カプコンは24日、1月26日に発売を予定している『バイオハザード7 レジデント イービル』の完成披露会を東京・品川ステラボールにて開催。イベントには日本語吹き替えを担当した声優陣をはじめ、お笑い芸人のメイプル超合金が登壇し、ソフトの発売を盛大に盛り上げた。
『バイオハザード7 レジデント イービル』は、新たなゲームエンジン"REエンジン"と、一人称視点による"アイソレートビュー"により、圧倒的な没入感を味わえるサバイバルホラーゲーム。ナンバリングタイトルとしては、前作『バイオハザード6』から約4年ぶりにリリースされ、シリーズ20周年記念作品となる。PlayStation VRや、4K、HDRといった最新のプレイ環境にも完全対応することでも話題となっている。
イベントには、本作のプロデューサー・川田将央氏と、ディレクター・中西晃史氏が登場。中西氏は「『バイオ7』のコンセプトは"恐怖"。武器を駆使して敵を倒す醍醐味や、謎解きの醍醐味をぜひ味わってほしい。本作では1発の銃弾も大事になってきます」と、本作をアピールした。
続けて、これまで明かされなかった日本語吹き替え役の声優が発表された。主人公・イーサン役を木内秀信、妻のミア役を樋口あかり、ベイカー家のジャック役を山路和弘、マーガレット役を伊沢麿紀、ルーカス役を佐藤せつじ、謎の女性・ゾイ役を小林ゆうが担当。当日は6人の声優陣もステージに登場した。
役が決まった感想について、木内は「『バイオ1』からプレイしていたので、主人公を演じることができて本当にうれしい。でも、演じていても、本当に怖かった」と振り返る。一方、難しい役どころだという樋口は「ミアは急に別人になるシーンがあり、普段使わない発声をしたので、汗だくになった。でも、終わった後のやりきった感は気持ちよかった」とアフレコ時の苦労を語った。
恐ろしいベイカー家の中でも特に強烈な個性を放つジャックを演じた山路は、「実は私はビビリなので、映像を見てまず演じられるのかなと思った」と当時の気持ちを明かし、一方の伊沢は「マーガレットは本当に大好き。新しい自分を発見できて、叫ぶシーンも多くてストレス発散にもなりました」と役どころを楽しんだ模様。
ルーカスを演じた佐藤も大の「バイオ」シリーズ好きで、昨日、再び『2』をクリアしてきたことを告白。「とにかく怖くなるように演じました」と気合いの入った様子を見せた。そして、謎の女性を演じる小林は、ネタバレになるため多くを語らなかったが「『バイオ7』に出演でき、謎の女性を演じられてうれしい」と素直な感想を述べた。
イベント後半、スペシャルゲストとして、メイプル超合金(カズレーザー、安藤なつ)が登場し、ゲームに登場するベイカー家の食卓を再現したテーブルを前にコントを披露。安藤の足をひっぱって家に連れてくるシーンを再現するも、彼女の体重の重みでなかなか進まず、会場は大爆笑。さらにカズレーザーは「私は見てのとおり、Tウイルスに感染した神取忍だ」と自己紹介し会場の笑いを誘った。
メイプル超合金の2人も『バイオ』シリーズのファンで、安藤は豆腐モードを出現させてタイムアタックを楽しんだという。また、カズレーザーは、発売前の『バイオハザード7』を実機でプレイ。ゲーム序盤を体験し「今回は一人称視点なので、没入感が凄い。そして怖い。忙しくてここ3作はプレイできていなかったが、すぐに直感的な操作ができた」と本作を絶賛した。
そのほか、本作の主題歌「Aunt Rhody」をうたうJordan Reyneのライブなどもあり、イベントは終始盛り上がりを見せて幕を閉じた。
『バイオハザード7 レジデント イービル』は、2017年1月26日発売予定。価格は、パッケージ版(PS4/Xbox ONE/PC)が7,990円(税別)、DL版(PS4/PC)が7,398円(税別)、DL版(Xbox One)が7,400円(税別)。
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