11月1日に発売されたiPad Air。最大の特徴はなんといっても従来モデルから大幅に軽く、薄くなったことだ。筆者はiPad 2を所有しているが、持ち比べてみるとその差は歴然。感覚的にはどちらかといえばiPad miniに近いとすら感じてしまう。

こうなると、積極的に外に持ち出したくなるし、外に持ち出すとなれば電車などでの移動中に使いたいと考えるのが人情というものである。実際、アップルの発表会で流れた公式のビデオでもそのような光景が流れていた。

そこで今回は、電車の中でつり革に捕まった状態で片手でiPad Airを持つ姿勢を想定し、「片手でどれくらいの時間持っていられるのか」を検証することにした。一切鍛えていない貧弱なこの腕がどれくらいもつのかやや不安ではあるが、さっそくスタートしよう。

まずはiPad Airを左サイドから持つ

とりあえず左手一本でiPad Airを持ち、検証スタート。親指を縁にかけるようにして、残りの指と手のひらで支える持ち方だ。おそらくこれが一般的な持ち方だろう。レフトハンドポピュラースタイルと名づけたい。

ここで若干の違和感を覚えた。軽くなったことで持ちやすくはなったものの、iPad 2よりもベゼルが細くなったことで、親指のかけ方が若干浅くなってしまうのだ。そのせいで前よりも少し力が入らない。iPadのタッチセンサーは非常に優秀で、端っこの誤タッチはあまり問題にならないのだが、それでも何となく気になって遠慮がちに持ってしまうのは致し方ないところだ。

何して暇潰すかなー