NTTドコモは、ソニーモバイルコミュニケーションズのフラグシップモデル「Xperia Z3 SO-01G」(以下Z3)、シャープのフラグシップモデル「AQUOS ZETA SH-01G」(以下ZETA)など、2014-2015冬春モデルとしてスマートフォン7機種を発表した。本稿では「Z3」と「ZETA」2機種のスペック面や機能面を比較し、それぞれの特長を検証したいと思う。

「Xperia Z3 SO-01G」

「AQUOS ZETA SH-01G」

ハイスペックな「Z3」

まずはOSやメモリをみてみよう。

機種名 Xperia Z3 AQUOS ZETA
発売予定時期 10月下旬(ドコモ) 11月中旬
OS Android 4.4 Android 4.4
CPU MSM8974AC クアッドコア 2.5GHz MSM8974AB クアッドコア 2.3GHz
内蔵メモリ(RAM) 3GB 2GB
ストレージ(ROM) 32GB 32GB
外部ストレージ microSDXC(128GB) microSDXC(128GB)

CPUは、「Z3」の動作周波数が2.5GHzなのに対し「ZETA」は2.3GHz。体感的にどのくらいの差がでるのかはわからないが、スペック上は「Z3」のほうが動作が早いということになる。また、内蔵メモリも「Z3」が3GBで「ZETA」が2GB。CPUやメモリを比較すると、ハイスペックなのは「Z3」のようだ。

ただし、「ZETA」もドコモの2014-2015冬春モデルの中では、平均的なスペックと言えるため、必ずしも「ZETA」が低いわけではない。どちらかというと「Z3」がハイスペックと考える方がよいだろう。