【ハウツー】

ルールを守れない息子のiPhone、へし折るべきでしょうか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

海上忍  [2016/02/15]

説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『ルールを守れない息子のiPhone、へし折るべきでしょうか?』という質問に答えます。

***

お子さんにiPhoneを買い与えたところ、ゲームやらSNSやらにハマって生活様式が変化した、学業が疎かになった、ということでしょうか? どのようなルールを設けたかは存じませんが、約束を違えたことが事実であれば主張するところは主張すべきでしょう。ただし、iPhoneをいきなり破壊するのは3つの理由で反対です。

1つめは、ある程度使用したiPhoneにはお子さんの交遊関係のみならず、写真などの思い出が詰まっているということです。ルール違反については問うべきでしょうが、物理的に破壊するとそれらのデータは取り出すことが困難になります。ハードウェアの使用は制限できるとして、データ部分を永久に取りあげる権利は保護者といえどないはずです。

2つめは、破壊が「下策」だということです。iOS 8以降のiPhoneであれば、「ファミリー共有」のもと息子さんのiPhoneを管理していることでしょうから、『iPhoneを探す(Find iPhone)』アプリで紛失モードにすればいいのです。管理権を持つ保護者以外はiPhoneをロック解除できなくなり、「反省文を提出するまで無期限ロックします」といったカスタムメッセージも表示できます。いきなりへし折るよりフェアで効果的ではないでしょうか。

3つめは、経済的効果です。この時代、携帯電話なしの生活はかなりの不便を強いられますから、破壊したところで数カ月以内にはなんらかの端末を購入する可能性大です。そのとき、激情に身をまかせた破壊行為がいかに高く付くか、身をもって知ることになるでしょう。

ところで、iPhoneを故意に破損させると、ディスプレイの表面に貼られた強化ガラスが粉々になります。破壊の状況によっては、細かい破片が部屋中に飛び散り、かなり危険です。また、フレームもそれなりの強度がありますから、後先考えずに投げつけると壁や家具が傷つきます。冷静になりましょう。

ルールを守らない子どもには、「紛失モード」で対抗しましょう

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