iPhoneにあってiPadにはないアプリといえば「電卓」。ちょっとした計算が必要な場面は多いもの、いちいちiPhoneに持ち替えるわけにもいかず、iPadに最適化されたサードパーティー製の電卓アプリを探した経験を持つユーザは少なくないことだろう。

もっとも、アプリを使わない手もある。Googleの検索エンジンは、検索語の代わりに数式を入力すると計算結果を返してくれるので、Safariを起動して「1024*768」などと入力すればいい。インターネットに接続できる状態であれば、これで単純な計算の用は足りるはずだ。

Googleは計算するだけで満足しなかったか、2013年2月頃から計算結果とともに電卓のUIを表示するようになった。ボタンをタップして計算できる、電卓そのままのインターフェイスはありがたいものだ。これを表示するには、なにか数式を入力するか、「電卓」と検索すればOKだ。Safariではなく、ホーム画面を右方向へフリックすると現れる検索フィールド(Spotlight)を利用してもかまわない。

数式と「電卓」のどちらがより速く表示できるかだが、漢字変換が発生するため「電卓」と入力するのは分が悪い。だから、できるだけシンプルかつスピーディーに入力できる数式をあらかじめ見つけておこう。利用するソフトウェアキーボードにもよるが、「1-1」や「0-1」ならすばやく入力できるはずだ。

操作手順をカンタン解説

1 Googleの「電卓」UIを表示するには、Safariで「電卓」と計算する

2 これで、電卓のUIが検索結果として表示される。使い方は電卓そのもの、もちろんiPadの画面をタップして操作できる

3 「電卓」と入力するのは少々手間なので、「0-1」など短い数式を検索したほうがスピーディーに電卓UIを表示できる

(提供:iPad iPhone Wire)