2012年12月1日より、これまで都内23区内でサービスを行なってきたセブンスポットの全国展開がスタートした。
セブンスポットは、無料会員登録を行うことでスマートフォンやタブレット、ノートパソコンから利用できるWi-Fiサービス。セブン&アイグループが提供しており、セブン-イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武、デニーズ等の店内で利用することができる。
とはいえ、いったいセブンスポットを利用することでいったいどんなメリットがあるのか、そもそもセブンスポットを利用するためにはどんな手続が必要なのか、よくわからないという人も多いだろう。
ということで今回、セブンスポットを実際に利用してみることにした。
まずはセブンスポットが提供されている対象店舗へと向かう。セブンスポットは12月1日時点で、全国のセブン-イレブン約10,300店舗、イトーヨーカドー約170店舗、そごう・西武23店舗、デニーズ等約250店舗でサービスを展開している。セブン-イレブンだけで1万店舗もあるなら余裕だと思うかもしれないが、ところがどっこい、日本全国のセブン-イレブンの総店舗数は14,579。これでもまだ全店舗を網羅しているわけではないのだ。
利用可能なセブン-イレブンには、このようなセブンスポットのロゴマークが店舗内のどこかにあるので、目印にするといい。
利用可能な店舗に到着したら、今度は手持ちのスマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどからWi-Fi機能を立ち上げる。今回はiPhoneで接続してみることにした。
iPhoneの場合は「設定」アプリから「Wi-Fi」をタップし、「オン」にする。するとその地点で飛んでいる無線LANの名前が表示されるので、その中から「7SPOT」を探してタップするのだ。間違えて違う名前をタップしても、再度「7SPOT」をタップすればOKである。
しばらく待ってチェックマークがついたら接続完了。画面左上にWi-Fi接続済みであることを示すアイコンが表示されているはずだ。
セブンスポットに接続できたら、後はブラウザを立ち上げてセブンスポット公式サイトへとアクセスしよう。
すると、こんな画面が出てくる。接続中の店舗が表示されて、一瞬見張られているのかとドキッとしたが、よく考えたら"その店舗のWi-Fi"に接続しているのだから、把握されているのは当然であった。