種(2012年3月26日現在)。製品名・型番は以下の通りだ。なお、「Disney Mobile on docomo F-08D」「Disney Mobile on docomo P-05D」「F-12C」「Xperia PLAY SO-01D」「Xperia ray SO-03C」「Xperia acro SO-02C」「Xperia arc SO-01C」の7機種のAndroid4.0バージョンアップについては、検討中だという。

docomo with series

  • REGZA Phone T-01D
  • AQUOS PHONE SH-01D
  • LUMIX Phone P-02D
  • PRADA phone by LG L-02D
  • MEDIAS ES N-05D
  • Xperia acro HD SO-03D

docomo NEXT series

  • GALAXY S II SC-02C
  • GALAXY S II LTE SC-03D
  • Optimus LTE L-01D
  • ARROWS X LTE F-05D
  • MEDIAS LTE N-04D
  • Xperia NX SO-02D
  • P-04D
  • AQUOS PHONE SH-06D/SH-06D NERV

ドコモ タブレット

  • GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D
  • ARROWS Tab LTE F-01D
  • GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02D
  • MEDIAS TAB N-06D

Android 4.0は、スマートフォン向けに提供されるAndroid 2.X系、タブレット向けのAndroid 3.X系の機能を統合したOS。ブラウザの機能が向上し、Webページの表示を高速化したほか、閲覧ページのコピー機能を利用して、オフラインで閲覧することが可能となった。加えて、最大16のタブを設置できるようになり、複数のwebページが容易に切り替えられるようになった。また、Googleが提供するPC向けWebブラウザChromeのAndroid版「Chrome Beta」の利用が可能となる。このほか、スライドロック中にワンタッチでカメラを起動する機能も追加される。

なお、今回のバージョンアップ対象機種で、これらAndroid 4.0の機能がすべて利用できるわけではない。利用できる機能は製品ごとに異なるという。

(記事提供: AndroWire編集部)