2016年5月よりコンテンツが始動したアイドル×音楽アプリゲーム『8 beat Story♪』(エイトビートストーリー)。本アプリはアンドロイドたちによる音楽が中心となった世界で、「音の杜学園」という学園に集まった学年も性格もバラバラな8人がアンドロイドに音楽でバトルを挑む、というストーリーで展開するゲームである。
メインキャラクター8人を演じる声優は声優グループ「8/pLanet!!」(ハニープラネット)としても活動。「8/pLanet!!」は2016年9月に1stライブ、2017年3月に2ndライブを成功させ、2017年11月12日には赤坂BLITZにて3rdライブ「行くぜBLITZ! 青春の想いを込めて!」を開催するなど、精力的に活動している。
今回は、「8/pLanet!!」メンバーの桜木ひなた役の社本悠、水瀬鈴音役の吉井彩実、神楽月役の吉岡美咲にインタビュー。2ndライブについても振り返っていただきつつ、3rdライブに向けての意気込みもお話いただいた。
社本悠 (しゃもとはるか)。11月12日生まれ。愛知県出身。『8beat Story♪』で2年生の桜木ひなたを演じる(左) |
ライブではキャラクターとしてステージに立つ
――今回は『8beatStory♪』(以下エビスト)で演じているキャラクター、また「8/pLanet!!」(以下ハニプラ)の活動についておうかがいできればと思います。まずは演じているキャラクターの自己紹介から。社本さんには以前にもおうかがいしておりますが、1年経った今、改めてどういうキャラクターだと感じているか教えていただいてもよろしいでしょうか。
社本 私が演じる桜木ひなたは、明るくて好奇心旺盛な女の子ですね。「ハニプラ」のセンターを務めていますが、他のメンバーの個性が強いので、いい意味で「ちょうどいい存在」でいてほしいなと思っています。この1年でカッコイイ系など多彩な曲を歌わせていただき、様々なひなたの一面が見せられるようになってきました。これからもどんどん色々なことを吸収し、「世界一のアイドル」を目指して頑張っていきます!
――ひなたは元々アイドルが好きで、アイドルになるのを夢見ている女の子ですよね。日々努力する彼女がどう成長していくのか、楽しみです! では、続いて吉井さんが演じられているキャラクターについて教えてください。
吉井 私が演じている水瀬鈴音ちゃんはおっとり系の女の子です。大人しめの性格なので、大好きなひなたちゃんたちに引っ張ってもらうことが多いですね。あとは絶対音感であったりピアノが得意であったりなど、音楽の才能に溢れている子です。ゲーム内のストーリーでも、鈴音ちゃんが音のない世界で声も出なくなるという悪夢を見て恐怖を感じる、というエピソードがありました。それくらいに彼女にとっては音楽が大切なものなんです。
――吉井さんがおっしゃられているように普段は「音楽」への強い想いを持つ、おっとり系の女の子だと感じます。一方でライブでのコール&レスポンスなど、ちょっと意外な一面を覗かせることがある女性だなとも思います。
吉井 そうなんですよ! 意外といたずらっ子なところがあって。
社本 小悪魔。
吉井 そうね(笑)。ただ、計算してやっているわけではなく、小悪魔的な部分が自然と出ちゃっているんだと思います。そこがまた可愛い。ゲーム内の個別エピソードでもそういう一面が垣間見えるんですよ!
――今のお話をうかがったうえで、改めて個別エピソードを見てみたいと思います! 続いて吉岡さんお願いします。
吉岡 私が演じているのは神楽月(あかり)ちゃんです。うーん、二人みたいに上手く説明できないなぁ(笑)
――吉岡さんの言葉で、思いの丈を語っていただければと!
吉岡 わ、わかりました! 月ちゃんは元気いっぱいで運動が得意な女の子です。私と違ってダンスも得意なんですよね。
社本 嘘だ。
吉岡 私は得意じゃないから!
社本 ライブパフォーマンス、いつもすごいじゃん。
吉岡 うーん……個人的にはダンスが得意な部分は違うかな(笑)。でも、元気なところ、また弱い部分をあまり見せないけど裏で実は悩んでいるいるところなど、月ちゃんと重なる部分は多いなと思います。神楽月ちゃんは、私が初めていただいた役なんですよ。だから本当に人生を一緒に歩んでいる感じ。月ちゃんが成長すると私の内面も成長したなと感じることがあります。
ーー「ハニプラ」に関わる方は皆さん口をそろえてメンバーと演じるキャラクターは似ているとおっしゃられます。以前に立花理香さんと澤田美晴さんにお話をうかがったときも立花さんは「演じている声優さんはキャラクターとリンクしているところが多い」とおっしゃられていました。
社本 理事長にそんな風に言っていただけるなんて!
吉井 嬉しい。
吉岡 嬉しいです!
吉井 私、二人に出会った瞬間、「この人が月ちゃんだろうな」「あっ、ひなたちゃんだ!」と思ったんだよね。
吉岡 うそ!?
吉井 本当に! 「ハニプラ」のメンバーと出会ったとき、何となくみんな雰囲気が出ていたんだよね。
社本 でも本当にみんな似ているよね。ライブではキャラクターの髪型や髪色に寄せる子もいるからより似てくる。私たちはライブに出るときはキャラクターとしてステージに立たせていただいています。先生方にもその場にキャラクターたちがいるような感覚になってもらえたらと思っているので、似ていると言われるのは嬉しいですね。
――「ハニプラ」の「ゲームに出てくるキャラクターと、現実世界でも会える&ふれ合える」というコンセプトをまさに体現していると、ライブでいつも感じています。
吉井 ライブなどでいつも担当してくださるメイクさんがおっしゃられていたのですが、カラーもそれぞれに似合うものになっているらしいんですよ! キャラクターのイメージカラーと私たちの似合う色がピッタリみたいで。
社本 私はついついひなたのイメージカラーのものを選ぶようになった。部屋のカーテンもベッドもピンク。結果的に女の子らしい部屋になったからよかったかな(笑)。
吉岡 私はよく「月」のピアスやネックレスを選ぶようになったかも。元々月も宇宙も好きだったので、運命みたいに感じる!
吉井 あとはアクセサリーを買いに行くとそれぞれのキャラクターっぽいものを見つけるようになった。例えば、音符のものを見つけると「これ、ひなたっぽいからしゃも(社本)にあげよ」って感じに。
社本 嬉しい! 同じようなエピソードとして、以前に橘彩芽役のなっちゃん(青野菜月)が、うさぎの指輪をプレゼントしてくれたことがあって! 「これ、ひなたに絶対似合うと思って買ってきた」と言ってくれたんですよ。
吉井 小物で集めやすいものがモチーフになっている気がするので、ありがたいよね。
社本 衣装もそういうモチーフを元にして作ったくださったり、ワンポイントのアクセサリーを付けてくれたりすることがあるんです。
――そういった工夫も「ハニプラ」の活動においてはポイントになりそうです。
吉岡 そうですね。衣装は色以外にもキャラクターによって違いを付けていただけるときがあるので、注目して欲しいです!