PSP『planetarian~ちいさなほしのゆめ』チャリティー版のパッケージイメージ

プロトタイプは、2011年5月12日に発売するプレイステーション・ポータブル向けSFデジタルノベル『planetarian~ちいさなほしのゆめ~東北地方太平洋沖地震被災地チャリティー版』による寄付総額を発表した。なお、受注本数は16,663本。

PSP『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』は、『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』など、数々の大ヒット作を手掛けたクリエイターチーム「Key」が送る本格的SFデジタルノベルで、初回生産限定品として今回発売される「東北地方太平洋沖地震被災地チャリティー版」は、プロトタイプの全収益が義援金として日本赤十字社に寄付されるというもの。一次卸のセガが特別卸率で、パッケージ内印刷物製造のジェーシーツーが版下制作費、印刷物製造費で協力したほか、プログラム制作のサイベルは、同社のロイヤリティの全額をプロトタイプ経由で日本赤十字社に寄付。プロトタイプの全収益にサイベルのロイヤリティ全額を加えた結果、11,469,977円が、日本赤十字社に義援金として寄付されることになった。

また、本作の販売により、版権元であるビジュアルアーツが得るロイヤリティ、10,945,092円も、全額がビジュアルアーツから日本赤十字社に義援金として寄付されることになり、今回リリースされるチャリティー版は、流通・製造コストを除く全額の寄付が可能となったことで、総額22,415,069円が義援金として寄付されることになった。

PSP『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』は当初イベント限定販売であったため、チャリティー版は初回生産分のみの販売となり、追加生産は行われない

デジタルノベル版の無料配信が決定

『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』は、PC用のビジュアル付きデジタルノベル「キネティックノベル」として登場して以来、PS2版、今回のPSPチャリティー版などがリリースされてきたが、「planetarian」の物語には、ほかに4つのショートストーリーがある。 そこで今回、PSPチャリティー版の発売を記念して、ビジュアルアーツのdocomo公式携帯サイト「ビジュアルアーツ★Motto」では、この4つのストーリーのデジタルノベル版が無料配信されることになった。「ゆめみ」を取り巻く過去と未来の物語を、この機会にぜひチェックしておきたい。

■作品概要
FOMAのメガアプリ対応機種にて、以下の4つのデジタルノベルを無料で楽しむことができる。

○第1話「雪圏球 (スノーグローブ)」
平和だった時代。コンパニオンロボットとして配属されたゆめみと、プラネタリウム職員たちの、なにげない幸せな日々の物語。
○第2話「エルサレム」
世界中が破壊しつくされた大戦後の世界。狙撃手マードックが遭遇した、驚異的な能力をもつ修道女との、奇妙で孤独な戦いを描く。
○第3話「星の人」
年老いた一人の男と、純粋無垢な三人の子供たちの出会い。閉ざされた村で、子供たちが老人から見せられたすてきな宝物とは?
○第4話「チルシスとアマント」
二人だけで暮らすチルシスとアマント。町の外へ出るための船を待ち望みながら。

■無料配信期間
2011年5月12日~2011年5月22日まで

■ダウンロード方法
右のQRコードより、または、iMENU→メニューリスト→ゲーム→アドベンチャー/ノベル→ビジュアルアーツ★Mottoより、「ビジュアルアーツ★Motto」にアクセスすると、特設ページよりダウンロードすることができる。

■注意事項
ダウンロードおよびノベルリーダー起動時にかかる通信費は閲覧者の負担となる。

ゲームタイトル planetarian~ちいさなほしのゆめ~
東北地方太平洋沖地震被災地チャリティー版
対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル SFデジタルノベル
発売日 2011年5月12日
価格 3,000円
CEROレーティング A (全年齢対象)
(C)2011 Key/VisualArt's/PROTOTYPE